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繭のいろいろ

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▲黄色いのが都浅黄、白は芙蓉つくばね、サーモンピンクの繭は緋紅です。それぞれ蚕の品種名。

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▲けばを取りました。

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▲繭は品種によって大きさだけでなく形も違います。左から緋紅、新小石丸の二世、芙蓉つくばね、都浅黄。新小石丸は真ん中がくぼんでてひょうたん型。都浅黄は芙蓉つくばねに比べると細長いですね。


 今回は先に新小石丸をやってたので、あとから来た都浅黄その他に桑がまわらず、いまいち薄い繭になってしまい、ちょっと反省中です。緋紅をもう一回やりたいような気もしましたが、うっかり全部冷凍庫にいれてしまいました。そのうちどっかで注文してまたやろうかなあ。


 これらの繭から糸を取りたいんですが、こうやったら絶対行ける!という方法が未だにみつからないんですよねー。

タグ: カイコ

コメント一覧

Sari (05/10 02:44) 編集・削除

一年ほど前にオークションで手に入れたのですが、仕舞い込んで出せなくなっていたのを発見し、
福音館の「いまは昔むかしは今」5巻の[1]『瓜と龍蛇』をぽちぽちと読んでいるのですが、
294頁に山梨の昔話「蚕になった姫君の話」として、
蚕が7日目7日目に眠るのを順に、鷹の並び、猪の並び、庭の並び、船の並びという由来が出てきます。
(そう言うのは知りませんでしたが)

ららさんが紹介していた馬の皮にまつわる話も東北のお話として載っていました。

ご存知だったら失礼かと思いましたが・・・
 ここに書いちゃって良かったのかしら。

Sari (05/10 02:47) 編集・削除

たしか、亀有図書館で4巻を見たような気がします。
大型だから重いんですよ~。

珍獣ららむ〜 (05/10 08:19) 編集・削除

Sari さん情報ありがとうございます。

蚕になるお姫さまの話(きぬがさ姫など)は、けっこういろんな地域で民話としてつたえられているはずです。
先日読んだ江戸時代の養蚕指南書に、養蚕の守り神として絹笠大明神の挿し絵がありました。
お姫さまが四回死にかける伝説自体も、たぶん当時の養蚕指南書のどれかに書いてあって、日本中に広まったんじゃないかと想像してます。
教えてもらった本は忘れなかったら今度図書館で見てきますね!

馬がお蚕さんになる話は、もともと中国の伝説なんですよ。日本だと「おしらさま」というタイトルで知られてて、東北の民話だといわれてることが多いですね。

虫の写真・鳥の写真・茸の写真

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▲コゲラ。虫のいる場所を探してごそごそやってました。しばらく待ってみたけどドラミングは始まりませんでした。薄暗いのでこんな写真しか撮れず。

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▲カノコガ

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▲虫こぶ? 木の名前もわからず、手持ちの図鑑を見るも当てはまるものが見つからず。

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▲キノコ。何茸かなあ。

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▲へんな止まり方。ツバメガ科かと思ったけど、シャクガ科のツマジロエダシャクだった。

28日水元公園にて。

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虫の写真、花の写真

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▲糸を伝って降りてきた白い芋虫。なんの幼虫だろう。キバガ科っぽいけど。

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▲糸で作られた宮殿。主はコクサグモ?

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▲ハナショウブ

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▲夕暮れの草原

27日水元公園にて

タグ:植物

福知山さんたち(蚕)が糸を吐き始めた

 福知山の織元・塩野屋さんから来た蚕だから福知山さんです。今年は都浅黄(塩野屋オリジナル品種)・芙蓉つくばね・緋紅の三種類でした。

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▲緋紅の繭、きれいなサーモンピンク。緋紅はとても小さい蚕でした。都浅黄や芙蓉つくばねが丸々太っていくのに、緋紅だけは小さいまま糸を吐き始めました。

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▲都浅黄と芙蓉つくばねの上蔟(じょうぞく)。都浅黄は黄色い繭に、芙蓉つくばねは白い繭になるはずです。

タグ: カイコ

カンパチの腹から謎の生物が!

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 そこいらのスーパーで、カンパチをまるごと買ったんです。さばいて切り身にしてから煮付けました。その際、腸も捨てずに洗ってから煮たわけですが、煮汁の中から写真のようなもじゃもじゃの物体が!!


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 一体なんでしょう、このもじゃもじゃは。どう見ても地球上のイキモノではないような。隕石にとりついて宇宙からやってきた寄生生物に違いありません。中心の丸いとこからビームとか出ちゃうのかも?!



 …なんて、ウソですけどね。ひっぱっても反響がないことが判明したのでサクッと書きますが、このもじゃもじゃは幽門垂(ゆうもんすい)といって魚には普通にある内臓です。ここから消化酵素かなんかが出るらしいですよ。

 ちなみにカンパチは何日食べても終わらないくらい沢山の煮物になり、スタッフがおいしくいただいているところです。


魚 内臓 もじゃもじゃの部分 ふさふさの部分 はらわた