山梨静岡車の旅:3日目〜富士山本宮、都留、猿橋など

IMG_6356s 静岡と山梨をまわる車の旅3日目。今日は帰る方向で。

今朝は静岡県富士市内のネットカフェから出発。天気は曇り。この三日間、富士山の近くにいるのにまるで見えず。
posted at 08:06:10

朝食は松屋に入ってみた。やった、牛めしがプレミアムじゃない普通のやつだ!!関東・松屋のプレミアム牛めしが嫌いなんです。肉質が牛めしに合ってないと思う。もとの牛めしを食べたくて、地方へ旅行すると松屋に入っちゃう。 pic.twitter.com/SPD5INWGLx
posted at 08:37:23

 この件は過去に何度も書いていますが、関東の松屋は肉を良くして値上げもした「プレミアム牛めし」しかないんです。並盛り380円税込み。関東以外で提供されている普通の牛めしは290円税込み。わたしは松屋の並が400円だった頃から知っているので値段に不満はないのですが、プレミアムになってから肉質が好みじゃないのでほとんど食べなくなりました。プレミアムが好きって人も世の中にはいるんでしょうから別にいいですが、わたしは嫌いなんです。おかげですっかり吉野家派になりました。

富士山本宮浅間大社

浅間大社富士山本宮にお参り。 pic.twitter.com/G0UO94kVtI
posted at 10:45:57

湧玉池の美しさに心を奪われる。 pic.twitter.com/aaJ2eNIzzi
posted at 10:46:56

IMG_6304s IMG_6305 ▲狛犬。阿形さんピンチ、流鏑馬像にやられる!! #たぶん偶然です

 富士宮市にある富士山本宮浅間大社です。

 富士吉田市にも北口本宮冨士浅間神社という有名な浅間さんがあります。

 どちらも富士講で富士山に登るときに参拝する神社だそうです。富士山は大きいので、どこから来るかで登山口も変わります。そのため、参拝する神社も複数必要だったんじゃないか、という話を、以前「人穴」という富士講の聖地でガイドのおじいちゃんに聞きました。

 神様の家を比べてどうこういうのも失礼かもしれませんが、どちらかっていうと北口さんのほうが凄みがあって、山の恵みキター!という気分になるかもです。

 一方、富士山本宮は都会的。街の中にあるし、たたずまいを見ると「あれ?」と思わなくもないです。でも、こちらは湧玉池(わくたまいけ)がすごい。富士山の雪解け水が熔岩の隙間から流れてきたものだそうで、その量たるや1秒間に3.6キロリットルだそうです。これだけの湧き水が常時流れているので、池は本当に澄みきっていて、見ているだけで心が洗われるようです。

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 なお、富士吉田市の「北口本宮冨士浅間神社」をお参りした際の旅行記は>こちらをどうぞ。

またもや富士山を北回り

南アルプスが見える展望台で休憩。今日は手前の湖しか見えないけどね。 pic.twitter.com/NiHglbLKGv
posted at 11:37:37

@chinjuh 湖は本栖湖らしい。
posted at 11:39:07

富士宮からずっと道が空いて時々本当にシカが出るような山奥だったけど鳴沢まで来たら突如渋滞してすごいことに!!
posted at 11:57:38

 あちこちに「動物注意」の道標があるんですが、ホントに出るんですよ。鹿が道路に飛び出して、あっという間に駆け去ったのにはびっくりでした。

富士吉田市でお昼

今日の富士山。道の駅なるさわの裏より。 pic.twitter.com/Kzh7ZOkcIc
posted at 12:23:13

富士吉田で肉うどん食べてる。 pic.twitter.com/n3md2NjIUK
posted at 13:24:37

 この日入ってみたのは「ふじ山食堂。」という店でした。富士吉田市は肉うどんが名物で、あちこちに店があるんですが、なぜかお昼時に短時間しか開いてない店が多いんです。この日も最初は別の店に入ろうとしたんですが、到着したらもう終わってました(ちなみに13時ちょい過ぎくらい)。

 それでまだ開いている別の店を、と探したのがこの店。古民家を改造して造ったお店で、開店は今年の1月だと食べログに書いてあります。googleマップのストリートビューを見ると店の場所がまだ民家になっているので新しいのは間違いなさそう。

 吉田の肉うどんは店毎に使ってる肉が違ってるらしいんですけど、この店のは豚でした。魚の出汁が濃いスープで、この店の場合は醤油ベース。ただし、特製の味噌がついてくるので、途中で味噌味にすることも可能。わたしは味噌を入れたほうが好みでした。うどんは太く、硬めでちぢれ(というかねじれ)があり、武骨な感じです。わたしは富士山うどん 600円 を注文しました。本当にボリュームがあっておなかいっぱいです。

 なお、メニューにある「湯もりうどん」はつけ麺の一種らしいのですが、「麺とその麺を茹でた汁で作る」そうで富士講の信者にふるまったものだそうです。「透明な汁に浮かぶ白いうどんを食べ体の中も清める」とされていたとか(情報ソース:吉田のうどん店舗マップ)。

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 ちなみに、ふじ山食堂。も営業は昼だけ。11:00〜14:00(土日祝は15:00まで)。火曜定休。

◎ふじ山食堂。
http://fujiyoshida.net/spot/540
 肉は豚。お座敷席のみ。

 前にこのあたりで「玉喜亭」という店に入りましたが、こっちも美味しかったですよ。夕方16:30(土日祝18:30)まで開いてます。

◎玉喜亭
http://fujiyoshida.net/spot/130
 肉は牛。テーブルとカウンターだけだったような気がする。たたずまいが立ち食い蕎麦屋さんみたいで一瞬ひるむけど味は最高。夕方までやってる。

都留ミュージアムで縄文のビーナス的なものを

都留で縄文のビーナス的なものを見た。 あとは帰るだけ。 pic.twitter.com/hxYV9KJxvE
posted at 15:07:48

 ちかごろ縄文のビーナス的なものがマイブームです。豊饒の女神っぽいやつです。おっぱいがあったりしてあきらかに女性の像とわかり、古墳などにおさめられる際に、足や腕をわざと壊して入れてることが多いです。なんで魅かれるのかよくわからないけど、なぜか気に入っています。

 今回は高速のサービスエリアかなんかでポスターを見て寄ってみることにしました。こちらのは板状の土偶で、頭がハート型です。耳飾りをして、への字を逆さにした大きな口があります。昔のアイヌのように唇のまわりに入れ墨をしてたんじゃないかと考えられているそうです。

 大きさはどれくらいだったでしょう。ぼーっと見てしまい、よく覚えていません。それほど大きくはなかったと思いますが、手のひらに乗るほど小さくもなかった気がします。体の前側はよく見ると赤く色を塗ってあったような形跡があります。両腕が短いのは、最初からこうだったのではなく、わざと壊したのだろうと解説にありました。背中側には唐草模様のようなものが刻まれています。これもたぶん入れ墨でしょう。

 一緒にいたおともだちに「なぜわざと腕を壊すのか」「なぜ入れ墨をしてたのか」などと聞かれました。

 入れ墨は、たぶんそれが単純に美しく感じられたからでしょうし、魔除けにもなったんだと思います。今でもマオリ人などに前身に入れ墨を入れた女性がいますね。アイヌも年配の女性は口のまわりに入れ墨を入れてます。それが美しくて、かわいらしいんです。

 腕を壊してあるのは一言では説明しにくい話です。

 ひとつ言えることは、ものを産み出す女神というのは犠牲になってることが多いということ。日本神話だと、オオゲツビメという女神は尻から食べ物を産み出すことができたのですが、それを見たスサノオ神が汚らわしいと怒って女神を殺してしまいます。イザナミ女神がさまざまな良いものを産んだあと、火の神を産んで大やけどを負い、死んでしまうのも同じような系統だと思います。

 そういう伝説が世界中にあるのですが、ひょっとすると昔の人は、すばらしいものをこの世にもたらすためには、相応の犠牲が必要だと考えていたのかもしれなくて、最初は女神役の女性を本当に殺してたかもしれないんですが、やがて土偶で代用するようになったのかもしれないです。だからわざと傷つけて埋めたのかもしれません。

 まあ、本当のところは古代人に聞かないとわかりません。そこらへんの謎もふくめて魅かれるのですよねえ、縄文のビーナス的なもの。

 では恒例のiPhoneお絵描きいってみます(誰も期待してないよ!)。

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◎関連記事:豊田市内をうろうろ(愛知県)
http://www.chinjuh.mydns.jp/wp/20150330p1593
 豊田市で見た縄文のビーナス的なもの2件(例によってiPhoneお絵描きで)。

 他にも茅野市ってところでも縄文のビーナス的なものを見てるんですが、それはまだ記事にしてないのであとで書こうと思います。

猿橋

帰り途中で猿橋を見る。支柱がなく両岸からせり出す形の木造橋で猿が手をつないで渡す橋を見て考えついたとの伝説あり。 pic.twitter.com/0jAAL3XR1q
posted at 16:23:35

橋も珍しいけれど渓谷の迫力が筆舌に尽くしがたい。写真でもつたわらないので途中下車しても見るべきポイント。ポケストップもあるし。 pic.twitter.com/V4wo2Q0isF
posted at 16:25:44

ちなみに、この橋は昭和にかけかえられたもので現在も渡れます。 pic.twitter.com/QWY2lVKufU
posted at 16:28:29

 猿橋は、中央線に乗って長野方面へ行く時によく通るのですが、まだ下りたことがなかったです。猿橋の伝説も知っていて、いつか見に行こうとずっと思ってたところです。

 来てみてびっくり。これは、他の予定を切り上げてでも見るべき場所でした。とにかく景色がすごい。橋がかかる川は両側が高い崖です。まるで水墨画か何かを見てるようなすごい風景なんですが、この感じは写真じゃ出ないんですよ。行かない迫力が伝わらない。秋の紅葉のころが素晴らしいって話なんですけど、いや、夏もいいですよ。たぶん年がら年中すばらしいんじゃないかと思います。完全に気に入りました。次に電車でここを通ったら時間を作って途中下車します。

 肝心の猿橋もなんかすごい。この橋自体は昭和にかけかえたものです。パッと見ると完全に木造橋に見えますが、ウィキペディア情報によるとH鋼(鉄筋の建物に使うやつ)を芯にして、まわりに木を貼ったものだそうです。

 部材は近代のものだし、崖をコンクリで固めたりしているそうですが、寛永四年の猿橋が復元されています。どこまで江戸時代のやり方を踏襲してるのか気になるところではありますが、見た目は本当に昔の橋みたい。

 こういった峡谷にかける橋は、たいてい吊り橋になっているのですが、猿橋は崖からせり出すように作られた橋で、どこからも吊られておらず、橋脚もありません。川ははるか下を流れており、大水が出ても流されることがありません。

 伝説によれば、推古天皇の時代に百済人の志羅呼(しらこ)という人が、猿が手をつなぎあって谷を渡るのを見て橋脚のない橋の工法を思い付いたと言われています。しかし、橋を架ける工事は想像以上に大変な作業で、志羅呼は妻とともに人柱になるため命を絶ち、やっと橋が完成したとも言われています。

 はたして猿は手をつないで谷を渡ったりするでしょうか。少なくともニホンザルはしそうもないですけど、インドの『ラーマーヤナ』という物語には、ラーマ王子をランカー島に渡すために、猿が集まって橋をかける話があるので、猿と橋には何か結びつく点があるのかもしれないです。

 そうそう、公衆便所の裏に「猿覚善大神御縁起」という石碑がありました(なんでこんなところに…)。それによると、日蓮聖人が身延山へ行く途中、このあたりで北条氏の追っ手に襲われそうになったのですが、金毛の大猿と、数百の白猿が現れて、峡谷に橋をかけて聖人を向こう岸に渡して救ったと書いてありました。まるでラーマーヤナの話みたいですね。ただ、この石碑は個人で建てたものらしく、地元でどのくらい受け入れられている話なのかはちょっとわかりません。「日蓮主義者・神道仏法之行者・源の朝臣 関根覚善」と署名があり、建立者の名前も刻まれていました。日蓮が白い猿に助けられる伝説は、鎌倉や逗子などにいくつかあるようです。柴又帝釈天(日蓮宗)の縁日が庚申(かのえさる)の日なのも、日蓮さんと猿の縁によるものなのかも。

猿橋から見下ろせる橋は水道橋で発電所に大量の水を運んでいる。滝のような音がする。 pic.twitter.com/okWAf5Pqbd
posted at 16:33:40

 この水の橋もすごい。大正3年に完成したもので、八ツ沢発電所まで水を運ぶための水路橋だそうです。

このあとは本当に帰りました

 カーナビが高速は混んでるというので、下の道をのろのろ走って帰りました。途中、八王子で「このあたりに都内唯一の道の駅があるっていうじゃないか」という話になり、ちょっとのつもりで行ってみたら、けっこう遠回りになったりしましたが、その日のうちに家には帰り着きました(笑)
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珍獣ららむ〜 の紹介

特技はおりがみとお蚕の飼育と世の中の役にたたないこと全般です。養蚕が普通の仕事だったらニートでヒキコモリの体質から脱出できそうな悪寒がします。DQ10はほぼ引退しました…だってストーリーが完全にソロゲーなんだもの。/ちなみにわたしが珍獣を名乗っているのは1999年からで、イモトよりも古いです。ワンピースは知らん。イモトですねって聞かれるとあっちがマネだと答えたくなる。 twitter などでは chinjuh です。

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