先日は「青い虹ってなんだろう？」というタイトルで薄明光線と反薄明光線は表裏一体で同じものだよねって話をしました。下手くそなイラスト付きで！ 実際見るとどういう感じなのか動画で撮影できないかと思っていたところ、今日の日没時にばっちり撮影に成功しましたよ。
◎青い虹ってなんだろう？
http://www.chinjuh.mydns.jp/wp/20150722p2372
まずはこっちの記事を読んでくださいね。
2カ所で撮影しました。2カ所で撮影したのを繋げて1個の動画にしてあります。最初のは金町駅前にて、18:30ごろ。後半は20分後に水元某所にて。どちらも葛飾区内です。撮影機材は iPhone5 のカメラ。薄明光線と反薄明光線が繋がってることがわかるでしょうか？
▲反薄明光線です（つまりこっちが東側）。光と影の筋が集束しているのがわかるでしょうか。
▲頭の上近くでは平行線っぽく見えます。
▲さらに西へ光をたどる。一カ所光る点がありますが、単なるゴミです。街灯の光がレンズに反射したかなんかだと思います。
▲これが西側。あの雲の向こうに夕日があります。夕日から光と影の筋が放射状に広がっています。
この通り、太陽から放射状に広がる光線は、空を横断して太陽と真逆の方向で集束します。でもこれ、そういうものだって予め知っていないと、西と東でつながってることに気付かないことが多いです。都会では空が建物に切り取られるので一カ所しか見ないですからねー。地平線が見えるような場所だとわかりやすいんでしょうけど。
また、世間で「青い虹」と呼んでるものが、光線を雲などがさえぎることでできる「影」だってことも、この動画でわかるんじゃないかなあと思います。
