自作心さえあれば台所でメイクミラクル。世界中に行けちゃうんだから、というシリーズ。世界中のわりに今回は石川県金沢市です。
ハントンライスというのはオムライスみたいなやつなんですが、上にのってる卵焼きには、魚のフライがのっけてあります。エビフライをのせる場合もあるそうです。
【材料】 魚のフライ フライ用の魚（なんでもよい） 塩・胡椒 小麦粉 タマゴ パン粉 揚げ油 ケチャップご飯 暖かいご飯 ケチャップ 塩・胡椒 （炒めないで混ぜるだけ） 卵焼き 生卵 彩りよくするならトマト 油 タルタルソース（市販のを使うのが楽）
【手順】
1. 魚のフライをつくっておく。今回はカジキマグロかなんかのアラが安かったのでそれを使ったのですが、金沢の食堂では白身の魚を使ってるらしいです。白身の何がいいかとかはわからないので手に入るものを使うとよろしいかと。魚は一口大に切って、塩コショウをして、粉をはたいて、ときたまごにくぐらせて、パン粉をつけて、揚げてください。
2. ケチャップご飯を作る。正しくはフライパンで炒めるのかもしれませんが、すごく面倒くさいので混ぜるだけにします。温かいご飯に、軽く塩・胡椒をして、ケチャップを加えてよく混ぜます。お皿によそっておきましょう。
3. 卵焼きを作ります。フライパンを熱して油をひいたら、溶き卵をジューッと入れます。そのままいじらず、１の魚のフライをポンポンポンとのっけます。トマトを使う場合はざく切りにして、やはりここにポンポンポンとのっけます。そのまま少し焼いて、卵の表面がやや乾いてきたら（半熟の状態でもいいと思います）、２のケチャップご飯にのせて完成。
今回のは見た目簡単そうで強烈に面倒くさかったです。何が面倒って魚のフライを用意するのがホントに大変でした。もし家族の分を作るとしたら、卵焼きも人数分用意するわけだし、こんなことやってられるかー！！っていう感じ（笑）もとは食堂のまかないメニューだったそうなので、お店の残り物で作ってたんでしょうね。
ハントンライスは石川県金沢市のローカルフードだそうです。ハントンのハンは、ハンガリーのハンだという説がまことしやかに語られてるそうなんですが、ハンガリー料理にはこんなのないそうです。ただ、ハンガリーではマグロのことをトンと言って、ラントット・トンという揚げ物にしてたべるそうなので、そこらへんを元ネタにして誰かが考えたのかもしれないです。
わたしは金沢には一度だけ行ったことがあるのですが、そのときはハントンライスを知らず、食べずに帰ってきてしまいました。いつかまた金沢に行きたいです。ハントンライスを食べに。
以下は練習で作ってツイートしたハントンライスです。ツイートすると手順はこれだけなんですけどねー。家で作るなら、魚のフライは市販の何かで代用して、ケチャップご飯をやめて白いご飯を使えば、実質卵焼きだけなので楽そうです。
金沢のローカルフード、ハントンライス。作ってみた。フライパンに油をしいて溶き卵をジューッと入れ、魚のふらいをポンポンとのせて、皿にもったケチャップライスの上につるんと載せる。タルタルソースをかけて完成。 pic.twitter.com/rQFzpy9ush
posted at 14:38:17
