新・珍獣様のいろいろ がぼちゃんねる

最近の日記

ホワイト餃子 亀有支店

公式サイト
http://www.white-gyouza.co.jp/

東京都葛飾区西亀有4-11-15
 JR亀有駅から線路近くを綾瀬駅方面に歩いてきたところ。徒歩10分くらい?駅からはちょっと離れてる気がする。バスに乗ったりするほどじゃないけど。

営業時間 12:00〜14:00 17:00〜21:00
定休日 水曜日(祝日の場合は木曜)
駐車場あり
亀有支店は店が広くて大勢入れますが、それでも食事時は待たされます。

焼餃子(10個)350円
水餃子(8個) 350円
ソフトドリンク飲み放題 200円

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ホワイト餃子(焼き餃子)350円
 中にものを詰め込んだバッグみたいにプックリふくれた焼き餃子。かなり大きいんです。中はどうなってるのかっていうと、ふくれてるのは皮だけで具は普通の餃子と同じくらいの量です。「これどうやって包んでどうやって焼くの?」と首をひねってしまう不思議な餃子。皮はパリっと焼けてていい感じですが、具はなんとなくジューシーさが足りません。でも不味いっていうのと違うんです。想像してた餃子と違う感じ。10個350円というリーズナブルな価格も○。

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裏側


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ホワイト餃子(水餃子)350円
 この店には水餃子もあって、こちらは文句なく美味しいです。水餃子も10個350円。

雙十国慶

 10月10日は10がふたつ重なるので雙十(双十)。国慶節は建国記念日のこと。10月10日は中華民国(台湾)の建国記念日です。

 1911年(干支は辛亥)の10月10日、孫文が清帝国を倒し中華民国の樹立を宣言、自ら初代総統に就任したその日にあたります。この革命は辛亥の年におこったので辛亥革命と呼ばれてます。そう言われると歴史の教科書に出てくるのでぐんと身近になるわけですが。

 その後、毛沢東によって中華人民共和国という別の国が作られて現在の中国になりました。中華民国政府は台湾に移って独立を宣言しますが、大陸中国は今でも「台湾は我が国の領土」と言って独立を認めていません。

 中華民国を作った孫文のことは大陸中国でも尊敬されていて、10月10日は辛亥革命記念日としてお祝いします。横浜や神戸の中華街では毎年10月10日に大々的なイベントをくりひろげているようです。

 …ということは知識として持ち合わせていたものの、特にねらって見にいったわけじゃなくて、たまたま横浜にいて中華街で食事でもしようと思ったら雙十節だったというわけ。中国では政治的な記念日にも獅子舞が出ます。中国のお獅子は色あざやかで、特に何色でなくてはいけないという決まりはなさそうです。お祭りともなれば町中で青や赤やピンクの獅子が見られます。お獅子の中に人間がふたり入るのは日本と同じ。獅子を家に招き入れてご祝儀を渡すのも日本と同じです。

 ご祝儀は、赤い袋に入れて、緑の葉(笹や野菜など、葉っぱならなんでもよさそうでした)と一緒に紐にくくりつけます。小さな家ならこれを天井や軒先から吊し、大きな家なら二階から下げます。獅子がご祝儀をくわえこもうとすると、上で「あげないよ」と紐を引いてじらすわけです。すると獅子が後ろ足で立って… つまり後ろ足の人が前足の人を肩車します。獅子が背伸びをしたところで、さらに「まだあげないよ」とじらします。獅子はカクカクと首をふりながらあたりをくるっと回ってからもう一度背伸び、前足の人が後ろ足の人の肩に載って立ち上がっている状態です。中国の獅子舞はアクロバティックな動きをします。

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二階から吊されたご祝儀をねらう獅子
 動きが激しいのでこんな写真しかとれないっす。

 獅子舞を見たあとは山東で水餃子を食べて、食後は薬蜜本舗で皇蜜をなめながらティータイム。

情報化社会とは一体なんなのか

 せっかく神奈川へ行ったので(前記事参照…と書きたいところだが、このブログツールには前の記事というコマンドがついていないんジャマイカ。代わりになるもののヒントは記事の一覧だ)、ついでに浦島太郎ゆかりの名所で一カ所発見できずに気になっている場所をまわることにした。曰く、横浜の子安通には浦島太郎が足を洗った井戸がある…云々。

 山下町にあるシルクセンター一階に、かながわ屋というアンテナショップがあって、ここには神奈川の観光案内をするカウンターがあったりする。そこで聞いたらパッとわかるのではないかと浅はかな考えをおこしたわたしが間違いだった。もちろん窓口の人たちは親切だったのだが、「検索してみますねー」と、パソコンに向かい…あー、それはもしかしてインターネット検索じゃないですかー。高度な情報化社会って素人が発信した情報をプロが使う世界だったのね(涙)

 で、結局「神奈川再発見」という小冊子を手渡され、ここに書いてあること以外にわかりませんと言われてしまったのですが、そもそもその冊子に載ってる写真はわたくしが写した写真で、冊子を作った人も現地には行ってないはずよ。とほほほ。というわけで、自力で探すはめに。

 京浜急行子安駅近辺の、子安通一丁目のどこかにあることは確かなので、近くにある蓮法寺という浦島太郎ゆかりのお寺に聞きに言ったら住職さんがお留守でわからず。

 子安通一丁目は広くて、車の入れないような路地がたくさんあるから闇雲に歩いてもみつかりそうもない。第一京浜沿いの古いタバコ屋さんに「浦島太郎が足を洗った井戸の跡があると聞いたのですが」と言ったら、「このあたりは漁師町だったのであちこちに井戸があって、どこだかちょっとわからないわねー」とのこと。入江川沿いでお年寄りにでも聞いたらわかるのではと言われて、川沿いで聞き込み。

 最初に出会ったご老人に「浦島太郎ゆかりの井戸は…」と聞いたら「あ、それならその道を上がっていって右にまがって下を見るとあるよ」と、なんかアッサリ教えてくれるし。

 そこは車も入れないような古い住宅街の路地で、教えられた場所に井戸はたしかにあるんだけれど、特になんの説明もない。しかし一緒に来てくれたご老人は「ここが浦島太郎の井戸で見学者もよく来る。あっちにもうひとつ井戸があるけど、あっちは違う」と強固に主張していた。

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浦島太郎の足洗い井戸
 太郎が足を洗ったと言われている井戸(たぶん)。太郎ゆかりの井戸だからっていうより防災用に残されてるんだと思う。住所はだいたい神奈川県神奈川区子安通1-184。本当に細い路地にあるので現地で人に聞いたほうがいいと思う。同じ路地沿いに井川湯というお風呂屋さんがある。風呂屋の横にも井戸があるけど「それは違う」と古老の証言。

 なお、今回もうひとつ浦島ゆかりの地をまわりそびれていることに気づいてしまった。近くの七島という土地に浦島太郎が足を洗った川が…(また足かよ)。

神奈川再発見

 「神奈川再発見」という無料配布の小冊子に、珍獣の館で用意した写真が載ったというので、横浜までもらいにいきました。

 話がややこしいのですが、こういうサイトを長く運営していると、出版社などから「画像を貸してください」という依頼メールが来ることがたまにあるわけで、そういうみなさんには有料で>画像をお貸ししているわけですね。

 テレビに一瞬チラッと映るだけとか。塾の教材用ですという依頼が多いので、なかなか「ここで使われてます」という告知をしにくいのですが、今回はその気になると誰でも見られる感じ(神奈川限定なのでそうでもないけど)のものに載ったのでお知らせ。

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神奈川再発見
 この本の最初の方に載ってる浦島太郎関連の写真がうちで用意したやつです。

詳細はここ
http://www.kanagawa-kankou.or.jp/2005akikana/pc/
 配布場所も書いてあります。シルクセンターの1Fにある「かながわ屋」というアンテナショップでもらうのが簡単だと思います。都内でも新宿駅などの大きな駅だとおいてある可能性があるらしいです。

薬蜜本舗(やくみつほんぽ)

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公式サイト
http://yakumitsu.jp/yokohama.html

横浜市中区山下町188-34
営業時間 12:00〜20:00(土日祝 11:00〜21:00)
定休日 第三火曜日(祝日場合は翌日に振り替え)
駐車場なし。中華街周辺にコインパークがいくつかあります。

 薬草の花からとった蜂蜜の専門店。その二階ティーラウンジでは好みの蜂蜜と各種のお茶のセットを楽しめます。小さなトースト付き。蜂蜜のテイスティングだけなら一階売店で無料でできます。

 ここで一度は食べてみたいのが皇蜜。貴重でかなり高価な蜜です。皇蜜は雲南省に産するシソ科の低木・野巴子の花からとった蜜です。採集すると自然に白く濁るのが特徴です。無料では味見させてくれませんが、二階ティーラウンジでお茶とセットでなら食べられます。皇蜜は乳製品のように濃厚な舌触り。遠くほのかにミントに似た香りがあります。

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皇蜜セット 1050円
 通常のセットに皇蜜がついてくるセット。皇蜜の他に苕子(しょうし)の蜜もついてました。美味しいけど蜜大杉でもてあまし気味。以前は皇蜜だけのメニューがあったらしいのですが、品薄になってきて単品で出すのはやめたそうです。

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皇蜜(野巴子蜜)
 バターみたいに見えますが蜂蜜です。雲南省に自生するマメ科の低木・野巴子(ヤハシ)からとった蜜。1F売店に野垷子(ヤハシ)という蜜もありますが、同じ植物からとったものの品質違いだそうです。

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苕子の蜜
 和名だとたぶんナヨクサフジのことだと思うのですが、雲南省産のマメ科植物の花からとった蜜だそうです。癖がなくて美味しいです。