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三郷市方面についてのいろいろ(虚空蔵さんご開帳とか)

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 彦倉(埼玉県三郷市)の虚空蔵さんのご開帳を見に行った。たしかにご開帳はされてたけれど、本堂の扉はあけてくれてないので何も見えなかった。

 本堂の中に入ってる人もいたけど、誰でも入れる感じじゃなかった。11時と14時に護摩法要をするらしいので、ひょっとしたらその時に本堂が開くのかもしれないけれど、正確なところはちょっとわからない。

 とにかく、どういう決まりで参拝できるのかサッパリわからない。わりと信仰心が薄いのでどうでもよくなって帰ってきてしまった。ちなみに、写真に写っている五色のリボンはご本尊様に直接つながっている……はず(見てないけど)。

 土日は歌謡ショーとか演芸とかがあるので人も大勢来るし、もしかするともっとわかりやすくなってるかもしれないです。でも、個人的にはショーとかどうでもいい。


以下はチラシに書いてあること。
-10日(金)〜13日(月)まで
-各日11時と14時に護摩供養
-11日(土)の12時30分からお稚児行列(彦倉集会場発)
-12日にプロ歌手等のショー
-11,12,13日、演芸、アトラクションの催し
-各日とも10〜16時まで開催

 なお、このお寺のまわりでは、かつては鰻を食べなかった。古利根川(今の中川)が氾濫して洪水になった時、虚空蔵さんのお使いである大鰻が現れて溺れる村人たちを救ったという言い伝えがあるから。

 なぜ鰻が虚空蔵さんの使いかというと、たぶん丑年に鰻を食うのと同じりくつで「う」が付くから……なのかな。虚空蔵さんは丑年と寅年の守り本尊です。

◎うなぎ供養のお寺、彦倉虚空蔵尊
http://www.unagino-otera.or.jp/
ご開帳は月曜(13日)まで。

 最寄りのバス停は飯島興業の「彦倉一丁目」で、三郷中央駅か三郷駅(南口と西口)からバスが出てます。本数は一時間に1〜2本程度。

 1kmくらい歩くとピアラシティというショッピングモールがあり、そこからだと三郷駅行きのバスがけっこうあります。中川を背にして歩いてください。田んぼの中の道をつっきると高速道路が見えてきます。その向川にイトーヨーカドーとかビバホームとかがあるので、そこがピアラシティです。


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▲松尾大明神
 寺の門前に、亀に乗ってる松尾大明神(まつのおだいみょうじん)の石像があるのは、ひょっとしたら見所、なの?←よくわかっていない。三十番神といって、毎日ひと柱の神様が交代で守り、一ヶ月で一巡するというもので、その十三番目の松尾大明神が虚空蔵さんと同一視されることがあるらしいです(ウィキペディアだと三十番にあたってるけど)。十三に意味があるから、月曜なのにわざわざ十三日までやるんじゃないのかな、と思ったりします。


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▲力石。持ち上げた人の名前が刻んであったりする。たぶんこういうのを転がしておくと「こんなの持ち上げるツワモノがいるのか!」ってなって、悪いヤツが襲れて逃げていくという趣向なんだと思われます。


*ナントカ権的にアレな感じの作品
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 三郷市某所の石屋さんにて。この写真には写ってないけど、別の場所にスーパーサ○ヤ人もいた。かなり出来がいい。


*桜(ピアラシティの近く)
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 昨日今日の陽気で一気に散ってしまった。


*酒井、栄、境木
 三郷市って変わってる。歩いて簡単に回れるような狭い範囲に「さかい」「さかえ」「さかいぎ」という地名があって、どれも字が違ってる。バス停なんか、酒井入口の次が境木だったりするし、すぐ近くを走っている別の路線には栄○丁目とかがあって、とてもまぎらわしいんです。

 はげしく妄想すると、そのあたりに何かの境界線があって、木が立ってたんじゃないかと思うんです。境木という地名がその名残じゃないかと思います。

 村が広がるかなにかして、境界線の意味がなくなると「酒井」という字を当てるようになり、酒井に行ってくるという意味で「さけぇんとこいいってくらぁ」などと発音すると、「さかえ」になって、栄という縁起のいい漢字を当てるようになったのではないかと……

 妄想ですよ、妄想。どうやって調べると裏が取れるのかわかんないんだもの。


*彦の謎
 三郷市はけっこう不思議なんですよ。川沿いに彦糸、彦音、彦成、彦名、彦川戸、彦野、彦倉、彦沢……など「彦」のつく地名が異様に多いんだけど、それも理由がよくわからない。

 それらがすべて彦成村の一部だったらしいんですが、だからって大字に彦をつけなきゃいけない理由になるでしょうか。彦を強調するもっと積極的な理由がありそうな気がします。

# 書いてて気づいたけど、彦糸と彦音も、きっとどっちかが訛っただけですね。例によって隣接しているし……


*高洲なのか高須なのか、ついでに鷹野も謎なんです
 そういえば、高須なのか高洲なのかってのもあるんですよ。現在の地名でいうと高洲なのに、バス停だと高須になっていたり。隣接して鷹野っていうのもあるんですが、google map で地形図を見ると、高洲から鷹野あたりは戸ヶ崎あたりより土地が高くなっているようなので、洪水でも沈まない土地の意味で「高洲」や「高野」で、それが鷹の字に書き換えられたり、州じゃなくて須になったりしたのかな、と思ったりするんですが、これも妄想です。

タグ:伝説 地元(葛飾周辺)

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  • 2009年04月10日(金)21時19分
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『核と女を愛した将軍様』

核と女を愛した将軍様
2006年初版

 本は新しいけれど、金正日の料理人をしていた藤本健二の手記なので内容は1982〜2001年頃のもの。食べ物の話が多く、高英姫夫人や、夫人との間の三人の子供達など、ロイヤルファミリーの話が多い。一時期、日本のニュースでも有名になった金玉(キムオク)という女性秘書の話も出てくる。

 料理人の立場で見たものを書いているだけなので、政治的な話はあまりパッとしない。タイトルは「核と女」なのに、核兵器については「持たないと他国に襲われる」という金正日の言葉と、途中にシャッターがあって進めない秘密のトンネルをみつけたという話だけで、大したことは書かれていない。

 藤本氏は、北でも、日本に一時帰国していても、自分は監視されていて、本格的に北を離れた今ですら、いつどこから狙われるかわからない、と話しているわりに、金正日の家族と過ごした時のことを、とても懐かしそうに書いている。

 藤本氏が描く金正日は家庭的で人のいい金持ちのオッサンだ。もしかすると言葉の壁というフィルターを通すからそう見えるのかもしれないが、なんにせよかなり好意的に書いており、一時期は金正日を本気で尊敬していたとすら言っている。

 それでも逃げ帰って来たのは、些細なことで粛正されるかもしれないという恐怖からなんだろうか。拉致被害者でないこともあってか脱出はアッサリしたもので、買い付けに出かける飛行機の中で、キャビンアテンダントに手紙をわたし、機長を通じて日本の警察に連絡をとったとある。

 申相玉と崔銀姫の手記に、1983年に安山閣で日本人の料理人を見たという話がある。藤本氏の他に、日本料理の板前がいたそうなので(これが誰かは明らかにされていない)、申相玉が見たというのはその人である可能性もある。

 藤本氏は安山閣で崔銀姫を見たと書いている。1992年に、安山閣ではなく秘書棟の八階とあるから党施設だろうと思うんだけれど、そこで金正日のために寿司を握っていると、その席に拉致された女優の崔銀姫がいて、金正日にチョコレートを食べさせてあげていた、と。

 藤本氏の本は図書館にもう一冊あるので予約中。北朝鮮本はけっこう人気があって貸し出し中が多い。北での実体験を綴ったものを読みたいので、次は忘れなかったら『私は金正日の「踊り子」だった』あたりを借りてこようと思う。

タグ:北朝鮮

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  • 2009年04月10日(金)17時55分
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違いのわかる人を目指しましょう

*白いヤナギはこっち
 去年さんざん、白い柳の話をしたので、葉が白いって書くと脊髄反射で「ああヤナギね」っていう人が身近にいるんですが、昨日のチャンチンは、ヤナギじゃないです。正直、見て分かってほしい感じがする。全然違うでしょうが。
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▲2009年、今年の白い柳。新芽は最初から白い。これが初夏になると一度落ちてしまい、あとから緑色の葉が改めて出てくる。
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=298
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=301


↓チャンチン
チャンチン
うちの読者なら見分けてくれ(笑) 名前は覚えらんなくていいんです。上と下の違いくらいわかれ
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=299

タグ:葉が白い

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  • 2009年04月10日(金)10時17分
  • 未分類

八潮市のマンホール

 近頃は、マンホールも綺麗なのが増えて、絵が入ってるのなんかあたりまえなので、あまり注目はしていなかったのですが、たまたま目に付いたのが「綺麗で目立つけど実用的っぽい?」だったので写してみました。葛飾にびみょーに隣接している埼玉県八潮市のものです。

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▲水道しきり弁:この図案は弁の形をデザインしたものなんでしょうか? 青く塗ってあるのでよく目立つんですが、イラストじゃなくアイコンみたいにしてあるので面白いなあと。

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▲水道しきり弁(旧式):古いのはこんな目立たない文字だけのやつ。

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▲これは消火栓。三郷市にも同じデザインのマンホールがあった。ここまでイラストにしちゃうと、なんか違うんだよって思うんだけど、一目でなんだかわかるという点では実用的ですね。# 消防車の右上にある小さな丸いマークは三郷市の市章でした。撮影したのは八潮市内(たぶん)の、すっころぶと三郷市に滑り込めそうなところなので、三郷市が設置したのでしょう。

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▲雨水用のマンホール。八潮市の木はイチョウ、八潮市の花はクチナシ。デザインが用途と関係ないので個人的にはポイントが低い。

◎八潮市
http://www.city.yashio.saitama.jp/www/contents/1170988481776/index.html
ついでに言うと市の鳥はハクセキレイだそうです。

タグ:地元(葛飾周辺) マンホール

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  • 2009年04月09日(木)17時33分
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桜情報:水元の桜は週末までもつかも?/リアル脱出ゲー再び

*今日の桜
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 散りかけてはいるけれど、まだまだ見事に咲いてます。9日午前中。

*レコミュニでリアル脱出ゲーム第二弾
 リアル脱出ゲームというのは、廃校などを利用して、ホンモノの謎を解く、まさにリアル世界の脱出ゲームなのです。前回デバッグ講演に参加させてもらいましたが、けっこう面白かったですよ。


http://recommuni.jp/group/index.php?C=767
詳細は↑この辺に順次発表されるようですが、会員にならないと見られないかもしれないので、

http://recommuni.jp/

見られなかったらここから、会員登録をどうぞ。入会は無料です。音楽系SNSで、何をするところか意味がまったくわかんないと思うのですが、えーと、なんていうか、いや、わたしにもわからないです(笑)


*タンポポの綴化やりなおし
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 昨日アップしたのは写真が気に入らないのでやりなおし。ああ、でも、やっぱり開花時を逃したのは痛いかも!

タグ:地元(葛飾周辺) 野草 植物

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  • 2009年04月09日(木)16時56分
  • 未分類

チャンチンの芽生え

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▲2009年4月7日撮影

 チャンチン(センダン科)、だと思う。モドキ(ウルシ科)じゃなくて、たぶんチャンチン。芽生えはこんな調子で赤いのです。ところがもう少しすると……

2008年4月25日のチャンチン
▲2008年4月25日撮影
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=299

 このように葉が白くなってしまう。ふしぎ〜。


 さらに、もっと時間がたつと、緑色になってしまうのですよ。去年は色の変化を記録しそびれたので、今年こそ同じ木が緑になるところを狙わなければ。


 ところで、チャンチンに良く似たものとして「チャンチンモドキ」というウルシ科の樹木があるのですが、モドキは芽生えが赤かったり白かったりするんでしょうか? 花の色や花期で見分けられると書いているサイトはあるんですが、肝心の葉色について説明してる人がみつかりません。変化しないから誰も言及しないのかもしれませんが。
|種名|科名|花色|花期|芽生え|
|チャンチン|センダン科|白|6月ごろ|赤→白→緑|
|チャンチンモドキ|ウルシ科|赤|5月ごろ|?|

タグ:植物 葉が白い

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  • 2009年04月09日(木)07時36分
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も、森繁おそるべしっ!!!

 テレビを見ていたら、加藤登紀子が森繁久弥の話をしてた。『知床旅情』を歌った時、森繁が「君は歌が下手だが心がある。一カ所間違えてるけど、いいんだ、ボクも間違えて歌っているから」と言ったっていうのよ。

 その、間違いというのがメロディーが違ってるとかじゃなく、歌詞なんだけど、「忘れちゃいやだよ、きまぐれカラスさん、わたしを泣かすな白いカモメよ」の部分が、正しくは「白いカモメ」なんですって!!!

 やーん、もう、ずーーーーーーっと、カモメに泣かされるんだと思ってた。たしかに、最初はカラスさんに呼びかけているのに、直後にカモメに呼びかけるのはなぜなんだろうとは思ってたけど、まさか「白いカモメであるわたしを泣かせないでおくれ」という意味だったなんて……も、もりしげ……orz

タグ:音楽

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  • 2009年04月08日(水)22時47分
  • 未分類

タンポポの綴化

 今日も暑かった。東京の最高気温は20.4度だったそうです。桜は散り始めました。

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 それはともかく、セイヨウタンポポの綴化(石化)です。花が終わりかけてるのがちょっと残念。いつも通る場所に生えてたのに盛りのうちに気づかなかったのは悔しいなあ。

 っていうか、手前に葉っぱがあるので分かりにくい変な写真になってますね。むむ、明日撮りなおそう。

タグ:野草 植物

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  • 2009年04月08日(水)22時27分
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鋸山〜黄金井戸〜マザー牧場(4日)

*ロープウェイに乗っても楽じゃない鋸山
 先週末に千葉の鋸山へ行った。房総は東京よりちょっと早めに桜が満開になったらしく、もうあちこちで散り始めてた。

 前に鋸山に登った時は、大仏側から階段で登ったんだけれど、今回はロープウェイに乗ってみた。片道500円、往復で買えば900円也。鋸山ロープウェー株式会社ってところがやってるみたいだけれど、切符に「けいせいでんてつ」って書いてあった。

 ロープウェイに乗ったら楽ちんだろうと勝手に思いこんでたらそんなことはぜーんぜんなくて、百尺観音という磨崖仏と地獄覗きという絶壁のところまでは比較的楽に行けるんだけど、大仏を見ようとすると階段を下りてまた登ってこなきゃならないので、あんまり楽じゃないっぽいです。うえー、インチキだー。

◎鋸山(日本寺) 地図あり
http://www.town.kyonan.chiba.jp/nokogiriyama/nokogiriyama.htm

 毎度思うんだけど、いつか裏登山道っていうのを通ってみたいんです。ものすごい斜面にひどくすり減った石段がある古い参道なんです。

 今回は上から攻めてみようと思い、途中まで降りかけたら、想像以上に石段がすり減って斜めになっているし、角度も旧でとても無理でした。かつては手すりがついていたようなんですが、今は地面からぼっきり折れてなくなっているし。

 上りだったら(体力さえあれば)這ってでも上れそうだけれど、下りは不可能に近いものを感じます。下から徒歩で上ってきた学生さんたちも、下りは無理だと判断したのかロープウェイの料金を計算してました(100円足りないって困ってた)。

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▲百尺観音(向き変えるのめんどくさいー):石切場に掘られた巨大な観音像。ほんとうに百尺、三十メートルあるそうです。


*漁師料理って何さ、みたいな
 海の方へ行くと、漁師料理とかいってかき揚げ丼とか海鮮丼とかが出てくるんだけど、なんかピンとこないのよね。美味しいけど、それなら東京でフツーに食べられるわよ的な何かを感じてしまう。

 鋸山の帰りに「かなや」というドライブインに立ち寄ったら、やっぱりそんな感じ。じゃあ漁師料理に何を求めてるのかって言われると、自分でもよくわかんない。

 メニューを見てたら、各種魚のあら煮が630円からだったので、カンパチのあら煮とご飯と、かじめ(海草の一種)の味噌汁を頼んでみた。千円ちょっとだったと思う。煮魚は二十分くらいかかるけどいいかって聞かれた。いいよ、待つよ。

 出てきたものを見てびっくり。カンパチのアラが二、三人分ありそう。美味しいところはお刺身にして、別のテーブルのお客さんのところへ行ったんでしょう。残った頭や中骨が大胆に似てある。おお、なんかイイよ。かなりテンションあがった。見た目が豪華なものより、こんな普通のものが美味しいんだよねー。

◎かなや
http://www.hanto-kanaya.com/
 温泉もあるらしい。足湯なら無料で入れる。建物の裏にごく小さな砂浜がある。


*今年もヒカリモはちゃんと発生していた
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◎詳細こっち(珍獣様の博物誌)
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/plantoj/hikar01.htm


大きな地図で見る
JR竹岡駅の近く。車だと館山自動車道の富津竹岡の近くです。


*マザー牧場
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 ついでにマザー牧場ってところへ寄ってみたんだけれど、天気が悪くてぜーんぜんダメですよ。いきなり雨に降られて終了。いちおう観覧車には乗った。

 山の上に立ってるので標高はあると思うんだけど、観覧車そのものはちっちゃいです。晴れてれば富士山や天城山が見えるそうですが、曇ってたのでなーんも見えんかった。

タグ:観覧車 観覧車

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  • 2009年04月07日(火)20時54分
  • 未分類

親子ねずみの不思議な旅

 先日『プルガサリ』のDVDをツタヤで借りて、ついでにあれこれ見ていたらこれを見つけて小躍りしてしまった。「真夜中〜」という時計の声とともに動き出すゼンマイ仕掛けのおもちゃたち。新入りの親子ねずみは自分たちがどこにいるのか、誰なのかもわからず辺りをみまわす。「パパ、パパ、ここはどこなの?」「それはパパにもわからないんだよ」おしえて、ボクはだれなの……という歌。田舎の映画館でこれを見て、どれだけ気に入ったかわからない。日米合作映画で、かといってディズニーみたいなああいうのじゃなく、かなり洒落た感じになってた。絵や、音楽や、あれやこれや。

 オモチャ屋の棚から転げ落ちた親子ねずみは、ゼンマイが切れれば止まってしまう運命から自由になるために、自動巻にしてくれる人を探しに行く。夢はオモチャ屋で出会ったゾウやアザラシと家族になること。

 腹黒いドブネズミに泥棒の手伝いをさせられたり、ジャコウネズミの博士の実験に利用され、一冬の間はたらきつづけたり、時には世捨て人のように泥の中で暮らす亀に、おかしな幸福論を吹き込まれたり……出会う生き物はどいつもこいつも孤独だし、何かにとらわれているのに自分に自由がないことに気づいてない。

 結局、親子ねずみは最後にほんものの自由を手に入れる。出会ったオモチャや生き物たちと家族として暮らし始める。血のつながりなんかじゃなく、心のつながりで結びついて。

 改めて見直して思ったんだけれど、もしかしたら原作とラストが違うんじゃないだろうか。「家族」とめぐりあって幸せになるのは同じ。でも、親子は自動巻になるんだったかなあ。おぼろげな記憶では、自動巻にはなれず、集まってきた「家族」が、互いのゼンマイを巻始めるんだった気がするんだけれど。

 DVD は、調べたらそんなに高くなかったので今朝楽天ブックスで注文した。メーカーから取り寄せって書いてあったから、もし来なかったら送料がかかっちゃうけどサンリオから直接買うからいいや(上の方にはりつけたアイコンがサンリオ楽天市場店、在庫はあるみたい)。

 次のポイントが入ったら原作も買ってしまう予定。図書館はもう何度か借りて読んだことがあって、いつか買おうってずーっと思ってた。

 というわけで、次の買い物予定はラッセル・ホウバンの『親子ネズミの冒険』ね。

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  • 2009年04月02日(木)14時00分
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