横瀬町の緑茶品種で作った紅茶

DSCF0622bs 秩父の芦ケ久保(横瀬町)ってところで買った紅茶。緑茶にする品種を使って紅茶のやり方でお茶にしたものだとか。

DSCF0622bs ▲横瀬町(埼玉県、秩父地方)で買った紅茶。緑茶にする品種で作った紅茶です。

 ええと、よく「紅茶も緑茶も同じ茶の木からできる」と言う人がいるんですが、それは半分正解で、半分ははずれです。

 チャという植物には、沢山の品種があって、地方ごとに少しずつ違った茶樹を育てています。たとえば関東でよく飲む「やぶきた」は静岡県のあるお茶農家で作っていたチャの木から、性質の良いものを選抜して定着させた品種だと聞いてます。

 紅茶だと、アッサムやダージリンなどがありますが、あれは産地の名前でもあり、その地方で伝統的に作られているチャの品種とも言えます。

 「やぶきた」も「アッサム」も、同じチャという植物ではありますが、タンニンの含有量など、性質が違います。やぶきたがアッサムになったり、アッサムがやぶきたになったりはしないというわけ。

 話がややこしい?!

 まあまあ。そういう予備知識をうすらぼんやりとでも持っていると、お茶も地方毎に特徴があって面白いってことですよ!

 で、今回買ったのは、横瀬町ってところで作っている「やぶきた」「さやまかおり」という品種で作った紅茶。これらは緑茶を作るための品種ですが、あえて紅茶にしてみたんだそうです。

 ちなみに、紅茶と緑茶の一番大きな違いは、醗酵の度合いですね。緑茶はほとんど醗酵しておらず、紅茶は深く醗酵しています。

さやまかおり ▲さやまかおりの紅茶 50gで600円だったかな。

やぶきた ▲やぶきたの紅茶 50gで500円だったと思います。

 この2種類、飲みくらべると少しずつ味が違うのですが、どちらがどんなかレビューするには、茶葉の量やお湯の温度などを一定にして比べて何度か飲まないと、はっきりこうだと言いにくいのでここでは保留させてください(笑)

 どちらも渋味が少なく、紅茶でありながら緑茶のような青い香りがします。紅茶は砂糖をいれなきゃ…という人でもストレートで楽しめそう、というか一度ストレートで飲んでみてほしいな。それから、ごく少量の蜂蜜が似合うんじゃないかなあ。今ちょうど蜂蜜をきらしてて試せないんですけどねー。

 楽天かAmazonにないか探したんですが、見つかりませんでした。わたしは「あしがくぼの氷柱」会場で購入しました。普段どこで売られてるのかちょっとわからないんですけど、興味のある人は「道の駅果樹公園あしがくぼ」あたりに問い合わせてみるといいのかも?

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珍獣ららむ〜 の紹介

特技はおりがみとお蚕の飼育と世の中の役にたたないこと全般です。養蚕が普通の仕事だったらニートでヒキコモリの体質から脱出できそうな悪寒がします。DQ10はほぼ引退しました…だってストーリーが完全にソロゲーなんだもの。/ちなみにわたしが珍獣を名乗っているのは1999年からで、イモトよりも古いです。ワンピースは知らん。イモトですねって聞かれるとあっちがマネだと答えたくなる。 twitter などでは chinjuh です。

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