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ダシダ・和菓子・ハミンバー

牛肉다시다


 다시다と書いて、ダシダと読むらしい。いわゆる出汁の素。お湯に溶かして使う顆粒スープです。この名前で検索すると同じメーカーの商品ばかりヒットするので単なる商品名なのかな。日本語の出汁(だし)と関係があるのだろうか。

 日本のスーパーで良くみかけるのは牛肉のダシダばかりだけれど、輸入食材店で探すとアサリやイワシのダシダもあるみたい。最近この牛肉ダシダが気に入っている。

 鍋にお湯をわかしてダシダを入れて、乾燥ワカメを入れて、塩・胡椒で軽く味をととのえて、仕上げに胡麻でもふったら包丁ひとつ使わずに簡単にスープになる。ボリュームを出したいなら春雨をくわえてもいい。一食分ずつ小分けになってるのを買っておけば使いやすいと思う。

 もちろん具は自由なので、溶き卵を流し入れて卵スープにしてもいいし、モヤシを入れたり、タマネギやニンジンの細切りを入れたり、たいてい何にでも合う。冷やご飯を入れて一煮立ちさせれば雑炊にも。

 玄米食に切り替えたという話をしたけれど、玄米は雑炊にすると美味しいので、中華スープの素とともに、ダシダも重宝している。


左から、アサリ、イワシ、牛肉のダシダ。顆粒の韓国出汁の素です。

 『美味しんぼ』のかなり大昔の巻に、海外のスープ(主にコンソメの話をしてたかも)は作るのに時間がかかるけれど日本のは鰹節や昆布をお湯に通す程度で出来てしまう。でも、昆布や鰹節は、家庭に来る前に時間をかけて加工されているから、日本のスープも時間をかけて作っているのだ、という話があったと思う。

 そう言われてみれば、日本の出汁は天然素材なのに使い方がインスタント的で面白い。そのくせ出汁の素みたいなインスタントも存在しているところが謎なんだけれど(笑)

和菓子って冷凍だったのね?

 和菓子屋さんのショーケースに入っている季節の創作和菓子。先日、とある和菓子屋さんで「それと、これと……」と選んだら、

「すみませんねえ、今日はまだ解凍が済んでなくって凍ってるんですよ」

って言われた。和菓子って、冷凍だったのか!!

 そう言えば、街角の小さな和菓子屋さんで、一日にそう沢山の菓子が売れるとは思えない。でも、手の込んだ創作和菓子を、その日の分だけ作ってるとも思えない。作る時は、ある程度大量に、一気に作っちゃうと思う。

 そう考えると冷凍保存してあってもなんら不思議はないし、ある程度は仕方のないことだと思う。食通は店の人と仲良くなって仕込みの日を狙うのだ、なんて裏技があったりするだろうか(はげしく妄想)。

 でも、それじゃ急な来客に季節の和菓子を、なんてわけにもいかないし、そもそもこんなんじゃ製造元で買う意味はあるのかな。今時だと、ちょっとした生の和菓子をパンの横で売ってるスーパーがけっこうあるわけだしね?

 なにげなく「和菓子 冷凍」とかで検索したら、和菓子協会の Q&A に、余りそうなら冷凍がよく、解凍したものを再冷凍してはいけない、と書いてあるんだけれど、すでにお店で冷凍されてるから、家で冷凍庫に突っ込んだら再冷凍になるじゃあるまいか?

 ちなみに、前述の和菓子屋さんでは生菓子をやめて饅頭と最中を買った。最中は皮とあんこを別々に用意してあり、注文を受けてその場で詰めてるみたいだった。こういうところは製造元だよね、と思う。まあ、作り置きするほど売れないからでしょうけど。

# 都会の有名店とかは別だと思う。大量に売れるでしょうし……あ、でも赤福事件ってやつもありましたね。

ハチドリのキッス

 昨日の「世界の果てまでイッテQ!」は、イモトがジャマイカでハチドリとキスしていた。森で「ハミンバー、ハミンバー(Humming bird)」とか言いながら歩いていると、野生の(?)ハチドリが舞い降りてくるのである。蜜を入れた小瓶を持っていれば、手からハチドリに蜜をやれたりするらしい。スゴイよジャマイカ、どうなっちゃってるの、ジャマイカ!!

 ハチドリは、赤い花びらに寄ってくるらしく、口のまわりに赤く色をつけた蜜を塗っておくと、ハチドリが下りてきてキスしてくれることがあるらしい。イモトは蜜で塗りたくった口に蜜の小瓶をくわえてハチドリを呼んでた。すげー、イモト。くそー、うらやましいなあ。来週は傘で空を飛ぶらしいしー。

◎イッテQ・公式
http://www.ntv.co.jp/q/


 ハチドリといえば(しつこくあちこちで書いているんだけれど)、荒俣っていうオジサンが、ハチドリは体が冷えると飛べなくなるので、真冬の寒い時期には地面に落ちて動けなくなっており、手づかみできるのだ、と言ってたんですよー(拾ったことがあるとも言ってたはず)。

 それがホントならいつか見に行きたいんだけれど、良く考えたら、ハチドリってそんな寒くなるところに住んでるんですかね。もしかしたら異常気象でありえないような寒波が来た時の話?

igoogleガジェット

 igoogle 用の小物として、「がぼめくり(日めくり)」と「虫ばっかり」を、かなり大昔に作ったのですが、仕様が変わったらしくうまく表示できなくなってしまいました。

 igoogleを使っていない人にはなんのことかわからないだろうし、そもそも利用者があんまりいないのでどうでもいいかなーとは思ったんだけれど、調べたら直し方がわかったような気がしたので新しいのを作りました。

◎「がぼめくり」をigoogleに登録
http://www.google.com/ig/adde?moduleurl=http://www.chinjuh.mydns.jp/flash/gabomeku/gabomeku.htm

◎「虫ばっかり」をigoogleに登録
http://www.google.com/ig/adde?moduleurl=http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/musi/0000musi.htm

 これらを使うには、google のアカウントが必要です。igoogleというのは、一言では説明しにくいけれど、行きつけのブログの新着を知らせてくれる機能があったりする個人ページのことです。

 ブラウザで見るタイプのrssリーダーに、カレンダー機能とかゲームとかをインストールできる感じ? なんせとにかく、一言では説明しにくいです。

http://www.google.co.jp/ig
ここから行けると思います。アカウントを持ってる人はログインすれば使えますので、ログインしてから登録してみてください。

鷽替え籤のあたり番号とか、東金町のスーパーとか

亀戸天神の当選番号

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 亀戸天神の鷽替えで、シリアルナンバーの入った紙をくれるって話をしましたが、今日見に行ったら当選番号が発表されてました。

 2009年の鷽替え籤(くじ)の当選番号は、各組共通の、コレです。わたしはハズレました。当たったら金の鷽をもらえるらしいですよ。

 神社のサイトに発表がないので、ホントは神社まで来た人にしか教えない仕組みなのかな。でも、わたしのブログは知名度低いから大丈夫。


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▲天神様の梅の花は、だいぶ咲きそろいましたよ。この写真の赤い梅と白い梅は同じ木に咲いてます。もっと引いて写したいんですが、そうすると花の色がわかりにくいのでちょっと残念。たぶん白梅の木に紅梅の枝をついであるんだと思います。

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半田のゴールデンストア

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 半田小の近く(東金町五丁目あたり)にあるゴールデンストアが閉店しちゃうんだよって聞いたので、近くを通ったついでに見てきました。

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 まだやってるかと思ったけど、先月末に終わっちゃってたんですね。手前の今川焼き屋さんは開いてました。


 ちなみに、ゴールデンストアの戸ヶ崎店(というか、そこが本店?)は普通にやってました。

タグ:地元(葛飾周辺)

瓢箪のその後とか、最近の食生活とか

 晴れた。まぶしい、暑い、カーテンひけ、わたし。

若麒麟

 若麒麟が退職金を辞退したそうで、ワイドショーじゃ「協会は自分の手を汚さずに相手が返上してくるのを待ってたんだろう」的なうがった見方をしているけれど、マスコミの煽りも、もう飽きたよ。これで「やっぱり除名。世間のみなさんのおっしゃるとおり甘かった」と協会が言ったところで、優柔不断だのなんだの煽られるに決まってるんだし。本人が記者会見に出てこないのだって取調中だからなんじゃないの? お父さんが代理会見をしたからって何が問題なのさと思う。

 なんか。わたしゃ本格的にテレビに飽きてるんだろうな。

その後のひょうたん

 センナリビョウタンに栓を作ったのは少し前に書きました。今度は紐をかけてみようと思います。

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 栓に紐をかけて、トンボ玉を入れて、つゆ結びを繰り返して、くびれのところまで来たら、紐を二重にまわして、反対側で結びました。これは自己流です。「瓢箪の結び方」とかで探せばお酒を入れてぶら下げられるように、持ち手のできる結び方を紹介しているサイトもあります。

 ここで問題発生。紐の端をどうしよう。房をつけたいんだけれど、紐と同じ色の房がみつかんない。リリアンで自作しようにも、そういう色のリリアンがないんだわ。

 紐を買うときにも探したんだけどなくてねえ。紐自体をほどいて蒸気をあてて伸ばせば点と思ったけど、ほぐしてみたら中に別の色の芯が入っててダメでした。

 はあ、世の中うまく行かないもんだ。あまりパッとしないけど布でくるんでみるか。

[追記]こんな感じになった
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最近また玄米を食べている

 生協騒動で美味しい米に慣れてしまったので、そこらの安売り米に手がでなくなってしまった。生協にカタログ代を払ったつもりになれば地元の米屋で少し良い米を買えるので、これをチャンスに玄米食に切り替えた。

 米屋さんで玄米っていうと、精米しますよって言われるので、大あわてで「玄米のまま詰めてください」とお願いする。初めてのお店だと、ほぼ確実に「圧力釜で炊いてらっしゃるんですか?」と聞かれるんだけれど、うちでは普通の炊飯器を使ってる。玄米炊飯機能とかはついてない。

 その代わり、たっぷり半日くらい給水させて、いくらか多めの水加減で炊くことにしている。いっぺんに4合か5合炊いてしまって、お茶碗一杯ずつタッパーに詰めて冷蔵庫か冷凍庫で保存する。食べる前に電子レンジでチーン。雑炊にしても美味しい。

 きちんと給水させた玄米は、糠層がきちんと裂けて、もっちり感と歯ごたえの両方を楽しめる不思議な食感になる。ぷちっと噛みしめると満足感に繋がるのでストレス解消にもいい、とわたしは思う。

 今買ってるのは5kgで2000円前後。もう300円くらい安くなると嬉しいような気もするけれど、なぜか安い玄米は店頭に並ばないみたい。玄米を食べるような人は健康志向で良い物を買うので、あまり安いとかえって売れないのかもしれない。

 いっそ楽天の通販で買えたらポイントを使えるのでお得なんだけれど、こればっかりは米粒を見ないとどんなものをつかまされるかわからない。値段的には納得できるものがあるんだけど、レビューを見るとべた褒めしている人と酷評している人に分かれているのが悩ましい。

タグ:瓢箪 食材

昨日作ったもの

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▲がま口と毛糸の針山
 布のがま口を作ってみたくなり、ためしに口金を一個だけ買ってきた。説明書がついていないので手探りで型紙を作り、捨てても惜しくない布で何度か作り直して、どうにか大きさの調節をした。

 最終的には口がねに止め付けてみないと状況がわからないので、仕方なく適当な布のままやってみた。結果的にはまあなんとかできたんだけど、止め付け作業が意外と難しい。油断すると左右のバランスが悪くなる。接着剤で固定しつつ口がねをペンチでかしめて止めるタイプだから、一度止めちゃうとやり直しもきかない。意外と難しいっていうか、なんかわたしには無理かもね。やりなおしがきかないのが一番きつい。練習の数だけ口金を買わなきゃいけない。

 作り方のサイトはあちこちにあったので読んだし参考にしたけれど、この手のコツは実際に見ないとわからない部分が多いね。でも、どこへ行って聞けばいいやら、という感じ。

 話は変わるけど、最近の建物は壁が木じゃなくて石膏ボードだったりするじゃない。壁がもろいのでネジひとつまともに使えない。普通にねじ込んだだけじゃ壁が壊れて簡単に抜けちゃうから。ネジを受けるための部品を石膏ボードに埋めてからじゃないとダメらしい。

 その、ネジを受ける部分をどうやって埋め込むのか、やってるところを見たことがないからイメージがサッパリ湧いてこない。買えば説明書くらいついてるだろうけど、そうじゃなくて実際見たいし練習したいわけ。でもどこへ行って聞いたらいいかわからない。まあ、そもそも家が賃貸だったらネジも釘もダメなんだろうけどさ。


 針山は、ダイソーで買った染め分け毛糸が意外とダサイので無駄に消費しているところ。かぎ針で長編みしてみたら、どうしていいかよく分からない薄汚れた物体になった。

 細編みにしてみたら細かい迷彩模様で、こうやって使えばいいんだろうな(もしくは棒針で編むか)と納得はしたけれど、迷彩色はあまり好きじゃないんだよねえ。玉に巻かれてた時はそういう配色だって気づかなかったんだもの。編んでみて「あっ!」と思った。染め分けって難しい。でもダイソーだから。写真にとったら黒いだけになってしまった。二重にダメじゃんもう。

 迷彩を目立たなくするために赤い毛糸で針をさすところを作ってみたけれど、赤すぎてぜんぜんダメだ。もうちょっとくすんだ赤なら似合いそうだけど、これのために高い毛糸を使いたくないなあ。

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▲太陽光でとりなおしてみた。逆光で写したら色わかりませんって。

タグ:手芸

なまじ似てるほうが難しい法則

アイヌ語はなまじ日本語と似ているから余計にわかんない・1

 そういえば昔はアイヌ語を日本語の一方言みたいに思っている人が少なからずいたらしいんだけど、そこまで似てないです。たしかに日本語と語源を同じくする語彙も多いし、語順も似てるけど、アイヌ語には「〜が」「〜に」「〜を」のような助詞はないし、動詞に何かつけて過去を表現したりもしないし、とにかくいろんなことが違う。

 中でもこの違いは面白いんじゃないかと思うのは、ものの性質によって所有の表し方が違うこと。

 たいていのものは、「わたし・持つ・ナントカ」という形で「私の〜」という意味になる。

ku=kor itanki わたしのお椀
e=kor tamasay お前の首飾り
ci=kor cise 我らの家
eci=kor cip 君たちの船

 これらはどれも、「ダレソレが持つ、ナントカ」という形になっている。

 ところが「私・ナントカ(名詞所属形)」という形で「私の〜」を表す単語がある。

k=utarihi わたしの家族 utar:家族
e=seturuhu 君の背中 setur:背中
ci=akihi わたしたちの弟 ak:弟
eci=kerihi おまえたちの靴 ker:靴

 どこに違いがあるかっていうと、人にあげたら他人のものになってしまうものと、そうでないものの違いだそうな。

 手や鼻や目のような体の一部や、弟、妹、兄、姉、父、母、家族みたいな、どう頑張っても他人には与えられないようなものは、「ダレソレ・名詞の所属形」の形で所有を表すらしい。植物の葉や枝なんかにも所属形がある(植物自身から見たら体の一部だから?)。

 お椀や首飾りみたいなものは、そもそも所属形がないので後者の方法では言い表せないし、耳や足なんかを「ku=kor」とかでは言えないそうだ。説明されれば違いはわかるんだけれど、日本語にはない発想だと思う。

 よくわかんないのは「靴」にまで所属形があるということ。靴なんかいくらでも他人にやれそうなものなのにね??

# アイヌ語も地方により語彙が少しずつ違うんだけど、萱野茂の「アイヌ語辞典」を引くと、着物にあたる単語で、amip には所属形がなくて、humuyke(he)、mipi(hi)は、()内の語尾をつけることで所属形を作れるらしいです。靴も着物も身につけるものなので、自分の一部とも考えられるのかも。

アイヌ語はなまじ日本語と似ているから余計にわかんない・2

 もうひとつ、これはひょっとすると昔の日本語もこうだったのかな、と思うんだけれど、名詞に場所になりうるものと、そうでないものがあるらしい。

 たとえば、ta というのは「〜で」という意味の格助詞だけど、必ず場所を表す名詞とセットで使わなきゃいけない。これだけなら日本語とかわらない。

 問題は何が「場所を表す名詞」なのかってこと。村は場所を表すので、kotan ta:村で、という言い方ができる。

 じゃあ、砂浜は? 日本語なら砂浜は場所になりうるので「砂浜で」と言える。でもアイヌ語では砂浜は物であって場所ではないらしい。

 そういう場合は名詞にくっついて場所の意味を作る形容名詞というのを使うらしい。

sanota ka ta:砂浜・のところ・で
ita so ka ta:板の床・のところ・で

 決して、sanota ta とか ita so ta とは言わないそうだ。

 最初は素直に日本語とは違うんだなと思ったけれど、何度も唱えてるうちに、日本語にも同じ違いがあるんじゃないかという気がしてきた。

 〜のところ・で、という形にこだわるとわかりにくいので、〜の上・で、〜の中・で、で考えてみる。

○村で △村の中で(くどい)
○砂浜で △砂浜の上で(くどい)
×砂で ○砂の上で
○浜で ×浜の上で

 こうしてみると、何が場所で、何が物なのかわかる。村や浜は場所っぽいけど、砂は物なのだ。

 砂浜は、砂の浜なので場所ってことになる。だから「砂浜の上で」とか「砂浜の中で」という言い方をするとくどい。日本語はそのあたりを厳密に分けないので間違いとはされないけれど、スマートな物言いではないはず。

 このとおり「場所を表す名詞と、そうでない名詞がある」というのは日本語でも同じような気がする。

 でも、何を場所、何を物とするかは違っているみたい。アイヌ語では sanota(砂浜)は場所じゃなく物で、日本語ではどうやら場所っぽい。


 そんなこんなで、アイヌ語と日本語は、半端に似ていて、半端に違っている。だからよけいに頭がこんがらがって困っているところ。


 左から二番目の辞書は、わたしは持ってないんだけど三番目の「カムイユカラで……」と著者が同じなのでセットで買うと幸せかもしれません。が、けっこうなお値段です。

 「カムイユカラでアイヌ語を学ぶ」はCD付きです。このCDがかなり楽しい。ひとつ前の記事に書いた「年寄りカラスがどうした」の歌も入ってます。

 一番右のは音楽CDで、伝統的な歌を軽くアレンジして伴奏をつけてあります。が、アレンジがアッサリしているので嫌みがありません。


[追記]
 「砂山の砂に腹ばい」という石川啄木の短歌があるけれど、砂は物なので本来ならば「砂の上に腹ばい」で、「の上」という場所を作る単語が省略されているんだと思う。

 他にも「船で暮らす」とかも、「船(の上 or の中)で働く」の略だけれど、日本語では省略しても意味が通じればあまり問題にされないわけです。この場合の船も物であって場所じゃない。

 
 などと、ブツブツ言いながら、〜 ka ta (〜の・ところで)を克服しつつあるわたくしですが、 yakne と yakun と kor の違いに倒れそうです。

〜したら(yakne)、〜なるでしょう
〜したら(yakun)、〜する
〜したら(kor)、〜になるものだ

 全部同じに見えるー(笑)!!!

似てるー

Onne paskur ine
(アイヌのわらべうた)
Onne paskur ine 年寄りカラスがどうした
Tara tak wa isam 俵を持って行っちゃった
Ne tara ine その俵どうした
Sake a=kar wa isam 酒を造ってしまった
Ne sake ine その酒どうした
A=ku wa isam 飲んでしまった
A=ku ruwe ine 飲んでどうした
A=eosoma wa isam うんこにして出しちゃった
Ne osoma ine そのうんこどうした
Seta e wa isam 犬がたべた
Ne seta ine その犬どうした
Cironnup kamuy rayke wa isam 狐の神が殺した
Ne cironnup ine その狐どうした
Okimunpe san wa a=momka wa isam 山津波に流された

Ne 〜 ine : その〜どうした
〜wa isam : 〜してしまった


のんのさんいくつ
(葛飾のわらべうた)
のんのさんいくつ 十三七つ
まだ歳ぁ若いね
若子を産んで 誰にだかしょ
おさんにだかしょ
おさんどこ行った 油買い 茶買い
茶買いの前で すべって転んで
油一升こぼした
その油どうした
白どんの犬と 黒どんの犬と
ちょっくら来てなめた
その犬どうした
太鼓に張ってしまった


 アイヌ語の入門書を読んでたら似てることに気づいたので並べてみたよ。リンク先は midomi になってます。


グリーンカプセル二個セット★テレビで紹介されました!
大人気!
3,150円(税込)送料込

 野菜の種をカプセルの中で発芽させて、大きくなったらプランターに植えると本当に育つそうです。エコとかロハスとかって連呼されてるのが強烈にムカつくけどカプセルがかわいい。首からさげたり、ストラップにしたり、イヤリングにしたりと、楽しみ方はいろいろ。もちろん机の上に置いて眺めても可。

 今あやうく注文しかけて、他にほしいものがあるんじゃないかと思いとどまったところ。三日くらい考えてまだほしかったら買うかも(笑)

タグ:わらべうた midomi

帝釈天で豆まきを見た

 節分なので帝釈天の豆まきを見に行った。出かけてからカメラを持っていないことに気づいたけど、もういいや、なんか今ものすごくやる気失せてるところ。

 家を出て、もよりのバス停から京成バスに乗った。このへんからだと戸ヶ崎操車場〜金町駅、金町駅〜小岩駅、というバスが走っていて、一日に何度か戸ヶ崎から小岩まで直通のバスが走ってる。柴又は金町の向こうにあるので、通常ならばバスを乗り継がなきゃいけない。往復で840円になる計算。区内のちょっとそこまで行くのに馬鹿こくでねぇって感じの金額だ。

 有り難いことに東京にはバスの一日乗車券というものがあって、同じ会社のバスならば、乗り降り自由で500円也。三回のったらペイ計算。当然これを買うよね。

 家の近くでバスを待っていたら、ラッキーなことに小岩駅まで直通のバスがやってきた。帰りもこれに乗れたらいいのになあと思いながら、それほど本数が多くないことも知っているので「一日乗車券ください」って500円きっちり、おつりの出ないように差し出した。

 過去に何度か千円札を出して「おつりがない」って不満げに言われたことがあり、その状況にもかなり頭にきているんだけれど極力おつりが出ないように気をつけて、つねに500円くらい持ってることにしてるわけだよ、誰か褒めてください。

 にもかかわらず売れないって言われた。切符がないんですと。なんと、日に四枚しか持ち歩いておらず、今日は四枚ともさっきいっぺんに売れたっていうのよ。

 売れた理由はよーーーーくわかる。だって帝釈天で豆まきやるんだもん。観光客から地元民までみんな行くよね、帝釈天。そんな稼ぎ時に一日乗車券を四枚しか持ってないって……もうその時点で個人的には「おいちゃん、そろそろ引退したほうがいいんじゃない?」って感じ。

 とにかく、ここで下ろされては困るし、500円で済むはずなのに余計にお金を要求されるのも困る。「困ります」を三回くらい言ったら、乗り継ぐところで買えばいいよと言って乗せてくれた(あたりまえだ)。

 さて、帝釈天はすごい人出と言いたいところだけれど、平日なのでそれほどでもなかった。かといって空いているわけでもない。いい具合の賑わいだ。町内会だか商店街だかの人たちが、赤や青の全身タイツに虎のふんどしと鬼の面をつけて参拝者に向かってポーズしている。

 二時になると、御幣猿の扮装をした人と、裃姿で手に福豆の升を持った地元名士たちが入場。たぶんほとんどが議員さんとかだと思う。顔がわかるのは平沢勝栄だけだった。猿が芝居がかった口上をのべて鬼をあやまらせ、盛大に豆をまいた。豆は小袋に入っている。

 参拝者は遠くからとんでくる豆を、我も我もとつかみ取る。わたしなど思い切り顔にあたったが、後ろへ落ちてしまい、よその人に取られてしまった。まあ、仕方がない。

 豆まきは三時にもやると言っていた。もう一回がんばろうかなとも思ったけれど、一人で何袋もかきあつめて持っているオッサンやオバハンを見ていたら、突然冷めて帰ろうって気持ちになった。やだやだ、ああいうの見てると福落ちる。

 帰りのバスを待っていたら、初めて来たという観光客が「団子を食べてたら、お店の人が豆まきがありますよって教えてくれて、偶然参加したらとれたのよ」って嬉しそうに言ってるのを見て、こういう人にわたってよかった。今日はこの人の笑顔を見て満足しようという気持ちになった。

 ちなみに、福豆の小袋には当たりがついている。当たったという人の話だと、草団子の引換券とか、そういうものらしい。

 ここで終われば気持ちがいいんだけれど終わらない。柴又からうちまで、バスをのりついでも420円。もはや一日乗車券は不要だけれど、最初に乗ってきた分を払っていないので、わたしは買うつもりで500円用意してバスに乗った。

 が、お金を出して運ちゃんの顔をみて驚いたよ。同じ人だった。当然切符は持ってない。もう、うんざりして「わかったよ、もうけっこうだよ」とバスを下りた。

 こうなったらムカつきついでにもうひとつダメだししておこうと思い、すぐ近くにある「京成」柴又駅へ行き、駅員に「バスの一日乗車券はありますか」と聞いた。ないって言われた。想定通りの答えだ。金町まで行けばバスの営業所があるよと言われたけれど、そこまで移動するんならバスなんか乗らんで歩くよ、馬鹿馬鹿しい。

 というわけで、歩いて帰りましたとさ。


 これがもし、JRだとして、都区内フリー切符は売り切れました、なんて死んでも言わないだろうし、仮に券売機の不調で発券できなくなってもどうにかすると思うんだよ。売れないなんて言ったらみんな怒ると思う。

 なぜかバスだと平気で「おつりがない」「売りきれた」なんてことを言う。そして、なぜかお客が泣き寝入りするんだよ。あり得ないと思いません?

タグ:地元(葛飾周辺)

若麒麟:世の中聞きたくない話ばかりだ

 若麒麟問題。世の中的には「解雇にしたら退職金が出ちゃうだろう」とか、そういう表面的なつまんないことばかりが問題にされているみたいに見えるんだけど、そうなんだろうか。

 日本人的なけじめの付け方で言うならば、弟子が犯した取り返しのつかない罪に対して、師匠(この場合なら理事だけど)が温情を示して除名ではなく解雇としたならば、弟子は温情に感謝しつつ自らの罪を恥じて、もらえるはずの退職金は辞退して当然だと思う。

 その両方が成立してはじめて「納得のいく処分」になるんだけれど、今の角界にそこまでの度量があるかっていうと、なさそうに見えるところが激しく問題なんだよ。弟子側もだけど、師匠側も。

 そういう、古き時代の感覚で言っても「かわいそう」は確かにおかしい。本気で弟子への思いやりがあるならば、むしろ除名にして「この厳しい処分は、おまえが本当に反省し、真人間になろうとしていることを世間に知らせるためだと思いなさい」と諭すべきじゃないのかね。

 考えが古いって言われても、舞台は角界なんですよ? おまえらなんのためにチョンマゲ結ってんだよと言いたい。日本人的な古き道徳観も持たずに形だけ侍を気取るなんて不潔だぞ。神様の前で、どの面さげて四股踏んでるんだよ。そんなんじゃ鬼どころかゴキブリも逃げんわ。

 まったくもう、テレビをつければ耳にしたくないような話題ばかり。うんざりする。もう地上波を見るのはやめようかとすら思うわ。

週末の日記

整骨院に行って、帰りは末広飯店でお昼(31日)

 いつもの整骨院でゴリゴリやってもらった。今日は出がけにお風呂に入って暖まってから行ったら、いつもより体が柔らかくなってるような気がする。揉まれた感じがいつもと違う感じ。でも、やっぱり背中はガチガチらしい。歳はとりたくないなあ。

 どうも前屈みでキーボードを長時間打ってたりするのがよくないみたいで、そういえば最近、パソコンの前にいない時でも背中をまるめて小さくなってる感じがするので、つとめて胸をはって姿勢をただしたり、ストレッチなんかもしているんだけどね、歳は(以下略)。

 終わったらお昼だったので末広飯店ってところに入ってみた。昔からある店だと思うけど、一度も入ったことがなかった。日替わり定食をたのんだら、お店はそんなに混んでないのにやたら時間がかかり、どうしちゃったんだろうなと思ったら二階が貸し切りで宴会だったみたい。

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▲日替わり定食:鳥の唐揚げ、スープ、お新香、ポテトサラダ、ご飯で750円くらいだったと思う。 500円くらいかも。記憶があやふや。

◎末広飯店
東京都葛飾区金町4-24-9
 JR金町駅南口から徒歩数分。京成金町駅の脇を末広商店街のほうへ入って、風呂屋さんのある十字路を線路と反対側に曲がってすぐ。

駐車場 なさそう(近くにコインパークがあるけど台数少ない)
定休日 木曜
営業時間
 11:30〜14:00
 17:30〜21:00


 末広商店街は、古くて小さい店ばっかりの通りで、一見すると寂れた感じに見えるんだけど、よく見るとやってる店が多く、八百屋も肉屋もちゃんとあるので、実は使える通りなのかも。焼き鳥かなにかを売ってる肉屋さんに、プリクラの写真がたくさん貼ってあるんだけれど、もしかしてここに写真を貼ると願いが叶うとか?

 帰りに図書館に寄って本を返し、ハリポ第四巻炎のゴブレットを借りてきた。上下巻だって。今度こそめげそう。

王子にある紙の博物館と飛鳥山博物館

 「紙と神」とかいう、宗教行事と関係する紙の展示があるというので紙の博物館へ行ってみた。御幣の折り方なんか、おりがみ好きにはそそるものがあるでしょう?

 今回は、亀有駅北口から出ている東武バス[王30]という環七を爆走して王子まで行く路線バスに乗ってみたんだけれど、おそろしいことに一日に二往復しかないんだよー。しかも朝と昼にしかない。亀有から10:38発のバスに乗って一時間弱で王子駅に着いたら、帰りのバスは二時間後の13:14なのよ。二時間で何をしろっていうんだろう、意味わかんない。

 西新井とか、足立区役所あたりで乗り継いだらもっと本数があるんじゃないかって昔調べたけど、本当に王子駅行きは亀有駅からの二往復しかないらしい。なんというか、だからわたしは東武バスが嫌いなんだよね。乗らないから減らしてるって言われそうだけど、減っちゃうから乗れないんだったらー。

 まあ、それはともかく、紙の博物館は王子製紙だったと思うんだけど、大昔に行った時は、たしか駅の明治通り側にあって、かなりショボい博物館だったような気がする。

 それが飛鳥山公園に移設されたら建物は美しくなって、イベントもいろいろやる明るく楽しいところになったっぽいです(今回で移転後二度目の訪問)。展示を見て歩いていると、王子製紙OBの方がいろいろ説明してくれて面白い。前回はお札には藁が入ってるんだよとか言われて日記に……うげ、もう八年も前のことじゃないか。しかも日付がやっぱり二月だよ!! わたしゃ八年もネットで代わり映えのしない日記を書いてるのか……orz

 今回見に来た展示は規模はそんなに大きくないんだけれど、それなりに見応えがあった。ただ、写真集などがなさそうなのは残念かなあ。大した量じゃないので冊子にするほどじゃないんだろうけど、紙で折ったひな人形や恵比寿・大黒など、創作折り紙ではなく、何かの行事のためにある地方で折ってるものだと思うんだけど、折り方の解説をしてくれないものかと思うんだよねえ。半紙にハサミを入れて御幣に似た飾りにした展示もあったけれど、撮影禁止なので家で切り方の研究もできやしない。通い詰めて覚えればいいって? バスが二往復しかないのに? だからわたしは東武バスが(ry

 ひととおり展示を見て、売店を覗いて、今帰れば帰りのバスに乗れると思ったら、紙漉(かみすき)体験をしませんかと呼び止められて地下室へ連れ込まれてしまった。いや、もう、バスはあきらめてるのでいいんです。

 紙漉はしたことがありますかと言われたので「タパという、カジノキの皮を叩いて作る樹皮紙というか布のようなものの、半端になったところをほぐして、遊びでならば漉いてみたことがある」と答えたら、いつの間にか和紙漉きが趣味の人にされてしまった。そりゃまあ、材料は和紙と同じかもしれないけどねー。

 というわけで、完全に経験者扱いされながら牛乳パックをほぐしたやつで、紅葉の葉を漉きこんだハガキを作った。小学生くらいの子供から大人まで楽しめるイベントで、しょっちゅうやっているみたいなので興味がある方はどうぞ。

◎紙の博物館(大人300円)
http://www.papermuseum.jp/
 ここの売店は、おりがみ好きだとけっこう楽しいかもしれない。30cm四方の和紙折り紙(種類沢山)なんて、ありそうで普通の文房具店やホームセンターにはあんまりないんだよね。



 バスには間に合わないので隣にある北区飛鳥山博物館というのにも入ってみた。平たく言うと郷土史博物館らしい。

 この博物館で面白いのは、等身大の人形を機械仕掛けで動かす人形劇だ。飛鳥山は桜の名所で、その桜を植えさせたのは徳川吉宗なのだが、吉宗は気晴らしにこのあたりの寺によく足を運んだということだ。そんな吉宗をもてなそうと、王子の狐が女中に化けて、季節を変えて花や紅葉を見せたり、空の高いところへ連れて行って町人の様子を見せるというストーリーの劇だった。

 観客席は座敷になっていて、靴を脱いであがりこむ。書院作りの床の間を背にして座ると、舞台はお寺の高楼で、窓辺で景色を見ている吉宗公を座敷から眺めたみたいになる。ちょっと変わった趣向だった。

 ただ残念なのは、話のテーマになっている江戸庶民の生活を見せる部分は動画をスクリーンに映すだけで退屈だったってこと。しかもやってることはお花見の馬鹿騒ぎだけだったし。あれはもう一工夫あってもいいんじゃないのかなと思う。吉宗人形はいい芝居をしてるんだし。

◎北区飛鳥山博物館(大人300円)
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/museum/



 帰りはバスがないので都電で三ノ輪橋まで出て、南千住から電車に乗ることにした。お昼を食べていないので三ノ輪橋の駅のそばでカレーを食べた。初めてはいる店で、店構えはインド人がやってるのかなと思うような感じだけれど、やってるのは日本人のオジサンだった。キーマカレーが500円でとても安い。

 でも、食べてがっかりした。店が本格インドを狙ってるのに味はこれっぽっちも辛くないし寝ぼけた感じ。それでも昭和の匂いがする食堂で出てきたなら、給食みたいで懐かしいねって言ったかもしれないんだけれど、店とのギャップに一瞬凍り付く。

 テーブルにニンニクやらマンゴーやらのインド風のピクルスがあり、どれでもご自由にどうぞって言われて食べてみたら、辛みも酸味も強烈で、一口食べたらカレーの味がまるでしなくなってしまった。そういえば「激辛ソース」と書かれた赤い液体も置かれてたんだけど、このカレーにそんなソースかけたらソースの味しかしなくなると思うんだよね……そこまで我慢してこの店にくる意味って何? 安さ? 安いったって500円もするのにねえ。

 そんなこんなで遅いお昼は失敗だった。失敗だった上に中途半端な時間に食べちゃったから夕食も兼ねてたという、悲しい一日の終わりだった(笑)

タグ:たべもの屋 地元(葛飾周辺)

超単語:アイヌ語編

 君もアイヌ語単語を死ぬほど覚えて脳細胞の無駄遣いにレッツトライだ!! というか、作ってみたのでいちおう貼ってみる。


マニュアル

 クリックって書いてあるところをクリックすると目隠しが消えて日本語訳が表示される。もう一回クリックすると目隠しが表示され、別の単語になる。アイヌ語を見ながら日本語訳をブツブツ答え続ける。死ぬほどやって覚える。バンザーイ。

 アイヌ語って書いてあるところをクリックすると、目隠しの位置が移動するので日本語訳を見ながらアイヌ語を答える。クリックって書いてあるところをクリックすると目隠しが消え、もう一度クリックすると単語が変わるのはさっきと同じ。クリックしつづけて超答え続ける。バンザーイ。

 登録されている単語やフレーズは今のところ名詞が中心で180語くらい400語くらい。わたしが入門書を読み進めるにしたがいもっと増える予定、多分。 このあとハードディスクをすっとばしたり、いろいろあって自分でも忘れてたごめん。

 ちなみにこのflashデータは辞書部分を書き換えると何語にでも使えたりする。辞書はエクセル等の表計算ソフトでわりとたやすく作れるようにしてあるので、そのうち別の言葉を死ぬほど覚えたくなったら作るかも。

言い訳

 品詞(他動詞とか名詞とか)は活用(人称変化くらいしかないけど)を覚えるのに必要なので頑張ってみたけど間違ってたらごめん。

 知人に見せたら発音も出たらいいって文句言われた。知るかヨそんなん、自分用に作ったんだからサァって言いたいところだけど、アイヌ語のアルファベット表記はほとんどローマ字読みなのになんでいちいちカナをふる必要がないんだよ。

発音(いちおう規則を書いてみる)

 基本全部ローマ字で読んでいいんだけど、一部独特の読みがあります。

cは、chの発音で読む
 cape チャペ
 kocari コチャリ

母音をともなわないsは、軽くiを添えた感じで読む。
 us ウシ
 as アシ
  usi ウシ、asi アシとは別の発音

母音をともなわないrは直前の母音を軽く添えて読む。
 kisar キサラ
 terke テレケ

w はウの発音
 inaw イナウ 
  母音のあとにウが来るときは w で書く。×inau ○inaw

y 母音を伴わない y はイの発音で。
 kamuy カムイ
  母音のあとにイが来るときは y で書く。×kamui ○kamuy

tu はトゥです。昔の本でト゜と書いてあるのもトゥ(tu)です。特別な発音はないはず。
 tupesan トゥペサン

  • tk- は、耳で聞くと日本語の促音のように聞こえる。日本語の法華や脚気と同じではなく、ッのところで舌先を前歯の裏につける感じで。語尾の -t も同様に。
  •  otke オッケ
     katkemat カッケマッ

    • kt- は、耳で聞くと日本語の促音のように聞こえるが、「レッテル」や「知ってる」ではなく、「サッカー」のサッのところで止めた感じで。
    •  rekte レッテ(レクテ)


       たぶん検索かけたらもっとまともな解説ページくらいあるんじゃないのかって思うんだけど、なくてもわたしに期待してはいけません。10年くらい前にかじったことがあるだけのど素人です。

      タグ:flash練習