その「蔟」ってやつですが、養蚕農家だと区画蔟という四角い部屋がいっぱいある蔟を枠に沢山はめ込んで、天井から吊るして繭を作らせるんですが、口で説明してもたぶんイメージしにくいので、下記の記事など読んでみてください。
◎趣味の盆蚕:ずぅになるということ
http://okaiko.hatenablog.com/entry/2012/11/26/112250
これは、はてなブログってところに書き散らかして放置したわたしの別ブログです。自分のサーバのどっかにも書いてる気がするけれど、まずはてながひっかかりやがるのです。悔しいので広告でもはっとこうかしら(内容に関係があって情報として読者の役に立ちそうならばアフィリエイトOKだったっけ?)。
農家では何万頭もいっぺんに飼うので、効率的に作業するために専用の品を使うのですが、趣味で少数飼うだけならば、実はなんでもいいんです。わたしはよくトイレットペーパーの芯を使います。半分に切って、空き箱に立てたのに、糸をはきはじめたお蚕をポイポイ入れてやるだけ。お蚕が歩き回ってしまうようなら、上に紙を一枚のっけておくと落ちつきます。作るの簡単だし、いい繭ができます。
▲琉球多蚕繭という品種の繭です。黄色くて細長く、小さめです。クワコという昆虫の繭に似てる。
今飼ってる品種は
1a. 琉球多蚕繭
1b. 琉球多蚕繭
2a. 小石丸
2b. 小石丸
です。それそれの aとb は別の親から生まれた卵です。
全て同じように育てたつもりなんですが、1aがやたら早くから繭を作り始めて、現在ほとんどが繭になってます。 1bは2〜3日遅れて今やっと繭を作りはじめました。2aと2bも昨日〜今日で上蔟です。育て始めたのが6月8日くらいなので、だいたい1ヶ月間のおつきあいでした。
▲左の目状紋の濃いほうが小石丸、右の薄いのが琉球多蚕繭。目状紋は顔みたいに見える模様のことです。
▲ペーパーの芯では足りなくなったので、厚紙を組み立てて区画簇も作りました。趣味の盆蚕なので、こういうのは数にあわせて適当に工作しています。
小石丸(白い繭を作る品種です)が繭を作っている様子をタイムラプス動画にしたんですが、手持ちのアプリが無料版だと長時間撮影できず(有料版は iOS8 にしか対応してない)、どうでもいいものになってしまいました。ピントを手動であわせて固定にできないのも不満だし。
そろそろ iPhone の OS をアップデートすべきかなあとは思うんですけど、年に何回使うかわかんないタイムラプス動画用のアプリのために、今安定しててなんの不自由もないものを変える必要あんのかって思うと踏み切れないです。
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