旧正月なので、トンパ文字で新年のご挨拶。
2015年 未年沢山の財産を手に入れますように
健康でありますように
数字は漢数字と同じでゼロはなくて、
一の位は 1 を数分書き、
十の位は × を数分書く…というふうに表すそうです。
百の位は ＋
千の位は 米
万も億もありますが、言葉で説明できないのでここでは省略します。
数分並べる方法のほかに、
○を九つ並べて12とか、
○が三つで13みたいな書き方もあるようです。
トンパ文字は色にも意味があります。
黄色 お金 着衣 応援 若い
赤色 良い 力がある 裸 女性
青色 冷たい 厚着 男性
緑色 春（熱いと冷たいの中間だからか？）
黒色 悪い 不吉 苦い 不快
などなど。色ごとにふわっとした意味があり、
前後の文脈や、何をその色に塗るかで意味が絞られていくみたいです。
トンパ文字（東巴文字）は、中国のナシ族という少数民族が神話の記録などに使っている象形文字です。誰もがこの文字を使えるんじゃなくて、トンパと呼ばれる僧侶のような人たちが現在でも使っているそうです。
わたしはトンパ文字の正確な文法を知りませんので、この記事の絵をナシ族の人たちに見せて話が通じるかどうかはわかりません。そもそも書く人、読む人ごとに、少しずつ違う解釈ができるものだそうです。
