鍾乳洞を見て、福来記念山本資料館を見て、なぜか富山にたどり着いちゃう話

IMG_0887s 旅行記です。最近旅行記ばっかりで文字ネタもやってないし、更新頻度が落ちててすみません。ん、まあ、うちなんか別に期待されてないと思うのでどうでもいいか、あっはっは。松本で一泊したあと、安房峠を越えて岐阜県高山市へ向かいました。高山市内で前回見そびれたところをまわってから白川郷へ抜けようとしたのですが…???

 飛騨高山は春の青春18きっぷでまわったばかりなんですが、駅から離れた場所へは行けませんでした。今回は移動がともだちの車だし、松本からだと安房峠ってところを越えれば高山まで2時間もあれば余裕で着くらしいので、回ってもらうことにしました。

 安房峠は有料道路でトンネルを越えるルートと、無料の道をくねくね行くルートがあるらしいです。面白いから無料のくねくね道を行こうって話していたのですが、おっとどっこい冬季閉鎖中でした。旅行日は5月5日。こんな時期まで冬季なんですね。そういえばやけに空気が薄くて耳がぼわんとしてる。ここいらへん(安房峠のあたり)って標高何メートルあるんだろうと思ったら、峠の一番高いところは1780メートルあると聞いて鼻血吹きそうでした。だって榛名湖よりも、赤城山の大沼よりも上ってことですよ? え、そんなローカルなこと言われても通じない? とにかく、めったに経験しない空気の薄さだってこと。すごいな、ここいらの山!! そういえば行く先も「高山」だしね。こりゃ確かに5月でも冬のうちかー。

 峠を越えてどんどん降りていくと、途中に「飛騨大鍾乳洞&大橋コレクション館」というのがあったので入ってみることにしました。駐車場は無料。見学料は大人1000円(6月から1100円になるそうです)。

 なんでも、この鍾乳洞は、地元の事業家で大橋外吉さんが、趣味で岩石の採集をしている時に発見したそうです。1965年というから昭和40年? なんだか昭和って夢のある時代でしたよね。趣味の山歩きでどえらい鍾乳洞を発見できちゃったりさ。それを私財で整備して観光地化するには、大金持ちでなきゃいけないので、誰でもできることじゃあないけれど、でもまだ身近にそういう発見があった時代なんだものね。 IMG_0854s ▲飛騨台鍾乳洞&大橋コレクション入り口。このでっかい釜はイベント用に使われてた大鍋で、老朽化して使えなくなったのでここに展示されてるそうです。日本一宿儺鍋(にっぽんいちすくななべ)と書いてあります。

 このあたりは両面宿儺(りょうめんすくな)伝説のあるところです。日本書紀に出てくる両面宿儺は二人の大男が背中あわせにくっついたような姿で、前にも後ろにも顔があって、四本の手で二張の弓をあやつる怪人です。略奪をはたらき民を苦しめるので、仁徳天皇が武振熊命(たけふるくまのみこと)を遣わして退治したことになっています。

 ところが飛騨地方の伝承では話が違っていて、毒龍を退治した英雄だったり、千手観音の化身だったりします。天皇を中心とした大和の勢力が伸びてくると、それに抵抗して戦い、破れたとされていて、同じ出来事を勝った側と負けた側で別の解釈をしているのが面白いですね。

 さてさて、見学は、まず大橋さんが集めた美術品や、海外の珍しいものやなんかを展示したコレクション館からです。順路がそうなってて、料金にそこも入ってます。最初わたしも「鍾乳洞だけでいいんだけどなあ」なんて言いながら見てたんですが、これが意外と面白かった。とにかく美術品のお金持ち感が半端ないの(笑)昭和のテレビドラマとかで、大財閥の邸宅といったら、こういうものがあるだろうと思えるような、立派な壺やなんかがどっさり展示されちゃってる。

 そういうお金持ちコレクションの中に、イッカクというクジラの頭骨の標本とか、おおっと思うような珍品が展示されてるのね。

 イッカク、知ってますか? 漢字で書くと一角。この絵のような生き物です(これはわたしが昔自分で書いたもので、山海経動物記から”自分で”転載”しています)。クジラやイルカの仲間で、前歯の片方がねじれながら長く伸びて角のようになっています。角ではなくて、前歯です。雄のイッカクは水面からこの歯をつき出して、恋のライバルと歯を交差させて、自分の強さを誇るらしいですよ。それはあたかも騎士同士が剣を交えるような感じです。たぶん探せばyoutubeあたりに生きたイッカクの動画があると思うので、興味がある人は探してみるといいですよ。

 そのイッカクの頭蓋骨が、ここには2個もあるの。しかも片方は普通のイッカク(ユニコーン)で、もう片方はバイコーン(二角)でした。イッカクの角は角じゃなくて前歯だって書きましたが、前歯って2個あるでしょ。普通は片方だけ伸びてユニコーンになるんですが、たまに両方とも伸びてバイコーンになっちゃうイッカクがいるの。イッカクなのにニカクとか、もう頭こんがらがりそうですが、とにかく大橋コレクションにはそういうのがでーんと展示されてます。展示されてるのは頭の骨と長い歯だけですが、それがもう大きくて、この生き物こんなに大きかったんだって改めてビックリするような、立派な標本でした。残念ながら撮影禁止。あ、でも写真ないから文章で力説しようって気持ちになるんだし、悪くはないよね(まあ、たいてい読まないけどね、こんな長文、げらげら)。

 ほかに、岩石、化石、古代の土器、海外のナントカ族が作った木の家具とかもあった。たまに「この土器、タダのレプリカで、そこいらのお土産品よね?」みたいなのもあるので、どれがどのくらいの価値かは、ちょっとわかんないけど、見てると大橋さんの趣味っていうか、目の付け所がわかってきて「ああ、なんかこの人と一晩お酒飲んだら面白いだろうなあ」って感じになってきて、わたしはホントに面白かったです。

 さて、鍾乳洞です。ここの鍾乳洞は標高900mという高地にあって、こんな高いところで人が入れるように整備されてるのは日本でもここだけらしいです(ほんとかな?)。鍾乳石をいろんなものに見立てて、竜宮城とかローマの神殿とか、そんな名前がつけられてます。まあ、鍾乳洞にはよくあるタイプの展示です。古い観光地だと寂れ感がすごいのですが、ここはちゃんと整備してあって、LEDで今風の照明があてられて、古さと新しさが融合していい雰囲気ですね。意外に広くて探検感もあって、なかなか楽しかったです。 IMG_0861s ▲鍾乳洞の内部。なかなか美しいですよ?

IMG_0862s ▲ヘリクタイトという、折れ曲がって成長した珍しい鍾乳石。鍾乳石は石灰分をふくんだ水が滴り落ちることで、だんだん固まってできる石なので、天井からまっすぐ下へ伸びるものですが、何かの条件でこんなのもできるらしいです。

IMG_0880s ▲両面宿儺遥拝所。鍾乳洞よりも高いところに別の宿儺洞窟という別の洞窟があるらしいんですが、そこまで行けない(けっこう急な階段の上にある)人のためにここで両面宿儺をおがむことができます。中に円空仏を真似て作った両面宿儺像がありました。

◎飛騨台鍾乳洞&大橋コレクション館(公式)
http://www.syonyudo.com/index.html

 さて、どんどん次へ行かないといけません。高山の市街地は来たばっかりなのでスルーして、飛騨国府駅から数キロ離れた福来記念山本資料館ってところへ向かいました。ええ、そう、またもや福来博士ですよ。透視だ、念写だ、超能力だー!

 福来博士は明治から昭和の初期にかけて、透視と念写の研究をした心理学者です。3月に高山駅近くの福来博士記念館を見に行った話は別の記事にまとめてあるので、よかったらこっちも見てください。

◎福来博士記念館:飛騨高山に月の裏側を見に行った話 http://www.chinjuh.mydns.jp/wp/20150423p1858

 鍾乳洞から車で40分くらい、市街地からかなり離れた田園風景の美しいところに福来記念山本博物館があります。福来博士記念館(以下、記念館と略します)とは別の施設です。あとで館の人に聞いたのですが、記念館はお寺の敷地にあって(そうは見えないんですが、そういうことになってるそうです)管理をお寺にまかせていたら、心無い見学者に写真を剥がして持っていかれてしまうなど、荒らされたことがあるらしいです。それで、新しく福来記念山本博物館を作って、主要なものは全部こっちで展示してるってことでした。

IMG_0887s ▲福来記念山本資料館:近づいて写しちゃうとまわりの様子がさっぱりわからなくなってしまいますが、高山の市街地からは離れていて、まわりはほとんど農地で民家もちらほら。そんなところにありました。

車で到着してみると、建物はすぐ見つかったのですが、入り口は閉まってて、だーれもいないです。別棟が事務所のようなので、ごめんくださーいと声をかけたら、年配の職員さんが出てきて入り口をあけてくれました。入館料は大人500円。

IMG_0889s ▲施設見取り図。

 中は記念館より広いのですが、展示のほとんどはやっぱりパネルばっかりです。記念館のパネルは色あせて酷い事になってますが、こっちのはきれい。あと、福来博士が透視の実験に使った鉛の管(本物!)が展示されてます。 IMG_0999 ▲展示されていた透視実験用の鉛管。撮影は禁じられていたので記憶をもとにイラストにしました。展示されているのは実際に使われたものなので、中身を確認するためにノコギリかなにかで切って開けたあとのものです。

 この管を使ったのは御船千鶴子の実験です。福来博士のほかに、帝国大学の山川健次郎という理学博士も実験に参加していました。千鶴子は、福来博士の鉛管は透視できたけれど、なぜか山川博士のはできなかったとされています。

 わたしは以前から、なぜ山川博士のは透視できなかったのか不思議で仕方がなかったんですよねえ。透視が本物でもトリックでも、同じような形状の管ならば両方とも言い当てられなきゃおかしいんじゃないかと。でも、実際見てみると、同じような形状どころかまるで違ってた。福来博士のは四角柱で、蓋は半田づけしてあるみたいだし、これならていねいに開ければ元通りにしやすいと思うんです。でも、山川博士のは管を平たくして両端を潰してあるので、開けて戻すと元の形にはなりにくい。福来博士は鉛管を事前に渡してたようなことも聞いているので、やっぱり開けて見てたんだろうな…

 何度も言いますが、わたしは超能力も宇宙人も、実在したらいいなと本気で思っているんですよ。子供の頃にワクワクした話が、こんなあからさまなトリックだったんかと思うと、その場では口にしませんでしたが、かなーりガッカリです。やっぱ福来博士は自称能力者たちに騙されていたのかなあ。

 ただ、ここでまた新たな疑問が。マスコミ同席でやった透視実験で、千鶴子は間違えて福来博士の管を透視してるんですよ。ほんとは山川博士が作ってきたものを透視しなきゃいけなかったんです。で、間違えて透視した管をみんなで開けてみたら透視は当たってた。しかし、山川博士が「自分が用意したものにそんな文字はない」って言い始めるんですよね。これを話だけ聞いてた頃は、どちらの鉛管も同じ形をしてるもんだと思ってたんです。しかし、ここまで形が違うと、千鶴子が勘違いするなんて考えにくいし、開けてみるまで山川博士が間違いを指摘しないのも変ですよねえ? 

 まあ、思うことは多々ありますが、旅行記なので話を進めます。資料館には鉛管の他にも透視の実験に使ったお菓子の缶とか、念写のお題にした本とか、みんな実物ばかり展示されていて、話に聞いていたさまざまなアイテムの実物だと思うと感慨深く、来て良かったと思いました。

 資料館の半分は、山本健造という地元の哲学者(2007年に亡くなられています)を紹介するコーナーですが、山本氏も面白い人です。子供の頃に念力で父親の腰痛を治したり、馬を自在に操るなど体験をして、超能力の存在に気付いたそうです。念力で病気をなおします、というビラを作って街中にくばり、無償で念力治療をほどこしたこともあるとか。

 そういう人のありがちな展開だと、そのまま拝み屋さんみたいな感じになりそうなものですが、山本氏の場合はアッサリやめちゃう。全身全霊をかけて念力を送ると体力が消耗するので、こりゃあやってられんと判断。能力開発よりも、なぜそのような能力が発揮できるのかを研究しようと思い立ち、六次元弁証法というなんだかさっぱりよくわからない弁証をしたらしいんですけど、これは館の展示を見て話を聞いてみると、わりと普通でまっとうなことを難しく哲学してみただけみたいです、たぶん。

 まあとにかく、山本氏もまた超能力の研究をしてたわけです。そういった研究の中で福来博士の著作物に興味を持ち、高山駅の近くに福来博士記念館を作ったのも山本氏です。彼は歴史研究家でもあって、若い頃に土地の古老である若田氏から聞いた不思議な神話伝説をもとに、古事記・日本書紀とは違う別の日本創世神話を説いたりしています。

 なんでも、日本はウワカタ様(若田氏の祖先らしい)という神から始まり、ヒルメノムチ(天照大神の別名)もウワカタ様の血筋で、飛騨の民こそ日本を開拓し天孫をお迎えした民だっていうんです。飛騨は日抱きが語源で、日置とか日高とか全国に同語源の地名があるとか、そんなこと言ってました。天孫に国をお任せした時に、土着の神々に恨まれて、住み処を追われたのが地名の変遷から分かるなんて話も。近くにあった小さな神社のようなものは、そうやって虐げられた日抱きの民を慰霊するために山本氏が晩年建てたんだそうです。

 話の真偽はともかくとして、面白いので余分な現金を持ってたら一冊くらい著書を買ってもいいかなと思ったくらい。だってほら、神話伝説なんて何通りあったって不思議ないと思うし、どのくらい納得できるか、できないかは、読んでみないとわかんないしね?ね?

 福来博士・山本氏、どちらの展示もそれだけならすぐ見てまわれる規模なのですが、鍵をあけてくれた職員さんが話し好きで、いろんなことを話してくれました。正直いうと、福来博士関係はほとんど本で読んだことばっかりだったのですが、その手のことにあまり詳しくないおともだちも一緒だったし、何か新しい情報が聞けるかもしれないと思い、展示を見ながら二時間近くお話を聞いてしまいました(笑)

 話はいつまでも尽きない様子でしたが、お昼を食べていないので「今夜帰らなければいけないので」と、資料館を後にしました。立ち去る際に館の人が、遠くの山を指さして「あれが穂高の山で、安房峠はあの山の左のほう。東京へ帰るのなら、あそこを通るんですよ」と教えてくれました。空がどこまでも青く、穂高の山は雪をかぶっていました(うむ、これは確かに冬季閉鎖中でも不思議ないわ)。

 福来記念山本資料館は、透視や念写に思い入れのある人なら来て損はないと思います(色んな意味で)。まあ、予備知識がないと見ても意味がわからないか、大して面白いくないと思いますけど(笑)こちらの施設、今は宗教法人ってことになってるらしいですが、へんな勧誘はないです。本の出版をやっていて、見てってくださいとは言われるけれど、買わないと帰れないなんてこともないので大丈夫。

◎飛騨福来心理学研究所(公式)
http://www.fukurai.net/
 福来博士記念館と福来記念山本資料館は、両方ともこの研究所が運営しているそうです。名前がアヤシゲなのがいい感じですね(笑)

 さて、この後わたしたちは、白川郷を見てから本当に東京に帰ろうと思っていたのですが、ここからがまた偉い騒ぎでした。google地図に案内させて白川郷へ向かっていると、途中でまたもや「冬季閉鎖中」の看板が。え、この道の先が閉鎖中? とてもそんな風には見えないんですが、なんか閉鎖されてるみたいなことが書いてある。ただの看板だったら情報が古いのかとも思うけれど、電光掲示板みたいなやつにも閉鎖中と。googleをやめてyahoo!のナビアプリに変えてみたら、今走ってる道はどうやっても候補に上がってこないので、どうもほんとうに閉鎖中のようです。えええ!

 通れるのは、今走ってる道とは逆に戻らないといけないらしく、そうなると時間がかかります。なんせ予想外に長いこと資料館おおじさんに話を聞いてしまったので、今から高山駅方面に戻って出直すと、白川郷に着くころ日が暮れるんじゃないでしょうか。

 これにはかなり打ちのめされました。無理に白川郷まで行っても見る物もなく、帰りは山道がきついかもしれない。飛騨地方は山深く、ネットカフェのようなライトな宿泊施設がありません。宿に泊まりたくないわけじゃないので、安い宿があったらそれでもいいんですが、なんせゴールデンウィークなので急に探すのも難しいでしょうし、これはもうあきらめて東京に戻るか、一泊するとしても上諏訪あたりまで戻って、そこいらへんを観光して帰るべきなんじゃないかと真剣に検討するはめに。道に迷ったり、遠回りしたりは旅の常なのでむしろ楽しいくらいですが、google地図なんかに翻弄されて予定が狂うのは、かなり心に来る出来事ですぞ?

 ともだちはネットカフェくらいあるんじゃないかってしつこく言うんですが、それはわたしが春の青春18きっぷの際に、そうとう頑張って探したんですけどなかったのですよ(笑)高山市内の確実に営業していると思える自称ネットカフェは、国民宿舎のロビーにあるパソコンだし(その宿舎に泊まったことがあるので確実、笑)、検索でヒットする別のネットカフェは商業施設の中にあって、やってるとしても24時間営業ではなさそうだし、その施設の公式サイトの店舗一覧に入ってないから、たぶんもうやってない。

 わたしは完全にあきらめて、またチャンスがあったら来ればいいし、帰ろうと主張したのですが、おともだちがねばりまくって「調べてみたら富山まで行けばネットカフェがあるらしい」っていいはじめました。

 一瞬なんの話だと思ったら、下手に長野県方面に抜けるくらいなら富山県に抜けたほうが近いっていうんですよ。え、そうなの?

 地図で調べると確かにそのようです。富山県内の砺波市ってところに、アプレシオというネットカフェがあって、そこだと白川郷まで車で1時間ちょっとだっていうじゃないですか。はー、それなら悪くないかもしれない。今から無理に帰るより、明日白川郷をまわってのんびり帰ったほうが楽だし、いいんじゃないの?ってことで一路富山県へ。

 まっすぐ砺波市へ向かうと寝るには早い時間に着いちゃうので、途中、神岡ってところで道の駅に寄り道。「宙(スカイ)ドーム神岡」なんて変な名前だなあと思ったら、ここいらってカミオカンデがある神岡なんですね。 IMG_0899s ▲宙ドーム神岡は、ただの道の駅で、食堂とお土産屋さんがあります。カミオカンデがどういう施設なのか紹介する展示もあります。写真はカミオカンデの内部を再現したコーナー。

 それから富山市内に向かい、富山駅のちかくの有料の駐車場に車をとめました。マリエとかいう商業施設の駐車場だったと思います。マリエか、駅ビル(?)の「とやマルシェ」内で買い物をすると駐車料金の割引があるってことなので、そこいらへんを探検。お昼ご飯を食べていないので、とやマルシェで白海老天丼とホタルイカのお作りを食べました。 IMG_0905s ▲白海老天丼900円。とやマルシェ内の越中茶屋という店でした。

IMG_0906s ▲ホタルイカのお作り 800円。これはおともだちと分け合いました。

IMG_0913s ▲ぼっち揚げという、富山のローカルフードを作るための魚のすり身。地元では普通に食べるものなのか、すり身だけで何種類も売られていました。

IMG_0914s ▲こっちは、なんらかの魚の刺し身が昆布じめになっているもの。これも何種類も売られてる。昆布じめは東京のスーパーじゃあまり見かけないよね?

IMG_0907s
▲美しい夕暮れ

IMG_0915s ▲富山地方鉄道(地鉄)の駅。

 すっかり日も暮れたので砺波市に移動。目指すネットカフェは街道沿いにあって、街道ビジネスの拠点みたいになってましたが、賑やかなのは道沿いだけ。まわりは田んぼでアマガエルがゲロゲロ大合唱してる。空がきれいで月が見えました。水を引いたばかりの田んぼに月が映ってたりして、なんだここ、いいところじゃないか。ネットカフェじゃなくてペンションかなんかに泊まって星を見たりしたいものだ。

 というわけで、旅の二日目でした。翌日は世界遺産の白川郷を見に行くんですが、だいぶ長くなったので別の記事に。

カテゴリー: たべたもの日記, ふしぎ関連, 旅行, 車の旅, 郷土料理 タグ: , パーマリンク
avatar

珍獣ららむ〜 の紹介

特技はおりがみとお蚕の飼育と世の中の役にたたないこと全般です。養蚕が普通の仕事だったらニートでヒキコモリの体質から脱出できそうな悪寒がします。DQ10はほぼ引退しました…だってストーリーが完全にソロゲーなんだもの。/ちなみにわたしが珍獣を名乗っているのは1999年からで、イモトよりも古いです。ワンピースは知らん。イモトですねって聞かれるとあっちがマネだと答えたくなる。 twitter などでは chinjuh です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>