引っ越したので下のバナーから移動してねん。
腹水を抜くと、今度は胸水がたまりやすくなったりするそうで、そんな影響もあってか咳がぜーんぜん止まらないのね。それで昨日、メジコン散100mgとかいう粉薬をもらったんだけど、コレが効かないのなんのって、仕方ないので市販薬を飲んだら朝から頭がボーっとしてます。
そんでもって卵巣腫瘍ですよ。卵巣の腫瘍は切ってみないと良性か悪性かの確定が難しいそうでございます。なので、癌の疑いが高い場合は、癌という方向で予定を立てるそうでございます。
明日また来いって昨日言われたので、今日でかけてみたのですが、こっちが何も言う前に処置室のベッドをあけてくれて「ここで寝て待っていていいですよ〜」ってな状態でした。ついでに治療方針の説明も寝たまま受けちゃった。
とにかく切らなきゃならないのは確実なんだけど、手術に耐えられる体かどうか検査しなきゃならないので、これから採血と心電図と肺機能の検査と尿検査と、胸部と腹部のレントゲンをとってきてください、その結果、手術できそうなら23日入院の25日手術で、手術が先だと体がダメそうならもっと早くに入院して抗癌剤をぶちかましましょうって感じ。
そんでもって「子宮もとります」だそうで、あらそうなの。わずらわしい生理とおさらばできるのと引き換えに更年期障害みたいな症状とコンニチワなのね。っていうか、がぼ様(猫)のタマよりも先にわたくしの子宮がなくなるのがわりと屈辱的? 少なくともわたくしは三峰さんのお札にシイコかけたりしたことないんだがなあ。
と、いうわけで、話を聞いたあとは検査部めぐりですよ。まず採血。やっぱ採血のプロは違う。
「腕見せてください。左にします」
そんでもって刺すのも一瞬。なんの痛みもない。血の止まりやすさを調べるというので小さなかみそりみたいなもので耳たぶに傷もつけるんだけれど、
「やりますよ。1、2、3」
まるで躊躇なし。ストップウォッチでタイムを計ってチャチャッと絆創膏をはって終わり。
なんという手際のよさ。なんという名人芸! でもこれ、八月だからかもね。四月とかに大学病院に通うと研修医さんたちがうろついているからイロイロとタイヘンな目に……ひひひひ。
その他の検査も滞りなく高速で終わり、ちょうどお昼時で会計だけ異常に時間がかかりました。薬は「痰を切るやつにしてくれ」って言っておいたので今日はムコソルバン錠15mgっていうのが出ました。効くのかなあ。検査の結果と入院の日取りは水曜日に出かけていって聞くことになってます。
はあ、入院の準備しないと。手術した後が長いはずなので、結局来月一杯くらい入院しちゃう予定ですよ。
抗癌剤は相性が有るみたいよね、合えば副作用もほとんど無かったりするらしい。
色々バタバタ忙しいと思うけど体力温存の方向でね。
お留守中のがぼ様が気になるね、大丈夫?
うん、がぼ野郎さんはTにあずけるから大丈夫よ。なんかあいつは男同士のほうが楽しそうなので不満はないと思われます。
抗癌剤ねー、どんな副作用が出るかはらはらドキドキなのよ。人生初のスキンヘッドだったらどうしよう、とか思ってるところ。今は咳に悩まされてる。咳をするとその瞬間腹圧が上がるからお腹が割れそうなのよ。一度薬が効いちゃうとしばらく大丈夫なんだけどねえ。
それにしても、最近のお医者さんはなんかこう、何か足りない気がするんだけど気のせいかなあ。たとえば「咳が出る」っていうと、どういう咳なのか聞こうともせずに咳止め出そうとするのよ。痰が絡むのか、空咳なのかで薬違うじゃない? どのへんでゴロゴロ言ってるか聴診器あてて聞くとか、そういうのもぜーんぜんないのね。大掛かりな検査が手軽に出来るようになったせいか、昔のお医者さんなら必ずやってた基本的なことはしなくなってるみたい。必要ないから? ほんとに必要ない??
停電のニュースばかりやってるけど近所じゃなかった?
台船のクレーンが届く高さに送電線が通ってるってのもコワイねぇ。
スキンヘッドは頭の形によってはすごく格好いいね、
でもすぐセシルカットくらいになるよ、
いずれの髪型も首が長く見える。
夏は日除けのため、冬は防寒に帽子があった方が良いかも。
医者はねぇ、町医者の質は上がってると思うけど、
大きな病院の専門医はダメダメかもしれない。
自分の出した薬の副作用を把握してなかったり、
知ってても患者に説明できてなかったりと言うのもある。
本人も周りの人間も素人だから、そこら辺良く判らないし、
そんな物かと思ってると本命の病気以外でやられたりするから、
あれ?と思うことがあったら、医者や看護師にしつこく言った方が良いよ。
停電は江戸川区と浦安の間を通ってる送電線が切れたせいみたいだね。たぶん前に住んでた家のすぐそばだと思うよ。クレーンを積んだ浚渫船なんて日常的に通ってるのに、ちょっとした接触事故で大停電になるものだったのね。びっくりだわ。葛飾区とも距離的にはそんなに離れてないんだけど、電気的にはつながってないらしくて葛飾区は停電しなかったよ。
うーん、やはり大病院の医者はダメになっているのか。殺されないようにがんばるわ(笑)
私は3年ほど前に左肺の手術をしました。幸いに良性でしたが、手術後体力が落ちて帯状疱疹を発症してい仕舞いました。内視鏡手術でしたが術後2日目に医者に退院できるけどどうすると言われて、すぐに退院してしまい1週間後には仕事に戻ってしまったのが良くなかったようです。体の一部を切るのはやはりすごく負担があるのでゆっくり養生してください。
で、今日は検査の結果も出揃っていて治療方針も決まるようなことを言っていたからさ、聞きに出かけたわけだよ。昨日からまた腹水がたまっちゃってヒーヒー言いながら。
そしたらー、今日はいつもの医師じゃなく別の人で、「腹水たまっているならまた抜きますか」とか核心から遠い話をぐだぐだするから、
「あのー、お話をさえぎって悪いんだけど、結局のところわたしは何なのですか。今日はそういうのがわかるというから来たんですけど?」
と、丁寧に「ふざけんな」ビームを送ってやったら、いつもの医師からそういう話を聞いていなかったので……ってしどろもどろになっちゃって、「卵巣癌の可能性が高くて、治療方針はこれから考える」みたいなことをホイホイしゃべってました。
胃も腸も異常はなくて、子宮内膜にも癌細胞はなかったから、CTやMRIに写ってるとおり卵巣の腫瘍でしょうと。腹水をとって調べた結果では、五段階で三くらいの確率で「癌っぽい」という結果が出たそうです。
今後としては手術で切って細胞の検査をしてから癌だと確定したら抗癌剤を投与、もしくはその逆で、抗がん剤で叩いてから手術するかのどっちかなんだけど、それはこれから決めるらしい。
いやべつに、腹水たまってて卵巣悪いって言われたときから癌かもってのは思ってたから別に驚きゃしないんですけど、今日はいろいろ先のことが決まるからっていうので出かけたのに、なんだよそれ、これからかよ(怒)
そんでもって腹水を一リットル抜きましょうってことになったんだけど、針の刺し方だって人それぞれクセが違うしさー、医者変わるとそのたびにドキドキするじゃないの。やだなーと思っていたら、案の定というか、なんというか、ごそごそ刺し始めた後に「針もう一本ある?」だと。お、おまえ、刺し直したのか!!!
癌宣告の後のせいか、不機嫌光線乱射中のせいか、看護婦さんがやけに親切でした。右腕の内出血のあとを見て「どうしたのー」って言うから、
「大腸内視鏡検査の時に点滴針がうまく刺さらなかったんです。献血車に乗ってる看護婦さんとか外来で血を取ってる看護婦さんとかは見れば刺しにくいのをわかってくれるのに、検査系のお医者さんはまるで気にしないで刺してから漏れたっていうの。100%そんな人ばっか。MRIの造影剤も漏れたし」
「ああ、MRIのやつは針が太いのよ」
「えー、太い針だったのか。そんなのを無頓着にブスッとやったわけね。なんか、ものすごい自信で一発で刺すから、ひょっとしてこの医者は天才なのかもしれないと思ったら、漏れたっていうし」
隣で何かの処置を受けてた中国人の夫婦が一瞬ウケてました。
そんなこんなで腹水を抜き始め、今日は「ヴィーンD注」とかいうリンゲル液を点滴しながらやったのでけっこう時間がかかって疲れました。
治療方針は決めておくので明日また来てくださいだと。おいおい。
あらら。
今日も暑いのに病院なのねぇ。
やっとお引っ越しが終わったのに、また検査入院の荷造りだねぇ。
関西では、ここで医者がお盆休みに入って、
「さっさとしてよ」と言う状態になるんだけど、
そっちは大丈夫なのかな。
はいはい。お楽しみの大腸内視鏡検査の日がやってきました。前日からのわびしい検査食に加え、ラキソベロン一気飲みをしたおかげで朝の便はほとんど水。水に溶けた便が多少入っている程度。朝出かける段階で、腸の中はほとんど空じゃんじゃないかとすら思える状態です。
それでも飲まなきゃならないニフレック。液体の下剤で「ポカリスエットに似た香りがしてまずい」と受付のお姉さんから説明されています。
今日検査することになっている人たち七、八人がテレビとトイレのある部屋に集められ、ひとりひとりに二リットルずつのニフレックが配られました。麦茶でも作るようなボトルに入れられていて冷たく冷やしてあります。無色透明でパッと見は水にしか見えません。
これを紙コップに注いで、最初の二杯までは十五分(計三十分)かけて飲み、次からは一杯十分のペースで飲むとだいたい二時間でのみきる計算になるそうです。ボトルの半分のところに赤いテープが張ってあって、そこまで飲むと一リットル。一リットル飲んでも便が出ない場合は申し出てくださいということでした。
検査についての説明を軽く聞いて、飲み始めたのは午前十時。匂いをかいでみたら本当にポカリスエットみたいな良い匂いです。これなら大した苦痛はないのではと、油断してグイッとやったら……
具謬ぎゅヴぇぐべぇがひゅうぅぅぅぅぅ
な、なんじゃこの味は!!!
しょっぱい、ような気がするけど完全な塩気を感じる直前で寸止めされたような味で神経を思い切り逆なでする不快感。苦い、ような気がするけど苦味をはっきり感じる直前でじらされているような苛立たしさ。そんなものがどことなく甘いような甘くないようなアイソトニック飲料っぽい顔をして「さあ飲め、死ぬまで飲め」と襲ってくる恐怖感。
はっきり言ってこの世のものとは思えない不味さ。いまだかつてこんなに不味いものを飲んだことがあるだろうか。これなら苦丁茶かせんぶり茶の一気飲みを強要されたほうが何十倍もましだと思う。
思わず咳き込んでしばらく止まりませんでした。これはキツイ。トラウマになる。色も映像もない不快感だけの悪夢を見そう。これを二リットルなんて絶対にいやだー!!!
部屋にあるテレビはNHK総合なんて辛気臭いもの流しっぱなし。最初は高校野球で途中から長崎原爆忌の式典の中継でした。小泉純一郎の平和への決意なんか聞きながらじゃ不味いものが余計にまずくなる。一口のむごとに頭をかかえ、二口目には眉間やらこめかみやらを押さえて苦痛に耐える感じ。そのうち思考もおかしくなってきて、原爆で死んだ人たちは、「水、水」と言いながら亡くなったのだから、不味くてもニフレックを飲んでいる自分はひょっとしたら幸せなのか、いや、そうではない、やけどを負って瀕死の状態であっても、こんなもの飲まされたら末代まで祟ってやるという気持ちになるはずだ、などという不謹慎な想像までするようになってきました。
しかもこれって、いわゆる下剤っていうのとイメージが違う感じ。ラキソベロンなんかは飲んでから一時間もするとお腹がゴロゴロいいはじめて「そろそろ下ってくるかな」って思うんだけれど、ニフレックは腹にたまっていくばかりで下る様子なし。飲み始めて一時間以上たってからやっと出るようになってきたけど、爽快に出るというより上からたまってきたから押し出されてきましたみたいな出方で不愉快きわまりなし。そのうち、胃にたまってる分がゲップをするたびに逆流しそうになってきました。
先日の胃カメラで、胃には異常がないことはわかったので、たぶん腹圧のせいで胃腸の動きが鈍ってるんだと思うんです。便意もないのにトイレに行ってみたり、そこらを歩き回ってみたりいろいろするんだけれど、飲んだ分がうまく出てこなくて腹はへこまない。とてもこれ以上は飲めない、無理って感じになってしまいました。
不味いので飴玉をなめて味を変えるといいですよと言われていたから、シークワーサー味のキャンディーなどを持参したのですが、そんなものなんの気休めにもなりません。もうだめ、無理、不可能。仮にあと一杯飲んだとして、そのあたりで物理的に腹に入らなくなると思う。
まわりを見回すと、みんな黙々と飲んでます。おじいちゃんもいる。おばあちゃんもいる。そりゃ、他の人たちは腹水たまってたりしないと思うけれど、それ以前にこの不味いものをよくぞ……みんな偉い。全員に拍手をおくりたい。あなたたちは勇者だ。英雄だ!!
でもね、誰も他人と口きいてないの。同じ部屋に七人とかいるのに、隣の人としゃべってる人とかひとりもいないのよ。たぶん口きいちゃったら「不味いですね」って話になるので何もいえないんだと思う。言葉にしたらもう終わり。自分をごまかして口に運んでいるから飲めるんだと思う。となりに座ってた女の人なんか、最初は女性週刊誌を見てたんだけど、もう読んでいるというよりイライラとめくっているだけで、その不快感が頂点に達していることが手に取るようにわかってしまう。
わたしはというと、幸いその頃には便に固形物が混じらなくなり、黄色い透明な水しか出なくなっていたので、看護婦さんに見てもらったところ、もういいので午前中に検査してしまいましょうということになりました。消化器内科からまわっているカルテに腹水がたまっていると書いてあるので、検査の医師もそのへんを加味して手加減してくれたのだと思います。やったラッキー。みんなごめん、わたしはズルして先にすすませてもらうよ(T-T)/
大腸内視鏡なんて初めてなので、検査そのものも不安だらけだったのですが、ここまで来るとニフレックの不快感から逃れられるというだけでもうどうなってもいいという気分になってきます。術衣に着替えてこっちへ来てくださいといわれた時は心の中で小躍りです。
術衣はじんべえの上だけみたいなのを丈を長くしたもので、下は後ろに穴のあいた不織布のキュロットみたいなものをはくように指示されました。なるほど、これなら医者に見られるのはほとんど肛門だけですな。よく出来てる。
検査の前に点滴針を刺されました。今回は会計にまわす明細書をメモってきたので何を使ったのかわかります。点滴されたのはソリタT3号という電解質の入った液体のようです。例によって針を刺すときにひと悶着ありました。右手出してというから素直に出したら、「刺さったけど液漏れしたから」とかいって「左にする」だって。
「左でいいなら最初から言ってよー。左のほうが刺しやすいんですよ」
と抗議したら医者が「ごめん」とかいって、他の医者にバトンタッチして逃げやがりました。これが内科や外科の外来やってる看護婦さんなら、見るだけでこの腕は刺しにくいって分かってくれるのに、検査系の医者ってほんっとダメ。MRIの造影剤を入れるときも、右腕に無頓着に針刺して漏れたっつって抜くし。おまいら何人に針さしたら刺しやすい腕とそうでないのを見分けられるようになるわけ? わたくし、献血マニアだったので針の刺し方には少々うるさいのよ。
バトンタッチされたお医者さんは、どうも一昨日の胃カメラの人のようでした。今日も同じような鎮静剤をうちますからねーと点滴チューブの途中に注射器さして何か打ってた。メモによると、ロヒプノールという睡眠薬と、オピスタンという麻酔薬のようです。胃カメラの時の薬もほぼこんな感じでしょうね。明細にはアネキセートというロヒプノール(ベンゾジアゼピン系)の薬の効き目を解除する薬も書いてあったので、どっかのタイミングでそれも打たれたかも。
ロヒプノールは前に錠剤で飲んだときは大した効き目を感じなかったけれど、さすがに静脈注射されると速攻ききます。「ああモウロウとしてきたわー」と思ったあとの記憶はほとんどないです。気づいたらしりからカメラが入った状態です。明細に「キシロカインゼリー」ってのがあるので、おそらく肛門にぬりたくって潤滑剤にしたもよう(検索するとSM用品として売られてたりして爆笑です)。
内視鏡検査というのは、技師の腕次第で痛みがほとんどないそうですが、確かにぜんぜん痛みはなかったです。一度だけ急にお腹が張ったような痛みがあったので「いててて」と言ったら、検査するのに空気を送り込みながらやってるせいだということでした。
そんなこんなで検査は滞りなく終わり、その場で「何か変なものは写ってましたか」と聞いたら「いや、大腸は大丈夫ですよ」との返事。大腸は大丈夫だけど直腸は……とかだったらイヤだけど、病変を削り取るような作業はしなかったみたいだから、本当に異常はなかったんだと思います。
検査の後もしばらくベッドの上でうごけませんでした。ソリタT3号の点滴がまだ終わらないからです。途中で胃カメラの時の休憩所にストレッチャーごと移動されて、点滴が終わるまで居眠り。検査の時に空気を入れてるのでオナラが出そうなんだけど、出すと実も一緒に出てしまいそうだと看護婦さんに言ったら、中身は検査のときに吸い取っちゃったから何も残ってないと思いますよーといわれて安心してブリブリ。大きなオナラを遠慮なくするのって気持ちがいいわ。カーテンの向こうにこれから検査する男の人とかいるみたいだけど知ったこっちゃありません。
そんなこんなで一時間くらい休んで帰っていいよって許可が出ました。起きたら突然便意がおそってきてトイレに行ったら黄色い液体がジャーでした。今頃かよ。一リットルは飲んでるはずだから、全部出るまでこの調子でトイレとおともだち状態だと思います。
幸か不幸か紙おむつは必要なさそうです。でも、かるく肛門が痛いんです。アナルプレイをした後ってこんな感じになるんでしょうか。思わぬところで疑似体験をしたような気分。
教訓
大腸内視鏡検査は恐くない
でもニフレックは死ぬほどこわい
ウゲゲでしたねぇ。
美味しくする方法が無いとも思えないけど、
液体の薬にありがちなイチゴシロップ上でも2リットルはつらかろうね。
しんどい検査はこれで終わりなら良いのにねぇ。
肛門はオリーブ油でも塗って養生してください。
ほんと、ウゲゲだったわ。ニフレックが美味しくなれば、それだけで大腸内視鏡検査は楽になるのに。甘味をつけちゃえっていうのはきっと誰かが考えてるだろうけど、さすがに二リットルも飲ませるようなものに糖分を加えられないとかあるんじゃないのかなあ。人工甘味料の類だと、それはそれで大量摂取に問題あるしね。
おかげさまで、診断を下す前に必要とされてる検査はこれで終わる予定。金曜日に病院にいって判決を聞いてくるよ(笑)
今後は結果次第だねー。とりあえず血栓体質になってるから血栓の有無を見るために足や胸のCTかエコーをやったほうがいいかもとか言われてるんだけどさ、それって、あるかないかわかんないものの場所を特定する作業をするより、血栓体質の改善をしちゃったほうが早いんじゃないのと思うのは素人の浅はかな考えなんでしょうか。この病院(医師?)、ほんと検査好きだなあ。
薬効成分を固形とか、甘苦い濃縮とかにして、
後は水なりお茶なりに出来れば一番ラクかな。
「多量に摂取するとお腹がゆるくなることがあります」
とか言う甘味料なら同じじゃないのか?とか思ったりして。
健康保険の明細書みたいなのが来るけど、
歯医者で歯周ポケットの消毒してウン千円とか言うのを見ると、ケッ!と思うねぇ。
検査も、こんなしんどい思いをしてお金をこんなに払わなくてはいけないなんて、
これ、なんて言うプレイ?てなもんだし。
そういえばニフレックって味の素が作ってる(販売してる?)薬なんだよね。味の素なんだからもっとなんとかしてくれってホントに思う。なんでもアメリカにはもっと少量飲めば済む腸内洗浄薬があるらしいんだけど、なんーらかの危険を伴うとかで日本では認可されていないそうな。
検査の値段はさー、もうチンプンカンプンよ。技師がひとりでやってるCT撮影より、人手も技術力もいりそうで検査後の休憩用に場所もつぶれる内視鏡検査のほうが安かったりして。
これがラキソベロン(下剤)。中身は無色透明の液体です。小さいし、こんな程度のものなら簡単に一気飲みできるって思うでしょ。
たしかに飲むのは簡単。でもさ、これって普通はコップ一杯の水に二、三滴落として飲むものなんだよ。それでちゃんと下る薬なのー!
一緒に入ってた注意書き。全部飲めって書いてある。マジで?
飲んでみた。コップ一杯の水に混ぜて。
匂いはなく、味は甘いので簡単に飲めました。明日飲まされるやつもこういうのだといいのに。
でも、便秘症でもなんでもないのに、こんなの丸ごと一本飲んじゃって明日の朝どうなっちゃうんだろう。トイレから離れられなくなったら検査にも行けないんじゃない?
今日は大事をとって早く寝ることにします。下痢で睡眠不足なんて嫌だしねー。
台風が近いにもかかわらず窓から満月が見えてますよ、これは吉祥だと思います。
明日は紙おむつ装着?
痔核持ちの身としては下剤一本分の効果は恐怖ですよ、ヒリヒリ…。
ラキソベロンは思ったよりいい薬でしたよ。たしかに一本丸呑みは強烈で、朝どころか二時間後にはもう効いちゃって二度もトイレで水便を出しましたが。お腹がごろごろ言うくらいで腹痛は伴わないし、自然に出ちゃう感じです。乳幼児にも使うと聞いたことがあるので体にやさしいのかも。
ふと思い出したけれど「ラキソ」という言葉はナントカ語で下痢を意味する単語だったと思います。少なくともエスペラントではラクソ=下痢なので。ヨーロッパ言語の何かが元ネタのはず。たぶんラテン語かな。
外国語が堪能でも病気の名前まで知らんって人は多いと思うんだけど、ラキソ=下痢を覚えておいたら、お腹をおさえて「ラキソラキソ」と繰り返したら、医者には通じるんじゃないかなぁと妄想してます。まだ試したことはないけど。
私は注腸検査でラキソ1本飲みをしました。いつも下り気味のお腹のせいかあまり効きませんでした。その後やたらと甘酸っぱい下剤を飲まされ翌朝レシカルボンという座薬を自分で入れたのですが、最後の下剤は出すものがないのに便意だけはなくならないのでとても苦しかったです。その後の検査も肛門から検査薬を入れられて検査台の上で前後左右に傾けられて死ぬ思いでした。2度とやりたくない・・・
うぐっ、話を聞くだけでも苦しそう。そんな苦しい検査をしたら、病気じゃないのに病気になってしまいそう。検査の苦痛ってどうにかならないんでしょうかねー。
●朝食
明日は肛門から内視鏡を入れて大腸を見る、大腸内視鏡検査というグロ系検査を受けるので今朝から食事は検査食です。昨日の日記の最後にチラッと書いたグリコのエニマクリンという検査食を買いました。朝と昼はお粥+汁物で、夜はポタージュスープです。お粥はレトルトパックなのでお湯で温めるか皿にあけてレンジでチンすれば食べられます。
寝ぼけながら適当にやってたら、うっかり昼用の粥と澄まし汁をあけてしまいました(上の写真)。朝も粥なので大した違いはないと思われます。味はー、うーん、まあお粥さんだし、こんなもんじゃないですかね。味が薄いような気がするけど、醤油をかけるくらいなら問題ないはずなので適当に味付けしちゃえばよいし。
●昼食と間食
昼です。間違えて朝食に昼のお粥を食べちゃったので写真のものは朝用の白粥です。軽く塩味がついてます。鰹節のふりかけがついてましたが朝ものたりなくてかけて食べてしまいました。汁は豆腐とお麩の味噌汁です。貝汁を思わせる出汁がきいてます。
さすがに味もそっけもないお粥が二食つづくと嫌になってきます。これが中華粥だったりすれば苦痛じゃないのですが。お粥ならなんでもいいというわけではなくて、種とか皮とか、腸に残りやすいものを使わずに作らなくてはならないようです。そうすると病人食みたいなものになってしまいます。お味噌汁をすすりながら食べましたが二割くらい残しました。
下の写真は間食用のビスケットとキャンディー。ビスケットは口の中で溶けてしまうようなウエットなタイプでバターのいい香りがしてとても美味しいです。さすがはお菓子メーカー。グリコの面目躍如といったところでしょうか。お茶やジュースなどは夜まで自由に飲んでいいようです。ただし、果肉などが含まれていないもののみ。
このほかに間食用としてエネルギー補助ドリンクなるものがついているのですが、得体の知れない不気味さがあって封を切れません。お湯か水で溶かしてのめって書いてあるんですけど、水でもいいってことはスポーツドリンク系なんでしょうか。でもシャンピニオンエキスが入ってるって書いてあるのよねー。
●間食
昼食を八分目でやめているので空腹感があります。ビスケットとキャンディーで紛らわしていましたが、ネタなのでエネルギー補助用ドリンクに手を出してみました。
封を切ってみると、中身は白い顆粒で、いわゆるスープのようなものではなさそうでした。水で溶かしてみたところ、面白くもなんともないアイソトニック飲料のようなものが出来上がってしまい、なんのネタにもなりませんでした。この世のものとは思えないような不味いものを期待していたのに。
お湯で溶かせと書いてあるのは水だと溶けにくいからでした。溶かしてから冷やして飲めということみたいです。味はポカリかアクエリアスかといったところ。それなりに美味しいです。キノコの味はしませんでした。
●夕食
そしてこれが夕食のポタージュスープ。クルトンらしきものがちょっぴり入ってます。味はフツーです。こんなものが不味くなりようがありません。
夕食もとったので、次は八時過ぎごろにラキソベロン一気飲みに挑戦したいと思います。
結構大変な状況だと言うことは認識しているのですが、
珍獣様の文章はそんな状況下でも面白く(interestingの方)読めてしまいます。
不謹慎かな、ごめん。
で、シャンピニオンエキスって消臭効果を謳うサプリメント入ってるのと同じなのかな?
…検査技師への心遣い?
うーん、医者が全部検査するまでほとんど何も教えてくれないから、どうとも取れるような状況なのよ。これまでに小耳に挟んだ検査結果なんかを総合すると、かなり深刻な状況も想定できるし、そうでもない場合も想定できてしまう。最悪の場合は命がけの駄洒落が言えるかも!
それにしても、シャンピニオンエキスに消臭効果があるとは。なるほど、そういうことなのかもしれないわ。そうとわかっていれば朝からバンバン飲んでおくんだったかしら。溶かすの面倒くさいので味見するだけでやめちゃった。
もっとも検査にいたる前に下剤で出しまくるので、腸の中は本当に空っぽになっちゃうらしいです。うう、明日の下剤がぶのみ修行、たえられるのかしら、わたし。