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松戸市の戸定邸からのダイヤモンド富士

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▲今日、11月13日、戸定邸(とじょうてい)にて。富士山頂のやや右肩よりに太陽が沈みました。

 ほんとうは、ダイヤモンド富士を見るなら明日のほうがベストなんです。日没点は冬至(今年は12月21日)になるまで、少しずつ南(左)にずれていくので、明日は山頂の左肩よりに沈むはずです。
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 左よりに沈むと太陽が山の後ろにきちんと隠れるので、いかにもっていう感じのダイヤモンド富士になりますが、右肩に沈むと、山の右斜面から光が漏れてしまい、きれいなダイヤモンドになりにくいです。

 そのため、今日より明日のほうがいい感じになるはずですが、戸定邸からだと高層ビルが富士山の左半分を隠しているので、明日もし晴れてもビミョーな感じになるかもしれません。

 ただ、まるっきり見えないってこともないはずですから、お近くの方はチャレンジしてみてはどうでしょう。もしかすると写真写りは明日のほうがいいかもしれないです。いや、たぶんいいはず。晴れてさえいれば。

 戸定邸は松戸駅から徒歩10分くらいです。徳川の時代があともう少し続いていたら第十六代将軍になったかもしれない徳川昭武の屋敷です。入場料は大人150円(博物館は別料金)。17時まであいてますが、16時半までに行かないと入れないので見に行く人は要注意。詳しくは公式サイトで確認してください。

◎松戸市 戸定邸歴史館
http://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/index.html

 ダイヤモンドになる瞬間は16時25分くらい。慌てないように16時には現地入りしてカメラの準備などしたほうがよろしいかと。質素ながら素敵なお屋敷なので、お殿様になった気持ちでマッタリと夕暮れを楽しんでください。 夕日は 25分ごろにダイヤモンドになり、27分には終わってると思います。

 ちなみに今日は、あきらかにダイヤモンド富士を見に来たっぽい人たちが数人いたんですが、係りの人が今日何度目だみたいな感じで「富士山を見るならビルがあるのでどこそこへ…」って説明したらどっか行ってしまいました。

 わたしも「隠れちゃうかもしれませんね、えへ」って同調しときましたけど、内心ではせっかく見に来たんだからここで見ればいいのにって思ってました。金町駅前のビル邪m…げふんげふん…時代の変化で風景が変わっていくのを実感するのも大事なことのような気がしますよ。まあ、おかげで貸し切りでしたけど、ほほほほ(完全に身バレするって)。
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 座敷から外を見ると、ちょうど富士山が見えるように、その部分だけ植木を低くしてあるお洒落なお屋敷なんです。昭武さんセンスいい。しかしビルがね… 

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 この条件だとダイヤモンドヴィナシスにもなるわけで、おもいっきり後光がさした感じになってました。このビルがせめて半分の高さだったらねえ。

  まあそんなこんなです。明日は戸定邸もいいですが、ビルに邪魔されたくない人は、ヴィナシスの屋上駐車場から見るといいかもしれないです。


 ちなみに、ダイヤモンド富士は冬至をはさんでもう1回あります。次は 2015年 1月28日 16:53 がベストですが、例によってビルにかくれてビミョーかもしれないです。29日は今日と同じく右肩に沈んでやっぱりビミョーになりそう。晴れていたらチャレンジしてみてください。


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 あ、そうそう、11月15日のTBS『世界ふしぎ発見』で、戸定邸のお殿様、徳川昭武の懐中時計の話をやるそうです。昭武さんは慶喜公の代理でパリ万博へ行ったりして、なかなか興味深い人です。

タグ:富士山

葛飾区周辺、ダイヤモンド富士の予想日時 2014年冬〜

 ダイヤモンド富士は、太陽が、富士山頂と重なる現象です。東日本では夕日で、西日本では朝日で発生します。

 2017〜2020年までの予想を順次追加しています。日時は、太陽が富士山頂にかかっていて、なおかつ半分以上沈んだ状態を予想しています。

 太陽は左上から右下に向かって沈みます。もし、山頂の上に丸い太陽を撮影したいのであれば、わたしの予想よりも冬至前ならば前日、冬至後ならば翌日くらいがいい場合もあります(それじゃダメな場合もあります)。

 ようするに、予想日の前日も翌日もシャッターチャンスはあるということです。

注意

 ダイヤモンド富士は、晴れていないと見られません。
 空が晴れていても、富士山の手前に分厚い雲があったら見えません。見えるのは運次第であることを理解すること。

 可能なら下見をして、どの方向に富士山が見えるか確認しておくこと。ダイヤモンドになる瞬間は短く、富士山どこーって探している間に終わってしまう(日が沈み始めるまで富士山が見えない場合もあります)。

 当日は、ダイヤモンドになる瞬間の少し前に現場に到着して日没を待つこと。

 夕日とはいえ、太陽を直視しつづけると目によくないので、目を細めて短時間見て、時々目をそらしながら観察すること。
 施設内では閉鎖されている場所には進入しないこと。
 往来の妨害にならないように注意すること。

 以下は2014年〜2015年の冬の予想ですが、2020年くらいまでシミュレートしても、おおむねこの日に発生するはずです。

 ただし、誤差や設定の間違いではずす可能性もあるので、本当に正確に知りたいという方はご自身でシミュレートしてください(わたしが使ってるソフトについてはこの記事の最後の方で書きました)。

 場所は北から南に並べてあります。

# 自分でダイヤモンド富士を見た場所には写真を貼ってます。写真のない場所ではまだ見てないと思ってください。

越谷市、レイクタウンkaze棟の屋上駐車場

予想 2014年12月12日 16:16
予想 2015年1月1日 16:26
 12月31日もダイヤモンド富士になるはず。ご帰光納めとご帰光初めがダイヤモンドになる絶好のポイント。
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▲2014年1月1日撮影

吉川駅のホーム/近くの中川土手/赤い橋のあたり

 2016/12/08 16:17
 2017/12/08 16:17
 2018/12/08 16:17
 2019/12/08 16:17
 2020/12/08 16:17
冬至後↓
 2017/01/04 16:17
 2018/01/04 16:17
 2019/01/04 16:17
 2020/01/04 16:17
 12月は7,8,9日、1月は3,4,5日あたりで山頂に夕日がかかりそうなので、毎日晴れてたら順に移動しながら見るのも良さそう。
ダイヤモンド富士
▲2016年12月10日 吉川駅近くの中川土手から撮影。ベスト予想日の2日後なのでだいぶずれてる。

三郷市、IKEA新三郷の屋上駐車場

予想 2014年11月29日 16:16
予想 2015年 1月12日 16:36
 ここではまだダイヤモンド富士を見てないので予想が甘いかもしれません。富士山が見える場所があるのは以前確認しました。ただ、ここは、平日だと屋上が閉鎖されていて上がれないと思います。閉鎖されてる時は入らないでね。

三郷市、ららぽーと新三郷

予想 12月1日 16:16 # 2日はやや左かなあ
予想 1月11日 16:35 # 12日もいい?
 こっちの駐車場からだと富士山が見えたかどうか、ちょっと記憶があいまいですが、たぶん見えるんじゃないかな。見えなかったらごめん(チャンスがあったら確認しときます)。
 IKEA〜ららぽーとは、敷地が東西方向に広く、そういうところは近くても同じ日にダイヤモンド富士が発生しない場合があります。同じ駐車場内でも、端と端で見え方が違うかも知れません。体が二つあったら同時に観察したいくらいです。
 ちなみにここも、平日は屋上が閉鎖されてます。閉鎖されてる場合は入らないでね。

三郷市、ピアラシティ・スーパービバホームの屋上駐車場

予想 2014年11月26日 16:17 #27日のほうがいい?
予想 2015年 1月15日 16:39 #14日がいい?
ダイヤモンド富士
▲2014年11月27日
 ピアラシティも広いので、場所の設定が甘くなってました。確実に見えるのはビバホームの屋上駐車場だけなので、そこからだと11/27-28と1/14-15が良さそうです。ここは平日でも開いてます。閉鎖されてるのを見た事ないです。

 ほかに、ピアラシティ周辺の道路で、高速道路の下から覗くような感じで富士山が見える場所があるし、高速をくぐって西側に出てしまえばもっとあっちこっちで富士山が見えると思いますが、そんなに移動しちゃうと見え方が変わってしまうので、シミュレートしなおす必要があります。

三郷市、彦成郵便局近くの中川土手

予想 11月27日 16:17
予想  1月14日 16:39
ダイヤモンド富士
▲2015年11月27日
 ピアラシティと富士山を結んだ直線上で別の場所はないかと思って発見したポイント。

足立区、舎人公園

もう過ぎた 2014年11月25日16:17
予想 2015年 1月16日16:39
予想 2015年11月25日16:17

足立区舎人公園
 2017年11月26日 16:15
 2018年11月26日 16:15
 2019年11月26日 16:15
 2020年11月26日 16:15
冬至後↓
 2017年1月16日 16:41
 2018年1月16日 16:41
 2019年1月16日 16:41
 2020年1月17日 16:41

 舎人公園は広いので場所によりベストな日時が違うはず。公園の北のほうにある人工の丘の上から見ることを想定しています。ただし、ダイヤモンドはまだ観測してないのではずしてたらごめん。

共和橋(三郷市側)の下

 2016/11/24 16:20
 2017/11/24 16:20
 2018/11/25 16:20
 2019/11/25 16:20
 2020/11/25 16:20
冬至後↓
 2017/01/18 16:43
 2018/01/17 16:43 月が真上、金星左上 近すぎて見えないか
 2019/01/18 16:43
 2020/01/18 16:43
 共和橋は中川にかかる橋です。三郷市と八潮市の間にかかってます。
ダイヤモンド富士
▲2016年11月25日撮影。前日だったらど真ん中。

八潮市、フレスポ八潮の屋上駐車場

予想 2014年11月21日 16:19 # 22日のほうが良い?
予想 2015年 1月20日 16:44 # 19日のほうが良い?
ダイヤモンド富士
▲2014年11月22日撮影

フレスポ八潮の屋上
 2016/11/22 16:21
 2017/11/22 16:21
 2018/11/22 16:21
 2019/11/22 16:21
 2020/11/22 16:21
冬至後↓
 2016/01/20 16:45
 2017/01/20 16:45
 2018/01/20 16:45
 2019/01/20 16:45
 2020/01/20 16:45

三郷市、中川土手三郷水門付近

ダイヤモンド富士
▲2016年11月22日。前日だったら真ん中に沈んだかもねー。

三郷放水路の水門付近(中川土手)
 2016/11/21 16:21
 2017/11/21 16:21
 2018/11/22 16:21
 2019/11/22 16:21
 2020/11/21 16:21
冬至後↓
 2017/01/20 16:46
 2017/01/20 16:46
 2018/01/20 16:46
 2019/01/20 16:46
 2020/01/20 16:46
ダイヤモンド富士
▲2016年11月22日撮影。前日だったらど真ん中。

三郷市、東武バスの前川バス停近く、中川土手

予想 2014年11月21日 16:19
予想 2015年 1月20日 16:44
 ここではまだダイヤモンド富士を見ていないので、予想が甘い可能性があります。

新中川橋の上(三郷市ー八潮市)

ダイヤモンド富士(新中川橋)
▲2015年11月21日

新中川橋(三郷市側の土手上くらい)
 2016/11/20 16:22
 2017/11/20 16:22
 2018/11/21 16:22
 2019/11/21 16:22
 2020/11/20 16:22
冬至後↓
 2017/01/21 16:47
 2018/01/21 16:47
 2019/01/21 16:48
 2020/01/21 16:47

三郷市、たびや商店前(鷹野5丁目464)

予想 2014年11月18日 16:21
予想 2015年 1月23日 16:48
 お店の人に迷惑をかけないように見てください。おかみさんがすごくいい人です。

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▲2014年11月19日撮影。ベスト予想日の18日は雲があって富士山が見えず。19日もこのとおり雲が多めで微妙でした。頭の上が晴れていてもなぜか西の空には雲がかかっていることが多いです。

 ここは高台でもなんでもないのに富士山がとてもきれいに見える奇跡のスポットで、ダイヤモンドになる頃に行くといろんな人が撮影に来てますよ。ダイヤモンドじゃない日もいい眺めなのでオススメです。

たびや商店前
 2017/11/18 16:23
 2018/11/19 16:23
 2019/11/19 16:23
 2020/11/18 16:23
↓冬至後
 2017/01/23 16:49
 2018/01/23 16:49
 2019/01/23 16:49
 2020/01/24 16:49

葛飾区、水元五丁目三差路付近、葛三交番の前くらい

予想 2014年11月17日 16:21
予想 2015年 1月24日 16:48
 交番がある側じゃなくて、道を渡って川側の歩道で、金網の隙間から見ること。交番側からだと金網が邪魔のような気がする。
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▲2013年1月25日撮影

水元五丁目三差路付近
 2016/11/18 16:23
 2017/11/18 16:23
 2018/11/18 16:23
 2019/11/18 16:23
 2020/11/18 16:23
冬至後↓
 2016/01/23 16:49
 2017/01/23 16:49
 2018/01/23 16:49
 2019/01/23 16:49
 2020/01/24 16:50

 富士山の手前にクレーンがあってですね、ジャマだっていう人もいるみたいだけど、わたしはクレーン越しの富士山がけっこう好きです。

葛飾区:江戸川病院高砂分院付近の中川土手

予想 2014年11月19日 16:21 #20日も悪くないかも?
予想 2015年 1月23日 16:47 #22日も悪くないかも?
 ここいらへんの土手を全部一緒にしてたけど、精度を上げるために別けてみました。当たらなかったらごめん。 #ここを長らく中川園と勘違いしてたけど別の施設でしたごめん。

 ここでのダイヤモンド富士も、まだ見た事ないんですよ。ソフトでシミュレートしただけだと、1日くらいの誤差はあったって不思議ないです。

葛飾区、一本銀杏あたりの中川土手

予想 2014年11月18日 16:21 #19日も悪くないかも?
予想 2015年 1月24日 16:47 #23日も悪くないかも?
 ここは手持ちのソフトだと場所の特定が難しいので実は自信なし。地図データの新しいバージョンがほしいわ…



葛飾区、西水元水辺の公園

予想 2014年11月17日 16:21 #18日のほうがいいかも?
予想 2016年11月17日 16:23
予想 2015年 1月23日 16:47 #24日も良さそう?
予想 2016年 1月25日 16:50 #17年は1月24日のほうが良い
 ここも、位置の特定が難しい。わたしが持ってる古い地図データだとまだ公園ないし(笑)

 16年1月24日に見に行ったところ、予想より左にズレていて真ん中には沈みませんでした。25日のほうがベストでしたね。17年は1月24日のほうがベスト。毎年まったく同じ場所に沈むわけではないので一番良い日が1日くらいずれることがあります。

 11月の分もシミュレートしなおしてみたら、こっちは予想通りで良さそうな感じ。



足立区、島忠大谷田店・屋上駐車場(施設内)

予想 2014年11月17日 16:21
予想 2015年 1月25日 16:48
 駐車場が閉鎖されてたら入らないでね。ここも位置の特定が(笑)11月は16〜18日のどこかがベスト、1月は23〜25日のどこかがベストという感じ。

葛飾区、飯塚橋の真ん中

予想 2014年11月16日 16:22 #15日だと右斜面をなでて沈む
予想 2015年 1月25日 16:49
 予想範囲が広過ぎたので飯塚橋だけ分けてみました。橋の中ほど、歩道から、大谷田の団地越しに富士山のてっぺんが見えるはずです。何度かここでダイヤモンドを見ようと挑戦しましたが、晴れてる日に当たったことがありません。

飯塚橋からのダイヤモンド富士
▲2015年11月15日ちょっと右に沈んだ。16日がよさそう。

飯塚橋の真ん中あたりの歩道
 2016/11/16 16:24
 2017/11/16 16:24
 2018/11/16 16:24
 2019/11/16 16:24
 2020/11/16 16:24
冬至後↓
 2016/02/26 16:52
 2017/02/25 16:52
 2018/02/25 16:51
 2019/02/25 16:51
 2020/02/26 16:52

松戸市、戸定邸の縁側 (施設内、有料)

予想 2014年11月14日 16:25
↑この日がベストだと思うのですが、やはりビルの影になるようです。前日の13日に山頂右肩に沈む夕日が観測できました。

予想 2015年 1月28日 16:53
↑ということは、この日もたぶんビルのかげになるかもしれません。冬至を過ぎると太陽が逆の動きをするので29日に右肩に沈むのが見えそうです。

 ここは入館料が必要です。また富士山がビルにかくれて半分しか見えないので、太陽がビルにかくれてダイヤモンドにならない可能性あり(たぶん、まったく見えないってことはないと思うのですが)。戸定邸自体は17時まであいていますが、入館できるのは16:30までなので要注意。
ダイヤモンド富士(戸定邸にて)
▲2014年11月13日撮影 山頂の右肩に沈むとこんな感じになります。

葛飾区、金町駅あたり(施設内、ヴィナシスの屋上駐車場など)

予想 2014年11月13日 16:24
予想 2015年 1月28日 16:53
ファイル 1839-2.jpg
▲2012年1月29日撮影

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▲2014年11月14日撮影 かなり左寄りに沈んだのでこんな感じに。予想通り13日に見に行けば真ん中に沈んだはず。観測地点にもよるのですが、ベスト予想日の翌日・前日でもぎりぎりダイヤモンドになる場合もあります。

ヴィナシス
 2017/11/14 16:26
 2018/11/14 16:26
 2019/11/14 16:26
 2020/11/13 16:26
↓冬至後
 2017/01/28 16:54
 2018/01/28 16:54
 2019/01/28 16:54
 2020/01/28 16:54

葛飾区、亀有駅あたり(施設内、アリオの屋上駐車場など)

予想 2014年11月13日 16:24
予想 2015年 1月28日 16:52
 アリオ亀有の屋上駐車場からたぶん見えるはずなんですが、あそこは平日・休日を問わず、屋上が閉鎖されてることが多いです。閉鎖されてるところには決して入らないでください。

墨田区、東京スカイツリー(施設内、有料)

予想 2014年11月7日 16:28
予想 2015年 2月4日 16:59
 スカイツリーの展望室(有料)にのぼれば富士山は見えるはず。その他の場所からは未確認。
 また、上記の時刻は平地から見た場合なので、標高が高い展望室から見た場合、発生時刻がずれるはずです。

2020年までの予想
 2016/11/07 16:30
 2017/11/07 16:30
 2017/11/07 16:30
 2018/11/07 16:29
 2019/11/08 16:29
 2020/11/07 16:30
冬至後↓
 2017/02/03 17:00
 2018/02/03 17:00
 2019/02/03 16:59
 2020/02/04 17:00

 ここも実際には見たことがないのではずす可能性もあります。見に行く人は自己責任でお願いします。

東京タワー展望室(施設内、有料)

予想 2014年11月 1日 16:33
予想 2015年 1月26日 16:56
 上記の時刻は平地から見た場合なので、標高が高い展望室から見た場合、発生時刻がずれるはずです。

2020年までの予想
 2016/11/02 16:34
 2017/11/02 16:34
 2018/11/02 16:34
 2019/11/02 16:34
 2020/11/02 16:34
冬至後↓
 2016/02/09 17:05
 2017/02/08 17:04
 2018/02/08 17:04
 2019/02/08 17:04
 2020/02/08 17:04

 ここで観測したことがないので場所の設定が甘いかもしれないです(はずすかもしれないってこと)。入場料がかかりますし、見に行くなら自己責任でお願いします。

江戸川区、船堀橋

 2016/11/02 16:35
 2017/11/02 16:35
 2018/11/03 16:34
 2019/11/03 16:35
 2020/11/02 16:35
冬至後↓
 2016/02/08 17:06
 2017/02/08 17:06
 2018/02/08 17:06
 2019/02/08 17:06
 2020/02/08 17:06

ダイヤモンド富士
▲2016年11月3日 山頂をはずして左斜面に沈んでしまいました。前日だと山頂に沈んだはず。

江戸川区、タワーホール船堀(施設内・無料・21:20まで営業)

 2016/11/01 16:36
 2017/11/01 16:36
 2018/11/01 16:36
 2019/11/02 16:35
 2018/11/01 16:36
冬至後↓
 2017/02/09 17:06
 2018/02/09 17:06
 2019/02/09 17:06
 2020/02/09 17:06

江戸川区、葛西臨海公園(西なぎさへ渡る橋の近く)

予想 2014年10月26日 16:41
 ↑修正 10月27日のほうがよさそうです
予想 2015年 2月15日 17:11
 公園は広く、すべての場所から富士山が見えるわけではありません。どこから見えるかは研究してみてください。一例として、西なぎさへの橋のあたりから見えます。公園が広いので、場所が変わるとベスト予想日も1日くらいズレます。

ダイヤモンド富士
▲2015年2月14日撮影


▲2015年10月26日撮影:太陽は山頂にタッチしましたが、斜面をなでるように移動して北側に沈んでしまいました。27日のほうがベストです。詳しくは>こちらの記事をどうぞ

2016〜2020年までの予想
 2016/10/26 16:42
 2017/10/26 16:42
 2018/10/26 16:42
 2019/10/27 16:42
 2020/10/26 16:42

冬至を挟んで2月にもう1回チャンスあり
 2017/02/14 17:12
 2018/02/15 17:13
 2019/02/15 17:13
 2020/02/15 17:12





 ここまでの予想日時は、あくまでわたしが行けそうな範囲で確実に富士山が見える場所を選んで、カシミール3Dというソフトでシミュレートしています。

カシミール3Dについて

 カシミール3D は Windows用のソフトです。地図上に立ち位置を設定すると、そこからどんな山がどんな風に見えて、太陽が何時にどこから昇る(沈む)かをシミュレートすることができます。

 ソフト自体はネットで無料でダウンロードできるのですが、地図データがどうなってるのかよくわからないので、下記の本を購入することをお勧めします。インストール用の CD-ROM がついています。わたしもこういった本の古いバージョンを使っています。

▲リンク先は楽天ブックス。

 2011年に出たもので、Windows7対応です。 Windows8については未確認です。

 わたしが使っているもっともっとずーっと古いバージョンでも、Windows8でそれなりに動いているので、まったく動かない、ということはないと思うのですが、もしかすると一部機能が使えないなどあるかもしれませんので注意してください。 # 公式サイトから最新版をダウンロードできるようです。


 この入門編を買うと全国版の1/20万地図と、関東甲信越版の1/5万と1/2万5千地図が入ってるそうです。20万地図でもやれないことはないですが、広域すぎて少し使いにくいと思うので、関東でダイヤモンド富士の予想をするんだったら「入門編」を買うのが良さそうです。

 西日本の狭域地図は「GPS応用編」に、東北・北海道は「パーフェクトマスター編」に収録されてるそうです。どの本にも1/20万地図だったら全国版が収録されています。

 ちょっと前までここにパーフェクトマスター編の広告を貼ってたんですが、騙されて買っちゃった人がいらっしゃったら本当にごめんなさい。わたしが持ってる「カシミール3D入門」という古い本だと、1/5万の全国地図が普通に収録されてたもので、まさか地域で別れてると思ってませんでした。

 本のタイトルも「パーフェクト」とか言うのやめてほしいですね。そんなこと書かれたらそれ一冊で全国を網羅してそうに思っちゃう。


ダイヤモンド富士を見るちょっとしたコツ

 東日本では、ダイヤモンド富士は冬至を挟んでひと冬に二度、日没時に発生します(別の言い方をすると、夏至を挟んで一年に二度発生します)。

 夏至から冬至までは、観察ポイントが北へ移動します(日没点は南へ移動)。冬至を過ぎて夏至までは、観察ポイントが南へ移動します(日没点は北へ移動)。

 つまり、

金町駅前で見逃した→冬至前だ→明日はもっと北へ行ってみよう

という感じになります。冬至を過ぎたらその逆です。

ダイヤモンド富士が見える範囲


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 地図上の水色のバルーンは、吉川市と野田市の間にある玉葉橋付近ですが、このあたりでは冬至にダイヤモンド富士が発生します。このポイントと、富士山を結んだ直線上の地域が「東日本におけるダイヤモンド富士の北限」ということになります。これより北ではダイヤモンド富士は見られません。

 赤いバルーンは千葉県野島崎沖の海の上です。ここでは夏至にダイヤモンド富士が発生します。このポイントと富士山を結んだ直線上の地域が「東日本におけるダイヤモンド富士の南限」ということになります。

 西日本にも同様に北限・南限があり、あたりまえのことですが夕日ではなく朝日がダイヤモンドになります。

# ちなみに、富士山頂は点ではなく面ですし、ダイヤモンド富士になるポイントにも幅があります。また丸い地球を平らにのばした地図にもゆがみはあるでしょう。googleマップ上に思い通りに直線を書くのも難しいです。そのため、北限・南限も、かなり大ざっぱに言ってこのあたり、という話であって、かなり幅がありますので、念のため!

 日没点は冬至になるまで南へ移動しつづけて、冬至をすぎると北へ移動します(理由は地球の自転軸が公転面に対して傾いているからだったと思うのですけど、学生さんなら理科の先生にでも聞いてみてください )。

 学校の勉強というのは、大人になってからの生活を豊かにするためにするものです。ダイヤモンド富士って良さそうじゃん、と思った時に、小中学校で習った理科の知識がものを言います。せっかく勉強しても受験が終わったら忘れちゃうんじゃつまらないですよ。

タグ:富士山

#伝説 兎園小説から古事記まで、壮大につながっちゃたうつぼ舟の話

 うつぼ舟関係を落書きしてたら、壮大に古事記までつながっちゃったので記事にしてみた。「うつぼ舟」あるいは「うつろ舟」というのは、カプセルみたいな形の舟のことです。

 最近この話がちょっと注目されていて、いくつか本も出ているらしいんですが、自分の考えがまとまってないうちに読むと頭こんがらがるのでまだ一冊も読んでないです。

1803年のうつぼ舟事件(兎園小説)

 まずは基本からおさらい。これは『兎園小説』という江戸時代の本に載ってる話。


 享和三年(1803年)癸亥の春二月廿二日、現在の茨城県にあたる常陸国の海岸に図のような うつぼ舟 が流れ着いた。中に女が乗っており、手に箱を持っていた。言葉は通じなかった。

 古老がいうには「かつて同じようにうつぼ舟で蛮女が流れ着いたが、舟の中には人の生首があった。おそらく、この女も同じく、不倫の罪で流されたのであろう。箱の中には不倫相手の男の首が入っているに違いない」というのだった。

 役所にどうすればいいか問い合わせたが、まともに取り合う予算もないし、こういったものを突き流した先例もある、というので、女を舟におしこんで海に流してしまった。

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▲前に書いたのに色塗った。つい手がすべって999に乗れって書いちゃったけど、この状況だと波動エンジンの設計図を持ってるサーシャのほうがピッタリ来るような気もする。


 『兎園諸説』は滝沢馬琴と仲間たちの同人誌のようなもので、どこまでが創作で、どこまでが本当に当時流布したうわさ話なのかはわからない。うつぼ舟事件については兎園小説以外にも、同じような内容の記録が複数あるそうな。

 事件があったのは1803年とされており、兎園小説が発行されたのが文政八年(1825年)ごろとされている。

 古老が「かつて同じことが」と言っている、生首と一緒に流れてきた女の話は、ひょっとすると『鸚鵡籠中記』に元禄十二年(1699年)にあったとされる事件のことを言っているかもしれない。原典を読みたいんだけれど、活字になっているものは抜粋ばかりで問題の部分が収録されていない本ばかり。ネット情報によれば「熱田に流れ着いたうつぼ舟の中に、坊主の首と女が乗っていた」という話らしい。

金色姫伝説(養蚕秘録)

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 現在の茨城県日立市川尻町にあたる常陸国豊良湊に うつぼ舟が流れ着いた。この舟は桑の木をくりぬいたもので、中に美しい娘が乗っていた。

 この娘は天竺の霖異大王の姫で、継母に四度もいじめ殺されそうになったため、大王があわれんで姫を舟に乗せて逃がしたのだという。

 姫はしばらくこの地で暮らしたが、ほどなくして死んでしまった。その魂は絹糸を吐く虫(蚕)になったと言われている。


 この話が収録されている『養蚕秘録』は享和三年(1803年)に発行されていて、馬琴が『兎園小説』に記録した うつぼ舟事件のあった年も享和三年。馬琴はこの話をもとに創作したんじゃないだろうか。

 なお、金色姫の話は、つくば市にある蚕影神社の縁起書にもあるんだそうで、それがいつごろの成立なのかはちょっとわからない。縁起書によると、霖異大王は欽明天皇と同じ時代の人という設定だそうで、ここ重要なので覚えておいて!

◎ちなみに金色姫が流れ着いた川尻ってこんなとこ!
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1797

秦河勝もうつぼ舟野郎だってことに気がついた(風姿花伝)

 秦河勝(はたのかわかつ)というのは聖徳太子の時代の人で、神楽の創始者だと言われている。この人もうつぼ舟野郎だってことに最近気がついたので、まあ聞いてちょうだい。世阿弥の『風姿花伝』に出てくる、申楽(神楽)の始まりを説明する話。応永二十五年(1418年)の本。
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 上宮太子(聖徳太子)の時代に国に良くないことがあり、これを鎮めるために六十六の面を作って秦河勝(はだかわかつ)という者に与えた。河勝がその面を使って六十六番の物まねをしたところ、天下が治まったという。

 この河勝という者は、神仏の化身だったと言われている。大和の初瀬川が増水した時、河上から流れてきた壺の中に美しい赤ん坊が入っていた。これは天から下った人に違いないというので、内裏(御所)にいかがいたしましょうと問い合わせた。

 その夜、帝の夢の中に赤ん坊が現れて、自分は秦の始皇帝の生まれ変わりで、縁あって日本に来たのだ、と言った。帝は大変不思議がって、この子供を殿上に招いて育てた。とても利発な子供で、十五歳にして大臣の位につき、秦(はだ)の姓を賜った。

 欽明天王から、推古天皇まで四代の帝と、聖徳太子に仕えた後に「化人跡を留めぬ」と昔から言うように、うつぼ舟に乗って風任せに西の海へ流れて行ってしまった。播磨国の越坂浦というところに流れ着い時にはすでに人の形をしておらず、いろいろな人に憑依して不思議な現象を起こしたという。そこで人々は神とあがめて大荒大明神(おおさけだいみょうじん)と名付けた。


 どうよ? 壺に乗って流れてきたっていうのがもう完全にうつぼ舟状態だし、姿を消す時にうつぼ舟に乗って流れて行ったっていうんだから完璧にうつぼ舟野郎です。大変ありがとうございました。

 「化人跡を留めぬ」というのは、神仏の化身は用が済んだら姿を消すものだ、というお約束を言ってるようです。

 ちなみに、欽明から推古まで四代の天皇と書くとすっごく長いように感じるけれど、みな在位が短いのでその間せいぜい30〜40年くらいだと思います。

 ここでこれまでに読んだことを思い出して!

『兎園小説』
・うつぼ舟に乗ってきた女を、どうすればいいかと役所に問い合わせた。
・ある罪で流された女だと推測されている。
・もとどおり船に乗せて流してしまった。
・享和三年の出来事

『養蚕秘録』『蚕影神社の縁起書』
・養蚕秘録は享和三年発行の本
・うつぼ舟に乗ってきた娘の父親はインドの王様で欽明天皇の時代の人
・養蚕という国にとって重要な産業のはじまりになる。
・わりとすぐ死んじゃう。

『風姿花伝』
・欽明天皇の時代
・秦河勝は赤ん坊の頃に壺に乗って流れてくる
・赤ん坊をどうすればいいか内裏に問い合わせている
・天皇や聖徳太子のもとで国を治める補佐をする
・河勝はうつぼ舟に乗って姿を消す


 この一致は偶然なんだろうか? 金色姫伝説が、風姿花伝にインスパイアされている可能性が高いし、馬琴が記録している蛮女inうつぼ舟の話は、その両方を摘み食いしつつ話を膨らませているように見えないだろうか。


 では、うつぼ舟伝説は風姿花伝がルーツなのか?

 いやいや、もっと昔の例があるじゃない?

かぐや姫もうつぼ舟に乗ってきた?

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 竹をとって暮らしていた翁が、光る竹を切ってみたら、中から美しい姫が出てきた。

 この姫はあっという間に成長し、たいそう美しいとの評判は帝の耳にも入るほど。数々の男から求婚をうけるがこれらをすべて退ける。

 この姫、ある罪により月世界より流刑にあい、人間の世界にやってきたという。満月の夜に月からの迎えがあり、帝の兵士が必死で抵抗したが歯が立たず、月へ帰ってしまった。


 ご存知『竹取物語』のお話。この話が正確にいつ成立したかはわからないそうですが、『源氏物語』などに記述があるので10世紀には存在していたらしいですよ。

 かぐや姫の話には、海や川を流れてくるという部分がないけれど、竹という中が空洞になっている植物の中にいたんだから、これはもう、うつぼ舟の仲間と言っていいんじゃないだろうか。

・罪があって月から落とされた
・評判が帝の耳にも届く
・わりとすぐ月に帰ってしまう=化人跡を留めぬ


 じゃあ、かぐや姫がうつぼ舟のルーツなの?

 まてまて、もっと古いのがあるじゃない??

スクナヒコナノミコト(古事記)

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 大国様ことオオクニヌシノミコトの時代に、海の向こうから小さな神がやってきた。天之羅摩船(ガガイモの殻だと言われている)、蛾(あるいは鵝)の皮を身に付けていたという

 この神のことを誰も知らなかったのでタニクグ(ヒキガエルのことらしい)に聞いたところ「クエビコ(かかしのことだと言われてる)に聞いてこらんなさい」と言った。

 するとクエビコは「スクナヒコナノミコトでございます。カムムスビ神のお子様でございます」と、小さな神の名を言い当てたという。

 カムムスビ神にお伺いをたてたところ、まちがいなく自分の子で、自分の手の股から落ちたものだ、と言うのだった。

 スクナヒコナノミコトは、オオクニヌシの手伝いをしたあとに、穀物の穂をバネにして、どこかへ跳んでいってしまったのだった。

ガガイモ
▲ガガイモはこんなやつ。中空の実の中に綿毛のはえた種ができる。パクッと割れると種が風にのって飛んでいくという仕組みです。

・ガガイモの舟にのってやってくる。ガガイモの殻はカプセルみたいなものだから、うつぼ舟じゃない?
・この神の対処法をヒキガエルやかかしにお伺いをたてて、最終的にはカムムスビ神にまで話が通る。
・オオクニヌシとともに国を治める仕事をする。
・用が済んだらどっかへ跳んでいっちゃう。

 『古事記』『竹取物語』『風姿花伝』『金色姫』『兎園小説』これら全部繋がってると思いません?



スクナヒコナ
▲昔書いたやつ。オオスカシバの皮をきせてみた。


◎珍獣様の博物誌「ガガイモ」
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/plantoj/gagaimo1.htm
 ガガイモの話は大昔(10年くらい前か?)にこのへんにも書きました。


資料(伝説の原文、ここをクリック)

タグ:伝説

#虫 ミノムシの蓑を分解してみる

 前の記事でミノムシ細工のことを書きました。ミノムシの蓑(みの)をきれいにして、切り開いて、縫い合わせたものをバッグなどに加工したものです。

 じゃあ、ミノムシの蓑っていうのは実際どんな感じになっているのか、そこいらで拾ってきたミノムシを分解してみることにしました。

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 これは9月に葛飾区内で拾ってきたミノムシ(ミノガ科の蛾の幼虫が作る巣)です。見づらい写真で申し訳ないです。

 日本にはミノガ科の蛾が数種類いるのですが、わたしはパキッとした見分け方を知らないので、正確な種名はわかんないけど、オオミノガの雄かなあ(雌はもっと大きいような気がする)。

 いちおう、ぶら下がってる様子はぶらぶら風に揺れる感じでした。チャミノガはぶら下がらないで、枝にがっつりくっついてる感じになるはずです。個体差もあるかもしれないので、それで完全に見分けられるか自信ないんですけど。

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 まわりにくっついてる枯れ葉をとってみました。ミノムシの蓑は、中の虫がはいた糸なので、もっと葉っぱを糸に織り込んでしまうかと思ったのですが、そうでもなくて、案外きれいにとれてしまいました。

 蓑自体は、かなりしっかりした袋になっています。手で破こうとしても上手くいかないくらいです。

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 というわけで、ハサミをつかって切り開いてみたら、中からこんな芋虫が! みなさんこれがミノムシの中の虫ですよ。オオミノガ…かなあ? わたしゃまだチャミノガを剥いたことがないので自信がありません。

 ちなみに、ミノムシは、蓑を剥かれても死にませんから、紙切れと一緒に箱にでも入れておくと、紙をつづりあわせて新しい蓑を作ります。その写真も貼りたいんですが、今回は天然のミノムシの蓑がどんな感じなのか追求したいので割愛します。

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 それで、これがバッグや草履になるミノムシの蓑です。指で持ってるほうが上で、枝にくっついてた部分です。

 質感、伝わりますかねえ。以外に分厚くて、指で引っぱっても破れません。でも、間違いなく芋虫が吐いた糸でできてます。端っこ(特に下のほう)をジワジワ引っぱると伸びてきて、糸というか、わたっぽくなってきます。

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 これは裏、というか内側です。内側はつるんとしてて、中の虫は居心地が良さそうです。これも指でこすってるとだんだんケバ立って糸が出てきます。

 切り開いたままの状態だと立体になっているのですが、じわじわ引っぱって伸ばすと平らになります。なるほど、これを切りそろえて縫い合わせるとバッグや草履になるわけですね。おもしろい。

 こんなのが沢山とれてた時代にいたら、わたしもミノムシ細工作家になってたかもしれません。趣味と実益をかねた芋虫飼育とかたまらんですよね。

 そうそう、だから養蚕も趣味でやってるんですけどね。あれが実益になったらなおいいんですけど。

 いやあ、もっと若くてかわいかった頃なら、顔出しでコスプレかなんかしながら芋虫をハードに飼育しながらネットアイドル目指してたかもしれないですよ。でも人気はわたくしより芋虫に集まりそうな悪寒がしますがっ(笑)

 あ、与太話はどうでもいいですね。ええと、ミノムシ減りましたよねえ。オオミノガは90年代にオオミノガヤドリバエという外来の寄生虫にやられて激減したんですが、チャミノガもあんまり見かけなくなってると思うんです。

 いや、最初に書いたとおりわたしは見分けに自信がないのでアレですが、あきらかに小さくて、枝にガッツリくっつてるミノムシは、多分チャミノガだろうと思うんです。

 チャミノガは10年くらい前まで東京にもけっこういたはずなんですが、最近あんまり見ないような気がします。気がするだけで、いるところにはいる可能性もあるんですが、みなさんのところではどうですか? 身近なところでミノムシ、見かけますか?

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コメント一覧

腹黒烏龍茶 URL (11/01 00:10) 編集・削除

以前ユーカリの木を植えてた時があって、私の身長を超えた頃にミノムシが嫌というほどついてたことがあります。
虫に馴れているのですが怖かったです。


gabotyan

珍獣ららむ〜 (11/02 06:59) 編集・削除

こんにちは。
ユーカリですか!
沢山いるってことは、ユーカリを食べてるんでしょうね。
実は何を食べてるかすらよくわからないんですよ。
決まった食草はなく、いろんな植物を食べてるらしいんですが、
写真のミノムシにいろいろ与えてみても、ほとんど食べてる感じがしません。
かといって死ぬかっていうとそうでもなさそうだし(蓑を少し剥いてみると翌日には補修されていたりする)。
意外と謎の生き物です。ミノムシ。

gabotyan

あるもので作ったバッグと草履(ぞうり)、一体何で作られているのか…?!

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 いつもお世話になりまくっているひろこ様から謎のブツが送られてきたんですよ。ちょっと地味めで何の変哲もないバッグと草履(ぞうり)ですが、一体何で作られているでしょう?

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 バッグを近くで見るとこんな感じです。小さな四角いピースでパッチワークされてることは確かですが、材質はなんでしょう。

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 バッグには端切れもついてました。縫い方やピースの大きさがバッグと違うので、布見本なのかもしれません。

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 これは裏側。和紙と、メッシュ状の布で裏打ちしてありました。


 さて、これは一体なんでしょう。わたしのブログを日ごろから読んでる珍しいもの好きの皆さんだと、案外知ってるかもしれないですが???

 答えはいちおうページを分けておきますね。

答えはここをクリック

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