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野草の写真

 昨日とは打って変わって天気が悪いので、春らしい野草の写真を貼ってみます。

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▲オオイヌノフグリの群生

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▲ヒメオドリコソウ。ヒメオドリコソウは、葉が紫色になるのと、そうでもないのがあるような気がします。なんの違いなんでしょうね。この写真のやつは、やたらと紫色になってる。

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▲ナズナ(ぺんぺん草)です。後に写っているピンク色のやつは何かっていうと…

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▲潰れちゃってわからないかな。ホトケノザでした。ただの空き地なんですが、一面ホトケノザが生えててすごかった。

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▲これはオマケ。アオサギが飛んで行く〜。

 撮影は中川の土手とか、なんでもない住宅地とかです。

タグ:植物

コゲラのドラミング at 水元公園



 これは昨日撮影しました。道を歩いていたら頭の上でカチカチカチという音がしたので慌てて撮影開始。三脚もなにも持っていなかったので手ブレがひどいですけど、コゲラ(啄木鳥の一種)が木を叩いている音がちゃんと入ってると思います。

 動画の最初の方にジャッという音が入っているのはカメラのオートフォーカスの音です。デジカメの動画撮影機能で悩ましいのはこの音ですね。前に使っていたデジカメもそうでした。

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▲静止画は写してるヒマがなくてこれしかとれませんでした。

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▲これは動画から切り抜きました。一瞬だけこっちを向いた瞬間です。


キツツキ、ウッドペッカー

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アオサギの巣、もう一回見てきたよ

http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1294
この記事をtwitterに流したら、アオサギの巣はもっと沢山あるんじゃないかと教えてくれた人がいたので見てきました。

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▲これが26日に写したのと同じ場所です。アオサギはちゃんと巣にいるんですが、頭をあげないのでカワウとツーショットになりませんでした。

 他にもないかと思い、まわりを見てみると、同じ金網越しに、別のアオサギの巣が二ヶ所ありました。他にもあるかもしれませんが、遠いのでアオサギが巣から顔を出してないとわかりにくいです。

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 南寄りの観察小屋のあたり…という話も聞いたので、そっちも見てみましたが、のぞき窓に近いところには(とりあえず今日は)みつかりませんでした。

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▲写真中央の木のずーーーっと向こうにカワウのコロニーがあるのですが、

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▲30倍で最大限に寄ってもこの程度で、さすがに遠すぎてアオサギがいるかどうかはよくわかりませんでした。

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ラクウショウは爆発だー

 お約束なので書いておきますが、楽勝(らくしょう)じゃなくて落羽松(らくうしょう)です!

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 公園を歩いていると、地面に木のチップ(細片)のようなものが無数に落ちてることがあります。まあ、ホントに間伐材を砕いたチップが敷かれてることもありますが、これは違います。

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 近づいてみるとこんな感じ。チップというより木で作ったウロコみたいな形をしています。これは一体なんなのかっていうと?

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 これが砕けたやつなんです。ラクウショウの実です。あたり一面、砕けたラクウショウの実がちらばっていて、まるで爆発でもしたかのよう。


 ラクウショウの実は、一体どのタイミングで砕け散るのでしょう。

 秋に公園を歩いていると、まだ青い実が塊のまま沢山落ちています。となると、青いまま落ちてきて、地面で乾燥してバラバラになるのかな、とも思うんですが…

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 見上げてみると、木についたまま茶色くなっている実もありますね。


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▲これは一昨年の秋(11月)に写した、まだ青いラクウショウの実です。



 なお、ラクウショウはメタセコイヤととても似ていて、よく写真のキャプションを間違えてる人がいます。以前作った見分け方の記事はこちらです。

◎メタセコイアとラクウショウ(実による見分け方、気根の写真)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=982

◎メタセコイアとラクウショウ(葉による見分け方)
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=981
 メタセコイヤは葉が対生、ラクウショウは互生。

タグ:植物

旅の衣は篠懸けの、プラタナスの実は綿毛と散るなり

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 これは去年の秋に写したもので、スズカケ(プラタナス)の実です。

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 この大きな木がスズカケ。漢字で書くと篠懸(すずかけ)です。てっきり「実が鈴なりにつくので鈴掛け」なのかと思っていたら、篠懸と書くのが本当だそうです。

 篠懸というのは山伏が着る衣のことです。山伏の篠懸衣には、ボンボンが付いてますよね。

 正確に言うと篠懸衣の上につける袈裟(けさ)にボンボンがついてるんですけど、とにかく、プラタナスの実が、そのボンボンに似ているから「篠懸の木」と呼ばれるようになったそうです。

http://www.bio.titech.ac.jp/out/outline/access/suzukake.pdf

スズカケの名は明治初年,この木の球状果が,山伏の着る篠懸衣についている球状の飾りに似ているところから篠懸木と命名されたが,いつの間にか球状果が鈴なりにつくという意味で鈴懸木とか鈴掛木とか書くようになったということである。

 そういえば、歌舞伎の『勧進帳』も「旅の衣は篠懸の、旅の衣は篠懸の、露けき袖やしをるらん」で始まるんでしたっけね。

 勧進帳(かんじんちょう)は源義経一行が兄・頼朝に追われて奥州に落ちのびる途中のお話です。義経は日本全国に指名手配されちゃってますから、みんなで山伏に化けて歩いているのです。東大寺修復の勧進(寄付を集めること)をしているといつわって。

 山伏に身をやつして行く悲しい旅なので衣の袖が露に濡れているよ、というのが「旅の衣は篠懸の…」ってやつですね。露というのは心の中で流している涙の暗喩かもしれません。
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 話を元にもどして、スズカケ(プラタナス)の実です。山伏のボンボンみたいなあの実は時間がたつとどうなるかっていうと…?
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 この、道端に散らばってるフワフワしたのがスズカケの実の成れの果て。

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 時間がたつと分解して綿毛になっちゃうんですねー。

タグ:植物