1995年に売り出したもののまったく売れなかった黒歴史商品のリバイバルだそうです。レモングラスを使ったトムヤム味とのこと。エスニック関係は興味津々です。どうして売れなかったのかも気になるので買ってみました。
◎カップヌードル サマーヌードル | 日清食品グループ
https://www.nissin.com/jp/products/items/8078
復活! 日清の黒歴史トリオ!
今度こそ売れて欲しい、日清の”黒歴史”が復活。1995年の発売当時、”レモングラス” がレモン味と誤解されたために売れなかった「カップヌードル サマーヌードル」は、エスニックブームの今だからこそ食べて欲しい、すっきりとしたトムヤム味の商品です。
希望小売価格 180円 (税別)
内容量 (麺量) 73g (60g)
発売地域 全国
JANコード 4902105242230
荷姿 1ケース20食入
必要なお湯の目安量 310ml
公式の説明に「”レモングラス” がレモン味と誤解されたために売れなかった」とあります。確かにそういう誤解はあるかもしれないけど、そうかなあ、そういう事ともちょっと違うような。
レモングラスはイネ科の植物で、見た目ススキみたいなやつです。その葉がレモンのように香るのですが、香りだけで酸味はまったくありません。ベトナムやタイの料理でよく使われてますが、その香り自体は料理の中に埋没してて分かりにくいかもしれないです。でも、レモングラスを使うことで確かに爽やかさが出ます。
そいうことを、あらかじめ知っておかないと「レモン味」と誤解してしまう、というのは確かにあると思うんですが、それだけじゃないような気がする。だいたい、これ書いてるわたしがもう一個買おうと思わないですからね？！
わたしが気に入らなかったのはトムヤム味が中途半端なところ。確かに辛いし酸味もあってそれっぽくはしてあったけど、トムヤムクンで特に大事なコブミカンの葉があまり香らず、中途半端で美味しくないです。後年、同じ日清から出たカップヌードルのトムヤムクンは非常的美味なので、トムヤム味がいけないんじゃありません。サマーヌードルがダメなんです。
だいたいレモングラスはレモンじゃないから酸っぱくないのに、レモン汁を入れた酸っぱい料理で勝負されても「それでお前は何を言いたいんだ？」ってなもんですし、肝心の酸味も中途半端だったような気がします。
そういうわけで、不味くはないけど、二杯目はもういいかな、という感じですね。自分としては「あれ、以外と美味しい？！」って言いたかったんですけど、期待を裏切らないダメさでした。まだ売ってるかもしれないのでお試しください（ってこんな書き方して誰が買うｗ）。
