鷹山は上杉鷹山（うえすぎようざん）のことだと思います。米沢藩主で破産寸前だった藩を立て直した名君だと言われてます。このニンニクが伝統野菜というわけではなくて、鷹山にあやかって名前をいただいただけのようですが。
▲てんぷらにしてみた。おいしかったですよ。
安かったので（100円しなかったと思う）買ってみたのですが、特別変わったこともなく、ニンニクを発芽させたものみたいです。葉も食べられると書いてありますが、葉を食べたいならこれっぽっちじゃ足りないし、香辛料として使うなら葉はいらないので捨てられてしまいそう（それ以前に芽の出たニンニクを買わないかもしれないけれど）。
あ、でも、これ根っこも食べられるんですよ。たぶん水耕栽培なんじゃないかと思うんですが、きれいなので全部まるごとてんぷらにしたら美味しかったです。根っこも食べるっていう発想はこれまでのニンニクにない新しい発想ですね。
商品名の鷹山は、気持ちはわかるんだけどちょっとビミョーかな。伝統野菜みたいな名前なのにそうでもないわけで、名が体を表さないのはマイナスの印象になりそう。どちらかっていうとストレートに「米沢の（あるいはメーカー名でもよい）発芽にんにく」とか言って、発芽させることの意義をとなえてくれたほうが素直に納得できそうな気がします。
