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 はてなダイアリー(ブログ)に書いたものから、[日記][がぼ様][ご飯]を中心にまとめてあります。はてなは流行のブログ形式になってます。関連する話題のトラックバック大歓迎です。
11月1日(月)

[日記]ブラックジャックのアニメ、けっこうおもしろい
 手塚ものでアニメとなると、どうも身構えてしまうんです。原作漫画を何度も読んでしまっているから過度に期待しているし、期待をはずされると必要以上にツマラナイと感じてしまう。特に手塚治虫が死んだ直後のやつは優等生っぽい作りが鼻についてなんか嫌なんですよねえ。最近のものはだいぶ冷静に見られるようになってきたけど、過去に何度も期待を踏みにじられてきたので、アニメ化を手放しで喜べなくて、見たい反面、一生見ないでおこうかなあって気持ちになったりするんです(そんなこんなでNHKでやってた火の鳥は結局一度も見ないで終わってしまった…どうしよう、DVDかなんかで見るべき?)。

 BJのアニメ化も、過去に何度かあって、OVAで出てたのは意外に面白くて好きでした(少なくともサンメリーダの梟あたりまでは。雪の夜話が激つまんなかったので、それ以降のやつはチェックしてません)。でも、去年やってた2時間スペシャルは、個人的にはそんなに感心しませんでした(激しくダメってほどでもないから記憶にも残ってない)。ああいう箸にも棒にもかからないようなやつなら見たくないなぁと思ってて、そんな気持ちが行動に出ちゃうのか、放映開始から二週も見逃しちゃいましたよ。

 で、今日やっと見たんですけどね。見逃さないように一時間も前から日テレつけっぱなしで。わたくしビデオ録画ってあんまり好きじゃないんですよ。とって安心して、いつでも見られるからいいやって放置しちゃうことがあるので。見たいものは時間を作ってリアルタイムで見るのが好きなんです。

 なんか話がそれまくってますが問題は日テレのBJですよ。いや、今日初めてみたんですけど、あら、けっこう面白いわ。原作がわりと少ないページ数に上手に収まってるでしょ。あれを30分に引き延ばすとけっこー間延びした話になりそうなんです。でも今日のはちっとも気にならなかった。これなら来週も安心して見られそう。

 アニメ「ブラック・ジャック」は月曜19:00〜日テレ系。コナン君の前でーす(名探偵コナンも超久しぶりに見たような気がするなあ)。

 

11月6日(土)

[がぼ様]ねむねむだぜ

オレサマだぜ
ねみーんだよ、ほっといてくれよぉ





[日記]そういえば明日は日曜日
 目覚まし時計代わりの携帯電話を枕元において、念のためにビデオのタイマーもしかけて…7:30〜テレ朝だったわね。よし。準備完了(笑)

11月7日(日)

[日記]デカレンジャー見たー
 今週は見ました。ちゃんと早起きしたしビデオも仕掛けたので二度見ました。スワンさんは変身しなかったけど面白かったので満足です。乗り物に爆弾しかけられて爆走だなんて刑事ドラマの王道ですね。しかも大門軍団の256倍くらい面白いです(こないだの西武警察はつまらなかったと言いたいらしい)。子豚ちゃんいいなあ「ハートに火がつかないとウーパールーパーみたいに子供の姿のままオトナになっちゃうからなかなか増えない」なんて設定が珍獣心をそそるのよ。あれ書いてる人とお友達になりたいわ(^^;

 

11月8日(月)

[日記]屋根です

屋根です

 屋根です。ご近所の家の屋根。
 雨に濡れると色が変わるとか、雪が積もると発熱して溶かすとか、マイナスイオンを出す鉱物を練り込んであるとか、ストーンヘンジの石で作ってあるので UFO が飛んで来ますとか、そういう特別な仕掛けがありそうでまったくない普通の屋根です。

 でもよく見ると、途中の瓦に出っ張りがあるのよね。この出っ張り、屋根の上で仕事をする人の足がかりになるようについてるんでしょうか。最近の家にはこういうのついてることが多いです。

 その名も屋根の上からというブログの筆者様は、まさに屋根の上でアンテナ工事のお仕事をしてるらしいんです。屋根の急勾配に激怒して「こんなこともあると考えてから家と屋根の設計してください!  これからは!」って書いてるのを見て、なるほど屋根瓦のでっぱりは役にたつのだなあと思った次第です。
 でもね、こういう出っ張りつけてる家にはアンテナないの。
 うちのまわりは東京都内でもテレビ電波の届きにくい難視聴地域にありまして、新しい家はたいていケーブルテレビ引いちゃってるのよね。

[追記]
 その後、屋根の上で仕事なさっているご本人様から「あれは雪止め」というお言葉をいただきました。つもった雪が道に滑り落ちないように止めるものだそうです。雪国だと、もっと立派な雪止めを取り付ける家も多いらしいです。うちのまわりは雪なんかほとんど降らないので、あの出っ張りにそのような用途があるなんて考えてもみませんでした。


[日記]香田さんとかイラクとか
 首切り動画見てしまいました(四日前に)。みつけたら見ようと思ってましたが探していたわけではありません。たまたまリンクをみつけたので迷わず見ました。

 正しい人間はここらで何かに憤らなければならないのかもしれません。テロリストはなんて悪いやつなんだ、戦争ってなんて嫌なものなんだ、香田さんのご冥福をお祈りします、こんな結果になることはわかっているのにイラク入りするなんてバカなやつだ…などなど。

 ところが、わたくし元がかなり冷たいもので、動画そのものの感想は「こいつら手際いいわねえ」「よく切れるナイフだなあ」「出血はこんなもんなのか」「やっぱ痛いかなあ。それとも最初だけウッてなるけどすぐに意識が飛ぶかしら」「首切られてからどのくらいで意識がなくなるのかなあ(ギロチンの伝説は知ってるけどさ)」「なんで暴れないんだろ、薬でも打たれてるのかなあ(他の国の人も首切り前に暴れてないの)」「後ろの黒い旗が前と違ってるのはなんで?」しょうもないことばっかり。自分が切られてるとしたらその瞬間なにを思うかなんてことまで考えてしまいました。痛さに怯えて他のことにまで気がまわらないかしら、それとも「首を切られるとはこういうモノなのか…って分析しても死んじゃうから意味ねー」とか思うかしら…ダメだ、バカすぎる>わたくし。目の前で起こってることなら感じ方も違うし、助けられるものなら必死で助けると思うんですけどね。

 それより、これを見てイラクの人たちがどう思うのかを考えました。香田さんをやったのはザルカウイ派だそうで(犯行声明が出たって聞いた気がするけど本当?)、だとしたらイラク人が憤りでやってるんじゃなく、よその国の連中がイラクの戦争を利用して暴れているだけなんですよね。ムスリムのすべてがテロリストのように極端な思想を持ってるわけじゃないし、多くのイラク人はテロリストによる外国人の拉致殺害を憎んでいると思う、いや思いたい。

 けれどイラクはめちゃくちゃな状況でしょう。そういう状況下であれを見た時に、「テロ行為は憎むべきだけれど、アメリカはもっと気にくわない、アメリカを追い出すためならあのくらいの脅しは必要だ」なんてことを思う人も少なくないんじゃないかと…ほら、広島・長崎の原爆投下だって、アメリカでは「戦争を終結させるためには仕方のないこと」だっていう人が大勢いるわけだし。

 でもね、そういう理論が、結局はアメリカをのさばらせてしまうんだってことにも気づいてほしいと思うんです。イラクの平和をイラク人の手で維持できるようになったら、アメリカがしゃしゃり出てくる事もなくなるというのは甘い考えなんでしょうか。アメリカ国内ではブッシュが再選したけれど、世界的なレベルで見るとブッシュの政策が望まれてるわけじゃないという調査結果もあることだし、まずはアメリカを利用してでも国を固めて、武力ではなく発言力を強めて平和を愛するムスリムの国になってほしいなと思ったりするのです。

 それにつけても、彼(香田くん)は一体何が見たくてイラク入りしたんだろ。見たいものは見られたのかな。彼には同情も批判も集まっているけれど、死ぬ前に見るべきものを見ることができたなら、彼なりの人生を真っ当したんだろうと思うんだよ。それが他人には理解できなくてもさ。

[日記]あっ!
 BJ見忘れたー(号泣)
 でもこれはそのうちアニマックスかキッズステーションでやりそうだし、いいか。確実にDVDも出るだろうしね?。今日のやつ「六等星」だっけ? あれもモノが崩れて人が下敷きになる場面とかあった気がするんだけど、ちゃんと放映できたのかなあ。

[がぼ様]スキマーっていうかセマーっていうか

オレサマだぜ

 男には七匹の敵がいるっていうだろ。いつピンチになるかわからないから眠れる時はどんな場所でも寝とかなきゃダメなのさ。オレサマはこんなところでも寝ちゃうんだぜ。ふふんだぜ。
 

[らら追記]
 いつもは写真のように丁寧に寝てますが、今年の最高気温を記録したあの日だけ片足が垂れてました。そうまでして隙間に寝ようとする姿に漢を感じるような気もしますが、基本ただの寝くたばり野郎です。たまに熟睡して落ちてます。

 

11月10日(水)
[日記]へーちゃんの水戸黄門おもしろいなあ
 やっぱり面白いよ、へーちゃんの水戸黄門。夕方の再放送を見てるんだけど、スケさんとカクさんが意見の対立を見せたりしてドキドキするー。お銀なんかもただお色気のくの一じゃなく、忍の頭としての厳しさや女としての生き方なんかちゃんと描かれているし。視聴者が水戸黄門に望む姿とは違うんだろうけど、これはこれで面白いよ、すっごく。

[日記]今度はホリエが高崎競馬を黒字化するって?
 その前に高崎競馬の廃止が決まっていたってことのほうに驚き。だって、公営ギャンブルは群馬の主要産業じゃないかー(かなり本当だと思う)。それなのに廃止って、よっぽど客離れが進んでいたのね。
 しっかし、野球と違って地方競馬なんですよ。よっぽどのカリスマ馬が出走するなら遠くから見に来る人や馬券を買う人もいるでしょうけど、これまでダメだったレースの馬券をインターネットで販売したくらいで人が釣れるかしら?
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.asp?id=20041110000251
http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/f-hr-tp0-041101-0013.html

 

11月12日(金)

[日記]こういう夢を見た
 今朝はやたらとドラマチックな夢をいくつも見てしまった。どれも断片的にしか覚えていないけれど、サスペンスタッチで続きが気になる夢だった。
 

 最初のは、主人公が自分じゃなかった。25歳くらいの若い男が火災の避難に使うチューブ状の滑り台みたいなもので学校のような建物の高いところから滑り降りてゆく。ところが下にはコンテナを積んだトラックが待っている。コンテナの天井がぱかっと開いて、チューブから落ちてくる男を飲み込むと、そのままどこかへ走り去った。
 次の場面で、男は地べたに座り込んでいて、あたりには紐でくくった古雑誌が沢山置いてある。どうやら近くにゴミ処理場があるらしい。男はゴミと一緒に運ばれて、処理所の敷地内に雑誌と一緒に放置されているようだった。
 男は気がつくと、当たりをきょろきょろ見回して、突然立ち上がり、どこかへ走り去ってしまうのだが、獣みたいに変な目つきをしていた。あきらかに正気じゃなく、どこへ行くつもりなんだろう…っていうところで目が覚めた。
 

 目が覚めたなら起きればいいのに、まだ少し早かったから寝直した。
 今度はディスニーランドみたいな遊園地にいる夢だった。私は女の子と一緒に遊びに来ているようだった。女の子は何か買い物に行っていて、私はベンチで待っているが、そこへ浅黒い顔をした 12、3歳の女の子がやってきて「さあ、一緒に行きましょう」と行って、なぜか私をお姫様だっこして連れて行こうとする。自分より小さな子なのにひょいっと抱き上げられてしまい「え、何?」と言ってる間に、どこか建物の中にあるカフェテリアのようなところまで連れてこられてしまった。

女の子が穴に入れって言ったんだよ

 その子は日本人じゃなさそうだったけれど日本語はわかるようだった。自分のことを、イルヴィスだかインヴァルだか、聞いたこともない土地の出身だと言った。それはどこの国にあるのかとたずねるとメキシコだと言っていた。たしかにラテン系の顔立ちだが、メキシコじゃないだろうと思った。理由はよくわからないけれど、地球人じゃないような気がした。彼女は前髪をアップにして、広いおでこを出している。目が黒くて大きくて、真っ白な服を着てた。スペインやメキシコの女の子がお祭りに着ていくようなフリルがたくさんついたドレスだった。
 カフェテリアは準備中なのかお客さんはまったくいなかった。女の子は椅子やテーブルの間を指さして「さあ、ここを降りるのよ」と言った。見ると床にマンホールのような穴があった。
 私は連れの女の子のことが一瞬だけ気になって、頭の中では携帯電話で連絡だけしておこうかと思うのだが、なぜか実行せずにマンホールに降りてゆく。下には地下通路があって、薄暗い蛍光灯があたりを照らしていた。
 

 それから、地下通路だけじゃなく、1階やそれより上の階も歩き回ったような気がする。女の子はもういなくなっていて、かわりに男の子が何人か一緒に歩いていたような気がする。「あれ、ここから別の建物に入れるはずなんだけど」とか「前にここでナントカのイベントがあった」とか話していたような気がするが、自分が一体どこを歩き回っているのかはよくわからなかった。

 そういう夢を、他にも見たような気がする。夢うつつのまま、ずっと続きを見ていたいと思った。
 

[日記]シンコネッスリー
 ある日、ラジオを聞いていたら、リサ・ステッグマイヤーが何か話していた。
「ワタシはシンコネッスリーのようなことを信じるほうなんですよ」
「虫の知らせってやつでしょうか」
 聞き手のアナウンサーが相づちをうった。
「そうです。シンコネッスリーは…」
彼女はくりかえし、シンコネッスリーを連発した。
 虫の知らせ…シンコネッスリー…なんじゃそりゃ。
 もしかして synchronicity のこと?
 今の今までずっとシンクロニシティーと発音してた。あわてて国語の辞書を引いたら日本語的にはそれであってるらしい。でも、ねいちぶなお姉さんはシンコネッスリーと言ってる。ぜんぜん違うじゃない。どういうこと?

 …ということがずいぶん前にあったんですよ。それ以来、原語の発音が日本語の片仮名表記と極端に違うことを心の中でシンコネッスリーと呼んでいるわけです。そして、つい最近また見事なシンコネッスリーを発見しました。

 発見したはずなのですが、よく覚えていないのです。オーストリア(豪州じゃなくて墺太利のほう)の国選料理達人の称号を持っているというナントカさんが、その称号をドイツ語で発音しているのですが、どう聞いてもオーストリアには聞こえませんでした。

 一体なんて言ってたんだろう。ああ、思い出せない、キモチワルイー。

 って、書いて終わりにしようと思ったんだけど、オーストリアを英語の綴り Austria にしてから英〜独翻訳にかけたら軽くわかってしまいました。 O"sterreich だから、エステルライヒ…いや、エスターライヒですかね。オーストリアの、だったら、O"sterreichisch エスタライヒッシュ…そうそう、こんな発音だったわ(O"はOのウムラウトです)。なんだ、ドイツ語で書くと豪州とは綴りがぜんぜん違うのね。Ost は東だから、東の土地とかそんな意味? どこから見て東なのかしら。

 それも調べたらわかってしまいました。フランク王国のカール大帝が東からの敵を防ぐために前哨基地を作ったのが由来だそうです。フランク王国っていうと、今のフランスあたりから、ドイツ、スイス、イタリア北部、オーストリアまですっぽり収まっちゃうような大きな国だったんでしたっけ? なるほど、オーストリアは確かに東の端っこだわ。
 

 ああ、すっきりした。
 エスタライヒッシュ・シンコネッスリーの巻きでございました。
 似たようなのにフィンランドを原語で言うとスオミってのもありますが、これはもう言葉の意味からして違うような気がするからシンコネッスリーとは別の味わいなのよ。シンコネッスリーの神髄はキャサリンがエカテリーナになるようなことなの。
 

 でも、よく考えたら、オーストリア:O"sterreich は途中に英語が入ってるから、シンコネッスリーの例としてはちょっとひねりが入っててずるいわね。じゃ、疑シンコネッスリーってことで(だんだんカステラ系伝説みたいになってきたわね)。

 

11月13日(土)

[日記]本棚に三万円は出せない
 メルマガやサイトに貼ってる広告の収益が貯まってきたので本棚を買いに行った。
 本棚がないと部屋がちっとも片づかない。
 条件はこんな感じ。

-スライド書棚であること。
-奥行きは40〜45cm程度。それ以上あってはダメだし、それ以下だと全く不可。
-幅は85〜90cm程度。それ以上あると窓にかかってしまうのでダメ。それ以下は全く不可。
-高さは170〜200cm程度。それより低いのは不可。あと少しなら高くても大丈夫。
-部分的にスライドじゃない奥行きのある棚のついたのは不可。奥行きが無駄だから。
 この条件で探すと、どうしても 30000円(送料込み)くらいしてしまう。
 二万円以内で納めたい。清水の舞台から飛び降りるつもりでも二万五千円が限度。しかも送料には二階への吊り上げ料金が含まれていなくちゃダメ。いろいろ事情があって階段で運べない可能性が強いのである。
 たとえば「こういうの(ASM-92D)」がいいわけだが、ここのは一見すると安いけれど「送料別」と書いてある。結果として 30000 円近くなってしまうなら、同じメーカーの同じ型番のものが、隣町の家具屋でまさに 30000 円だった。
 スライド式でなければ安いのがあるが、それじゃ収納力に欠けるのでダメ。奥行きが30cmくらいのなら安いのがあるけど大判の漫画ですら収納できないものは使い物にならない。
 見境なく出そうと思えば三万円くらい出ないこともないけれど、本棚に三万円出すくらいなら、本に埋もれながら本を買ったほうがましである。本をいれるための本棚のために清水の舞台からは飛び降りられないのである。
 というわけで、本棚を買いそびれてしまった。珍獣様はいつになったら引っ越し荷物(本)をほどけるのでしょうか。

[虫]ナミハナアブ?
ナミハナアブ?
 本棚購入に失敗した珍獣様は購買意欲の矛先をホームセンターにむけるのだった。
 が、しかし。何も買わずに園芸コーナーでハナアブの写真をとって帰りました。
 ハナアブってきれい。
 黄色と黒のコントラストがくっきりしてて、丸くて、ふわふわ毛がはえてて、花粉の中に顔つっこんで蜜をなめてる。
 翅の一部が黒っぽく色づいてるからナミハナアブでしょうか。

[日記]スイートハートリカ
リカちゃんパンジー
 サカタのタネとタカラのコラボレーションで世に送り出されたパンジー。その名もスィートハートリカ、ブリリアントリカ、ロイヤルブルーリカ、ノーブルリカ、メープルリカ!
 リカちゃんにパンジーを捧げるなんて、やるわね、サカタ。「秘孔を突いた、お前はもうスコップを握っている」って感じだわ。でも残念ね、わたくしパンジーは嫌いなのよ。のぺ〜っと平たく咲いて、人の顔みたいに見えるから。
 それはともかく、タキイのタネではプレゼント企画とかいろいろやってるのに、リカちゃんの公式サイトじゃこれっぽっちもパンジーのことに触れてないわ。リカ、あんたって顔に似合わず冷たい女なんだね。

[日記]ひとつづきの塩水よ
 いま足りないものは美しい言葉である。そして美しいものを選び出す心。そうだ、詩を読もう。何気なく、川崎洋で検索したら、彼が今年の10月22日に亡くなっていたことに今はじめて気がついた。享年74歳。お迎えがきてもおかしくない年齢。知らなかった、いや知ってたような気もするけど、自分の中ではこの人の年齢が20年くらい前から50歳くらいで止まってたから。
 
 おとなしい羊の群れからとびだしたいのだ
 うつむいたあなたと別れて走りたいのだ
 たとえ終わりがあってもいい
 そこにはじまりが宿っているからだ
 
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20041022bf01.htm

 

11月14日(日)

[日記]どうすれば本棚を買う気になるか考えた
 本棚に三万円は払えない。少なくとも今の自分には。
 しかし、本棚がなければダンボール箱から本を出すこともできないし、いつまでたっても部屋が片づかない。
 そもそも、スライド式書棚を思いきって購入しようと思い立ったのはなぜか。
 メルマガに貼った広告の収益がいくらかあったからだ。
 じゃあ、収益を増やしたら三万円くらいぽーんと払う気持ちになるのでは?
 払う気になってみたいのでご協力ください。
 ↓
お化け人気投票:あなた好みのお化けにしてね
 こういうの、作りました。わたくしの家来のところじゃアイドルのおねえさんたちの人気投票で人々を呼び集めているみたいなので真似です。
 匿名でコメントも残せます(匿名のほうが気軽だと思うんですけど、逆に抵抗があるって方はコメントの最後にでもハンドル書いてくださいな)。化け物に対する思い入れのある人は何か書いて行ってください。
 連続投票はできないように設定してありますが、自分のあとに別の人が投票すれば、また投票できるようになります。もしくは回線切って逝って蘇ってからだと、あるいは投票できるかもしれません(笑)しっちゃかめっちゃかになってつまらなくなるまで規制はゆるめにしておきます。
 それからこれが重要なポイントですが、投票したら広告バナーをクリックして行ってくださいね。
 知らない化け物の名前とか出てくると楽しいので、期待してます。よろしくね。

[追記]
 広告収益もなんですけど、ほんとに化け物の話をしたいんです。うち今でこそなんのサイトなのかわからなくなりつつあるけど、基本は化け物系サイトなもので。
 ただ、一般的に化け物が好きだというと、京極を呼んでなきゃ話になんないとか、夢枕も基本とか、今だと十二国記を知らないんですかぁ、っていう創作系に行っちゃうでしょ。そういうのもたまたま読むと面白いんですけどね、わたくしべつに妖怪小説が好きだってわけでもないので、よそへ行っても話は通じないんですよ(なのであえてそういうところへ顔を出してお客さまを呼び込む活動もこれまでしてこなかったわけです…水木しげるは基本中の基本なので大好きですが、それとてマニアと言えるほどたくさん読んだわけじゃないから濃い人たちと話はあわないと思う)。
 でも、化け物に興味がないって人ばかり集めるのもやはり本意ではないんです。通りがかる人の中から化け物好きを広く浅くひきつけてみたいなぁという思いはあるので、つきあいのいい人は、たまに投票して行ってくださいな。ほんと、知らない化け物の名前とか出てくると悔しいからいろいろ調べるきっかけになると思うので。

 

11月15日(月)

[日記]本棚を買えなかったので←かなり困ってるらしい
 広告費の一部を家来に渡して「こ、これでサーバを増強してくれ。ブログとか自前で立てても大丈夫にしてくれ…ぜえぜえ」と頼んだらハードディスクを調達してきてくれた。ハードディスクだけで大丈夫なんだろうか。CPUは余ってるのがあると言っていたが、腐ってないかどうか心配だ。めんどくさいから組み立てとか設定とかも全部まかせることにした。今年中になんとかすると本人が言っていたと公表して尻を叩くことにしよう。珍獣様が今年中に自前でブログをたてられなかったら家来がさぼっているせいですよ。

[追記]
 珍獣の館は、ほとんどPR活動をしませんでした。初期のころに検索エンジンに登録してもらう工夫はしましたが、それは電話帳に載せるのと同じことです。必要になった時に探しあてて通りがかってもらえればそれでいいやと思ってました。ところが、今は、そんな悠長なことやってると、本当に人がこないのですよね。

 ブログというのは、新しい記事を広く知らしめるための手段が普通のページよりたくさんあるので、どんな些細などうでもいいことをダラダラ書いていても、通りがかりの人がやってきます。

 もちろんそういう人たちは、日記の内容をちゃんと見てくれるかどうかはわかりません。ぱっと見て気に入らなければ二度と来ないかも知れません。でも、誰も来ないところでやっているよりは、通りがかりで横目に見てゆく人がいるところでやったほうが人目につく可能性は高いわけです。

 でもレンタルブログに自分の書いたものを放置するというのがどうもイヤなんです。これまでいろんな会社が掲示板やら日記ツールやらに手を出して、数年後に潰れて消えていきました。そのたびに過去ログを保存するにはどうしたらいいかとか、ドメイン名が変わってしまうのでリンクの変更に苦労するとか、ほんとくっだらない苦労を繰り返してきました。ぶっちゃけ他人のサービスを信用できんのですわ。

 たまに、ここなら使ってもいいと思えるところもあるんですよ。たとえば日記用に使ってるはてなは、機能的にどうっていうより「バックアップが取れる」んです。バックアップさえとれれば、うまくすると別のブログツールへの変換も可能なので、ダメになったときに乗り換えしやすいでしょう? ところがそう場所にかぎって複数IDを禁じてたりするわけです。話題があきらかに違うなら、分けたいじゃないですか。コンテンツだって話題ごとにわけるでしょ。山海経も日本昔話もごっちゃにあったら、毎日見に来る人はいいかもしれないけど、あとで見直した時に美しくないでしょ。のちのち整理したくなっても面倒だし。

 なら、自前サーバにブログを立てちゃえってなるわけですが、今度は集客力に問題があるのですよね。これは悩ましい問題です。それでも、過去に書いたものも含めて残しておきたいと思うようなネタは、極力自分で持っていたいのです。

 というわけで、自前でブログを作っちゃえって思うんですけど。今動いてるサーバ機では少々重いのでダメっぽいから、にゅ〜サーバを準備中です。ところが部品をかきあつめて作ったマシンがうまく動かないらしいです。前途多難…

 っていうか、そこまで苦労して書いたものを公開する意味が果たしてあるのかなあという気分になりつつある今日この頃。
 

[日記]笑の大学を見に行った
 昨夜は三谷幸喜の喜劇『笑の大学』を見に行きました…と書こうと思ったら家来のTに先を越された。あー「さるまた失敬」に受けてるし。わたくしとしては今川焼きのくだりでかなりやられて、その後はもう笑いっぱなしだった。三谷作品の『ラジオの時間』より面白いよと言われて見に行ったのですが、笑いの質が少し違うから単純には比べられないけど、たしかに面白い。

 話の筋そのものはかなり深刻な内容だった。昭和15年というから太平洋戦争の直前の話だと思う。日本は戦争に向かっていて、国は娯楽を不謹慎なものとして禁じようとしている。日本にはああいう時代が実際にあったわけだし、その陰で罪に問われて投獄された人、拷問の末に死んだ人だっていたはず。ほぼ同じ設定でシリアスなドラマにもなりそうなのに喜劇なんです。登場人物はみな至ってまじめ。決して笑わせようとしてないのに腹をかかえるほど面白いのよ、なんで?

[日記]お化け人気投票
 しっかしみなさん、意外と普通の人なんですね。人気投票にまるで興味がなさそうで(笑)わたくしが時折サクラってる他は、チラホラと投票があるっきり(しかもお行儀良くひとり一回ずつ)。いや、こういう人気投票にはまる人の気持ちがいまいちよくわからなかったので、この状況にはかえって納得いくものを感じるので別にいいんですけどね。それともこのブログを見てる人は化け物に興味などありません?

 で、ワタクシなりに人気投票の魅力を考えたのですが、

  • 一言掲示板代わりに使う。メッセージは全角で400文字まで残せます。
  • 「あなた好みのお化けにして」と言いながらトップofお化けの画像なんか貼ってるってことは、今後もトップお化けの絵を貼る可能性が高いわけですよ。じゃあ、好みのお化けをトップにすえて、珍獣様が絵を描くかどうか観察する。
  • さらに意地の悪い遊び方としては、こんなもん絵にできないだろうというものをわざとトップに据えて珍獣様が絵を描くかどうか観察する。
  • とにかく何度も投票してメッセージを残し、google AdSense の広告に何が表示されるか観察する(ページに含まれる言葉に反応して広告内容が変わります)。
  • …などなど。これのどこが面白いのって言われるとすっごくツライです。だってわたくし自分でもこういうものの楽しみ方がよくわからないんだもの(笑)

     まあ、とにかく、せっかく作ったので遊んでってくださいよ。今のところ本当に無礼講状態で投票も書き込みも匿名でできるし、連続では投稿できないけど、自分の後に誰か別の人が投票すればもう一度投票できるようになります。串もはじいてません(どういう意味かは自分で考えてね)。
     
    妖怪人気投票・あなた好みのお化けにしてね

     

    11月16日(火)

    [日記]どんぐりの行方
     ツキノワグマに送る予定だったドングリで草木染めをしてみました。やりかたは我流というか、こうすればいいんじゃないかという思いつきでやりました。今のところいい感じに染まりそうです。一晩風にさらしてから水洗いしてみようと思います。詳しくは、長らく放置してあったわたくしの別ブログ不細工お細工ちんちくりんをどうぞ。

     

    11月17日(水)

    [虫]イナゴの季節
     公園を歩いていたら葦原でおばあちゃんが何かをとってました。近づいてみると手に手ぬぐいでつくった袋を持っています。どうやらイナゴをとっているようでした。当然食用にするわけです。見ると立ち枯れた葦の中で、がさがさごそごそ動いてるやつがいます。こりゃ想像よりたくさんいそうだぞ。公園なので除草剤はまかないし、車が通らないので排気ガスをかぶってることもなさそうです。かくなる上はつかまえて食わねばなりますまい!

    枯れた葦原

     その時は持ち帰る装備がなかったのでいったんは引き上げましたが、夕方あらためて時間をつくり、ビニール袋片手にイナゴ取りにでかけました。それほど広くない葦原ですが、小一時間歩き回って 20 匹ばかりつかまえました。葦原の中に入り込めばもっといるはずですが、まだ水が引いてないので、手をのばして届くところの虫しかとれません。

    交尾中

    ハネナガイナゴ

     イナゴは一種類じゃなくて、都会でよく見るのはハネナガイナゴとコバネイナゴ。今日とってきたのはみんなハネナガイナゴだった。さすがに交尾中のやつは逃がしました。良い子を産んで来年に備えてくれ。

     家に持ち帰り、ビニール袋のままだと破って逃げるやつが出ないともかぎらないのでタッパーに移しました。このまま 1〜2日放置プレイで糞を出し切らせてから料理します。

     

    11月18日(木)

    [珍食書籍化計画]PR
    『珍獣の食卓』の購入予約はこちら
     わたくしこと珍獣様が珍しい野菜を紹介します。300人の購入予約で書籍化されて本屋さんに並びます。

    [がぼ様]オッさんありがとな

    オレサマだぜ

     トラックバックをもらったぜ。なになに『珍獣の食卓』作品化を待つ。。? らら、たいへんだ。オッさんが真っ黄色で珍食の応援だぜ。
     なのに、ららのやつ、
    「あ゛〜? ほんとだ〜、あんた代わりにお礼いっといてくれるぅ?」
    とか言うんだぜ。どういうつもりなんだよー。
    「だってぇ、わたくしってば距離感がおいしいキャラだからぁ」
     よくわかんないけど、おいしいものならオレサマも大好きだぜ。
     そういうことだからさ、オッさん、オレサマがかわりにお礼をゆうぜ。ちょっぴりだけど購入予約も増えたんだぜ。もーちょっと増えるとららが機嫌よくしてモンプチを買ってくれるかもしれないからさ、オッさん読者のみんなもよろしくおねがいするぜ。byがぼ

     
     
    11月19日(金)

    [虫]イナゴの天麩羅

    稲子麿どの天麩羅になる

     先日のハネナガイナゴですが、さきほど天麩羅にしていただきました。たいそう美味しゅうございました。写真なんかもそれなりにおしゃれな感じに撮影できて満足です。画像をクリックすると制作過程なんかも見られます(虫嫌いお断り)。

    [日記]カステラをもらった
     カステラ一番電話は二番。三時のおやつは文明堂のカステラをもらいました。あたりまえのことですが、カステラは切り分けて食べるものです。いい感じの大きさに包丁を入れて、お皿に並べるその瞬間の豊かな気持ちは格別です。が、しかし。それがわかっていても切るのがめんどくさくて、つい手でちぎって食べちゃったりすることも少なくないのですが。
     今回もらったのはハニーカステラと抹茶カステラの詰め合わせで、丁寧に切り分けて、かわいらしくお皿に置いたらさぞきれいだろうなあと想像しました。そこで台所を片づけて、包丁を布巾でしめらせて「準備よし。さあ、開封するわよ」と、幾分緊張しながら箱をあけてみました。
     すると…
     あれあれ?
     なんだこれ??
     べり〜切れちゃってる。
     いい感じの厚さに切り分けたのが詰めてあるじゃないですか。
     ははー、文明堂。ついに気づいたか。
     そうなんだよ、カステラはね、美味しいんだけど切るのがめんどくさいの。
     これなら買ってきて箱をあけたらすぐ食べられるし、カステラ好きだけど切るのがめんどくさいしーってお兄さんお姉さんも安心して買えるわね。
     でも、ごめんなさい。
     わたくしカステラは福砂屋派なのよ。自分で買うときは福砂屋にするわ。

    文明堂のカステラ





    [日記]また新たなブログを作りました

    葛飾のいきもの
     うう、なんかはずかしい感じの郷土密着型タイトルだ…通りがかりのみなみなさまを呼び込むには適当に普通っぽくていいかしら。ほんとはバックアップをとれないところにまともなコンテンツを作りたくないのですが、自前でブログを立てられるようになるまで、いろんなものを使って慣れておきたいので。

     スタイルシートはむずかしいわ。IEはええかげんに解釈して適当にきれいに表示してくれるっぽいんですけど、モジラ系ブラウザは、ことスタイルシートに関しては、あれがイヤだこれがイヤだ、その命令はこっちと矛盾するからいただけないね、みたいな反応をするから手こずる手こずる。しかも、正しくないんじゃなくて描画が追いつかずに重なっちゃうケースもあるみたいな印象。もっとやんと読み書きできるようにならないと、何をなおすべきなのかもわからない。英語で言えば This is a pen. みたいな、基本的なところから覚え直すべきなのかも。

    [追記]
     葛飾のいきものは、yaplog ってところでやってます。ここ、それなりに使いやすいと思うんですけど、はっきりいって人が来ません。書いてることがイケてないかどうかの問題かっていうと、そうでもないような気がします。いえ、自分が書いたものがイケてるって意味じゃなくて、イケてないものでも人が見に来ないとダメなんです(笑)
     この程度の通りがかり率なら何も他人のサービスに頼らなくても自前サーバに置くよなあ…まあ、自前で置けない人もいるからなりたつんだけど、レンタルが。
     ちゃんとしたものをたまに書くより、一時間に一記事くだらないことを短めに書いたほうが人が来るという法則もあるみたいです。でも、そういうのはあとで見直した時に面白くないかも知れません。

     

    11月20日(土)

    [日記]プロなみで撃沈
     Photoshop をバージョンアップした。よくわからないけどプロなみらしい。Photoshop pro みたいにソフトがすごいのか、プロなみにすごい作品がつくれるのだろうか。とにかくインストールしてみた。今まで使えていたショートカットが使えなくなっていた。指が覚えていた機能なのでメニューのどこにあったかも覚えてない。なんという機能なのかもわからないから調べることもできない。そうか、プロなみとはプロが使うソフトなみに難しいという意味だったのか…バージョンダウンしてもいいですか? っていうか返品は不可ですかぁ(涙)?

     その後、やりたいことの手順は分かったのですが、今までは alt→f→d だったのに、新しいバージョンでは alt→f→n→dになっちゃって、片手じゃ打てない…(涙) ひいい、写真整理モードがどーのこーので意味がよくわかんな〜い。ぷ、ぷろなみおそるべし。やっぱり前のバージョン使おうかな(おいおい)。

     

    11月21日(日)

    [お知らせ]質問用TBセンター
     質問用トラックバックセンターを作ってみました。参加の仕方は簡単です。名前のわからない虫や花(植物)や鳥を見たら自分のブログに記事を書いてトラックバックしてください。トラックバック用URLは下のページにあります(誰でもトラックバックするだけで参加できます)。

     写真はあったほうがいいと思いますが、なくても特徴を詳しく書けば名前を当てられるかもしれません。自然関係のブログでなくてもかまいません。みなさまふるってご参加ください。

    虫の名前はなんですか?
    花の名前はなんですか?
    鳥の名前はなんですか?
     わたくしも見てわかるものについては積極的に情報提供したいと思いますが、もともとぬるいのでわかんないことも多いです。とにかく「これの名前がわからんのじゃー」という主張をしていただけると嬉しいです。

     あ、それと、質問用ではないのですが、カレーを自作したときにトラックバックする自作カレーライスもよろしくお願いします。こちらもTBするだけで誰でも参加できます。気取ったものでなくても、ごくあたりまえの、ふつーのカレーの話をしてください。ただし家で作ったカレーのみです。お店でお金出して食べるカレーは不可です。よろしくね。
     

    [日記]生田に行って、都庁に寄って
     去年なくなった知人のお墓参りで神奈川の生田のほうまで出かけて、帰りに新宿のほうへまわってスパゲッティーを食べて、都庁の展望質に登って、亀有で中国茶を買って帰るという盛りだくさんな一日でした。
     

     去年亡くなった知人というのは、正確に言えば知人の知人みたいな人で、うちの日記なんかも頻繁に読んでくれていたりしましたが、去年のちょうど今頃、突然あの世に行ってしまいました。関係者が読んでいるかもしれないので、あまり正確なことは書くべきではないのかもしれないけれど、まあその、自らの手で命をたったという状況でした。
     自殺となると、一体なぜ、どんな方法で、というのがどうしても気になるわけですが、正確な理由は本人にしかわからんのでアレですけど、自分を無価値なものと思えるような瞬間というのは誰にもあるわけで、それがずっと継続して、出口のない迷路にはまっていってしまったみたいなのです。それほど頻繁に会って話すような間柄ではありませんでしたが、半年以上姿を見せず、噂も耳にしなくなっていたので、よほど長いこと悩んでいたのではないかと思います。

     わたくしは、こういうことに冷たいタチで、死のうと思って死ねちゃうのは寿命のうちとさえ思っています。ヤツが首を吊ったんだってよという噂が聞こえてきたとき、不覚にも最初に出た言葉は「で、どうやったらあの巨体で首なんか吊れるのさ?」でした。山奥とかじゃなく自宅で実行したらしいのです。昔の家ならいざしらず、現代家屋で首を吊るのは至難の業でしょう。電気の笠をつるコードではヤツの体重を支えられるはずもなく、それ以外のところでは足がついてしまうと思ったのです。

     そんな思いをいだきつつ、数日後に葬儀に出席しました。彼は宗教を持っていなかったので(彼の実家も、そういうことに頓着しない家系であるらしいのです)お坊さんも呼ばずに身内だけで静かに別れをつげるお葬式でした。

     出棺前に見た彼の顔は赤黒く鬱血して、いつにもましてむくんでいました。この手のことに冷たいわたくしは「なぜ死んだ」なんてお約束の台詞を言うことはありませんでしたが、その死を知るほんの一カ月ほど前に「そういえば Z 氏はどうしてるのかなあ。今度カラオケにでも誘ってみようかと思うんだけど」なんて話をほかの知人としたばかりだったのを思い出して、おまえ、わたくしが誘う前に死ぬとは、いったいどういう魂胆なんだよ、げしげしと、棺桶に蹴りをいれそうになるのを必死でこらえました。

     それから数日後、仲間が集まって彼の遺品を整理しました。遺品整理というよりは強引な形見分けと言うべきような作業だったかもしれません。彼はそうとうなオタクだったので、部屋には漫画とパソコンの部品と中島みゆきグッズが山と積まれていました。しかもエッチぃ女の子の漫画などがたくさんあったりして、そういうものに耐性のない遺族が丁寧に処理できるようなレベルではなかったのです(いや、わたくしは単純にヤツの聖域がどんなんだったか見たかっただけなんだけどさ)。そこで仲間がよってたかって使えそうなものを抜き取って、残りは便利屋を呼んで処分してもらおうということになったのです。

     その時はじめて、彼がどこで首をつったのか知らされました。詳しく書くとあまりよろしくないと思うので書きませんが、なるほどそこなら彼の巨体も支えられそうな場所でした。ただし本人の意志で足を曲げていられるのなら。苦しみのあまり足をついてしまえば助かるような低い場所でした。こんなところで死ぬなんてうまいことやりやがった…じゃなくて、よっぽど悩んでいたのだろうと思いました。

     人は死を恐れないとしても、死の過程は恐れるのではないかと思います。死ぬまでにどれほどの痛みにたえなければいけないのか、失敗して重い後遺症が残ったときにどうすればよいのかという不安、生きることさえ厭わしい精神状態で、場所や道具を選び死ぬための工夫をしなければならないという厭わしさ。それを思うと、この世に未練などないと思っていても、なかなか実行に移せないものだと思うのです。

     彼の場合は発作的に飛び降りてしまったとかではなかったので、そういった煩わしさをおしてさえ死を選んでしまうほど悩みが深かったということなのでしょう。ここで涙のひとつも流せばしおらしいのですが、わたくしが心の中で思ったことは「とりあえず、せっかく死んだのだから、死んでまで悩んでたらタダのバカだぞ」でした。死んでも死にきれずに迷いつづける亡者もいると聞きます。ヤツがそんなふうになったら、どのような手をつかってでもあの世にたたき返してやるつもりです。一度この世に背をむけたのに、まだ居座ろうなんて甘いのであります。

     でもきっと、大丈夫。きっとあの世でもよろしくやっているに違いありません。可能ならばぜひぜひあの世ライフをレポートしていただきたいと思います。彼はライターだったので、テクニカル系の雑誌を読む人ならば、ひょっとすると彼の文章を読んだことのある人もいるかもしれません。ちなみにわたくしはそういう雑誌をほとんど読まないので、どんな仕事してたかは知りません。←冷たすぎる

     などと、だらだらと書きましたが、そんな知人が死んで一年目なのでお墓参りに行きました。生田ってところにあるでっかい霊園に入ってるらしいんです(くそー、金持ちだなあ)。宗教を持たない家系なので、一年たったからといってイベントもないそうです。有志が自由行動でお墓参りに来たりする程度みたいです。ま、それもよしって感じですよね。生前なんの興味もなかったお経を死んでからあげられたからって、大した意味はないでしょう。

    ハシヤのウニスパ

     お墓参りをすませて、東京方面にもどりながら幡ヶ谷のハシヤでスパゲッティーを食べました。ここには 5 年前に故人を含む仲間と食べに来たことがあります。彼はここの常連だったので、店員さんが「ルバイヤートを見るたびに思い出す」と言ってました。丸藤酒造ってところの国産ワインです。ヤツは毎年秋になると甲州までルバイヤートを買い付けに行ってました。その時の模様も日記に書いたような気がします。そうか、ヤツはうちの日記のおいしいネタ袋様であらせられたのだね。まったく惜しい男を。

     幡ヶ谷なんてたまにしか来られません。何か目新しいものを食べようかと思いましたが 5 年前に食べたウニのスパゲッティーでイカ入りにしてみました。ここのウニスパは濃厚で本当に美味しいのです。5 年も前に食べたものなのに、今でも時々思い出して「ウニスパ…」とつぶやいてしまうほどだったので、これもなにかのご縁と心おきなくウニスパを楽しませていただきました。うまいぞー、あの世にはハシヤはないだろ、うらやましいか、けけけ。
     

    [日記]都庁でおのぼりさんの真似をする
    そびえ立つ都庁舎 お上りさんというのは田舎から都へ上ってきた人のことですが、なぜかみな高いところを目指すのが特徴です。東京タワー、サンシャイン60、そして東京都庁…わたくし、タワーとサンシャインは経験済みですが、都庁のてっぺんは未体験です。せっかく新宿に手の届くところまで来ているので登ってみることにしました。これがホントの初登庁!

    入り口で手荷物検査 日曜日ですが展望室は営業中です。ほとんどの入り口は閉鎖されていますが、新宿駅から歩いて来るとたどり着く一階の入り口が一部のみ開いてます。入り口で手荷物の検査をうけなくてはなりません。それほどきびしい検査ではなく、鞄をあけてちょっと覗いて見る程度のものでした(写真は警備の人たちの後ろ姿。鞄あけてるところは写しそびれました)。

     手荷物検査をうけたらエレベーターで上まで直行です。45階展望室まで55秒で到着です。その高さ202メートル。この程度の高さでも気圧がだいぶ変わるようです。上昇中に何度か耳抜きをせずにいられませんでした。

    展望室には売店があったり…

     展望室では都庁限定グッズを販売する店があったり、お茶を楽しめるラウンジなどもありました。観光客は想像したほど多くなく、思う存分お上りさん気分を満喫できました。

    下を見るとこんな感じ
    下を見るとこんな感じ
     
     

    緑濃いところは代々木公園

     ひときわ緑の濃いところは代々木公園です。別の方向を見ると新宿御苑や皇居、すぐ下には新宿中央公園の森も見えます。東京には意外と大きな緑地があちこちにあります。こういうところには野生の鳥や虫が必ず住んでいます。東京には東京の自然の姿があります。

     北展望台と南展望台の両方から東京を見下ろしました。今日は晴れてますが霞がかって遠くの山は見えませんでした。
     
    参考>ここ

     都庁を後にして、亀有で中国茶を買ってから家路につきました。今日のお買い物は鳳凰水仙(青茶)と桃の模様の蓋椀。これは明日にでも写真をアップしようと思います。

    [日記]ドラえもんが変わる?

     人気テレビアニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)で四半世紀にわたりドラえもんの声を務めてきた大山のぶ代さんら、主な役の声優5人が来春、そろって降板する方向で検討に入っていることがわかった。テレビ朝日によると、後任は人選中という。大山さんらは来年3月放送分まで担当し、4月から新キャストに交代するとみられる。
    アサヒコムhttp://www.asahi.com/culture/update/1122/001.html
     ほかに、のび太、スネ夫、ジャイアン、しずかちゃんが交代するらしいですけど、年齢のことを言ったらママ役もかなりのお年じゃないでしょうか。主要キャラ5人以外にも変更があるんじゃない?
     大山のぶ代の時代が長かったからちょっとショックですが、日本テレビ系でやってた旧ドラえもんは大山のぶ代じゃなかったんですよね。

     

    11月22日(月)

    [日記]鳳凰水仙
     昨日は帰りに亀有の馥昶茶屋(ふうさんちゃや)ってところで中国茶を買いました。最近はほとんどここでお茶葉を買ってます。今回買ったのは[[鳳凰水仙]]。中国広東省にある鳳凰山で作られるお茶で、カテゴリーでいえば青茶(烏龍茶)です。

    鳳凰水仙 中国茶は産地や種類によって茶葉の形がちがいます。固く丸めてあるものや、よりをかけて針のように真っ直ぐにしたもの、龍の爪のように曲がったものなどいろいろです。鳳凰水仙は葉にほとんどよりがかかっていません。

    鳳凰水仙 乾燥した茶葉の色は黒ですが、お湯をさしてしばらくするといくらか緑がもどってきます。お茶の色は凍頂烏龍茶ほど薄くなく、かといって紅茶のように濃くもありません。ほのかに茶色く色づきます。お茶の色がわかる写真も撮りたいのですが、美味しそうに写すのはたぶんものすごく難しいです。でもそのうち挑戦してみます。

     「水仙」というのは水仙の花を思わせるさわやかな香りがするという意味です。水仙というよりマスカットの香りに似てるような気がします。ただ、今回買ってきたのはそれほど質のいいものじゃないのかもしれません。さきほどいれてみたところ、想像してた香りと少し違いました。先月お店で試飲したのはもっとフルーティーでした。お茶は生き物なので、仕入れた時期が少しでも違うと味も変わってしまいます。先月買っておけばよかったかなあ。でも、不味いわけじゃないし、安かったので損した気持ちにはなりません。1200円/100gでした。ひとりで飲むなら100gもあれば一カ月はたっぷり飲めると思います。

    茶器セット 昨日は茶葉のほかに桃の模様の蓋椀を買いました。写真は家にある桃シリーズを並べて写したもので、左奥が聞香杯。その前にあるおちょこみたいなのがお茶を飲む時に使う杯。右奥にあるのが蓋椀です。買ったのは蓋椀だけ。1500円でした。ちょっと高いなあ。日本の陶器にくらべるとできは悪いのに…でも、この手の蓋椀は日本ではあまり見かけないのよ。

    蓋椀 蓋椀をどうやって使うかというと、このなかに茶葉を入れてお湯を差し、ふたをして抽出します。中国では蓋椀から直にお茶を飲んだりもします。蓋をちょっとずらして隙間から飲むと茶葉が口に入ることもありません。日本ではありえないような飲み方ですが、中国では決して不作法なことではなく、みんなそうやって飲むそうです。
     または、蓋椀を急須がわりに使うこともできます。写真のように蓋をちょっとずらして指で押さえて…

    このように注ぐ このように蓋の隙間から杯に注ぎます。中国茶は日本茶よりも熱いお湯で入れるので椀はかなり熱くなるし、手首を慣れない方向にひねるので、うまく注ぐにはいくらか練習が必要です。

     お茶を飲む時は、最初に聞香杯というのに注いで、すぐに茶杯に移します。それから聞香杯に残った香りを楽しんでから、茶杯でお茶を飲みます。

     中国茶関係の記事一覧は>こちら
     

     

    11月23日(火)

    [日記]デザインを微妙にいじくってみたり…
     段落の隙間を前よりちょっとあけて、自動挿入されるキーワードの下線の色をかぎりなく白に近い感じにして目立たなくしてみたり、コメント一個一個にボーダーをつけて区切りをわかりやすくしたり、いろいろしてみました。

     ついでにフォントの指定をやめてブラウザの設定に依存するようにしてみました。これだとIEの文字サイズ小にしてた人には字が小さい?(それぞれがまた別のフォントで見てる可能性ありなので、逆にでかく見えるという人もいたりして。むずかしいものだわ)

    [日記]すかいらーくで待たされてデニーズへようこそ
     少し遅めの昼食。2時半くらいだったと思います。すかいらーくに入ったら、席はあいてるのに「名前書いて待ってて」と言われてしまいました。お昼のお客さんがはけたばかりで厨房がものすごいことになってるみたいです。仕方がないのでしばらく待ちました。

     やっと席に通されたと思ったら、今度は注文をとりにきてくれません。お姉さんが他のテーブルの片づけに来るので「すみません、注文をお願いします」と声をかけるのですが、少々お待ちくださいと言われて、ちっとも相手にしてくれません。お姉さんは厨房とテーブルの間を何度も往復して、こちらを見て何かに気づいた顔はするのですが、注文をとりに来る前に別の仕事に手を出しちゃうらしくて、結局20分待ったけど、誰も注文を取りに来てくれませんでした。さすがに20分待ったら帰っていいですよねー。

     レジのところで「帰りますよー」と聞こえるように大きな声で言ってみました。目の前をウェイトレスさんが通りましたが無視されちゃいました。お姉さんたち、食い逃げされないように気をつけてね。

     仕方がないので200mくらい先にあるデニーズへ行きました。デニーズも忙しそうでしたが、とりあえず昼飯にはありつけました。食べ終わったら 4 時でした。長い昼食でした。

    [日記]お茶とカレーでお昼inデニーズ
    キーマン紅茶祁門紅茶(きーまんこうちゃ)
     食事+お茶のセットに70円プラスすると、ちょっとグレードの高い紅茶を出してくれます。ダージリン・ウバ・キーマンの中からキーマンを選びました。
     中国産の紅茶です。世界三大紅茶に数えられ、苦み・渋みが少なく、糖蜜や蘭の香りがするといわれます。でも、今日のは花にたとえるような香りはしませんでした。でも遠くかすかにお香のような香りがして、これはこれでオリエンタルな味わいです。

     最近のファミレスはどこでもドリンクバーってのをやってるでしょ。食事代に+150〜200円程度で、用意されてる飲み物をどれでも好きなだけ飲めるサービスです。用意されてるのはいかにも安そうなものばかりなので、いくら飲んでもお店が損をすることはないでしょう。料理が出てくるのに時間がかかっても、ドリンクバーのおかげでお客さんが退屈して暴れ出したりしないという利点もあるはずです。

     にもかかわらずデニーズはドリンクバーに手をださず、あえて美味しい飲み物を出そうとしてるようです。コーヒーのおかわりは無料だし、紅茶も大きめのティーポットで来るのでカップ三杯分くらいあります。これならドリンクバーより満足度が高いです。

     ちょっと前までファミレスの高級感は、ガストが最低で(すかいらーくの廉価版なので最低じゃなきゃいけない)、次がジョナサン・すかいらーく・デニーズが横並び、一番上にロイヤルホストって感じでしたが、ひょっとするとこれからはデニーズが来るかもしれません。←すかいらーくに20分待たされたあとなので見る目が甘い。

    根菜と豚肉の田舎風カレー根菜と豚肉の田舎風カレー
     外でカレーを食べると野菜が煮とけてしまってるのがちょっと不満です。具が溶けちゃうほど煮込んであるのはいいのですが、形のある野菜も食べたいんです。そんな気持ちを見透かしたかのようなこのカレー。蓮根やニンジン、サツマイモといった根菜類がたっぷりです。ただし、煮込んだものじゃなくて、トッピングしただけみたいでした。それでもないよりましです。

    -カレー 890円
    -紅茶 260+70円(セット価格)
    -  計 1220円
     安くはないけど、高くもない値段でした。

     

    11月24日(水)

    [日記]昨日の大根キムチを…
     某胤さん(読めないからかなり匿名性の高い名指し)が食い物をうまく見せるコツをトラックバックしてくださった。なになに、皿は暖色系で白い照り返しが必須…ふむ、じゃあこんなんでどうよ。

    カットゥギ
    黒い皿に赤いキムチ
    [追記]
     某胤さんのトラックバックを激しく意訳すると「どうせとるならきれいにとりなさいよ。ひとつ覚えみたいに緑の皿なんかつかっちゃって、あんた緑がどんなに難しいか知らないでしょ。美味しくとるなら暖色よ。ズバリいってあんたんちの写真は不味そうだ!」というような意味のことを丁寧に書いてありました(笑)
     でも、うちろくな皿ないんだもの。あるものでどうにかするとああなるのよ。あと、美味しくとろうとしてなかったしねえ。いつもは虫ばっかりとってるので、どうしても図鑑的な視点で写してしまうんです。虫の写真の場合、ぱっと見きれいでも特徴が写ってないものは、自分としては求めてないので。でも、ものの本質をつかみつつ美しくとれたらそれにこしたことはないんですよね。それに、食べ物は「美味しい」というのも本質のひとつなので、美味しそうに写せてることも大事ですよねえ。
     やられっぱなしだとムカつくので、電車に乗り継いでダイソーで皿買って写しました。今月はこの調子でしばらく練習。昼間写すとそれなりにきれいにとれてます。夜は照明の関係で限界がありますね。


    [ご飯]緑のカレーと二種類の和え物

    茸と菠薐草の和え物

     写真小僧レベル向上のために、捨てネタなどと言わず食い物写真に力をいれてみることに。まずは二種類の和え物。ほうれん草の胡麻和えと、えのき茸のサラダ。
     ほうれんそうは茹でて水に晒し、根っこに近い部分を使います。根元が美味しいので捨てずに使います(捨てるならクレって思うくらい好き)。すり胡麻・砂糖・醤油をまぜて、かるく水をしぼったほうれんそうを加えて和えればできあがり。
     えのき茸はバラバラにほぐしてから茹でて水を切り、フレンチドレッシングとパセリのみじん切りで和えるだけ。ニンニクのすり下ろしたのをちょっと加えるとイタリアンになるかも。

    緑のカレー

     カレーにしたいのにカレーの素が高いので、いつもカレーもどきになってしまいます。今日はほうれん草入りのグリーンカレーもどき。
     ほうれん草は茹でて軽く水気をしぼって、包丁で叩いて粗いペースト状にしておきます。ニンニク・ショウガ・玉ねぎはみじん切り、鷹の爪は手で砕きます。フライパンで炒めて、挽肉(今日は鶏を使いました)を加えて、クミンパウダーとガラムマサラをばかすか入れて、塩・胡椒を加え、日本酒をじゅーっとかけまわして、箸で鶏肉をほぐします。鶏肉がほぐれたら、ほうれん草ペーストを加えて、粉末のスープの素と水を少量加えて一煮立ちさせればできあがり。水を入れすぎないように注意。
     コンソメを切らしてて、つい中華味の素を使ったら、インドやタイではなく中国っぽい味になってしまいました。でも美味しいです。普通のカレーを作った時に、二日目にほうれん草ペーストを加えて作るのもいいです。ほうれん草はフードプロセッサーで本当にペースト状にしちゃっても可です。そのほうがきれいな緑色が出るかもしれません。

     夜の撮影はむずかしい。フラッシュなんか炊いたらしらけたスナップ写真みたいになるし、蛍光灯の明かりじゃ青い写真になってしまう。白熱灯はちょうどいい位置にないし、テーブルを二つ重ねて光源に近づけて、光だけきれいに反射する位置を探して…こんなこと毎日やってたら大変だ。夜でもきれいに写せる照明器具を考えなければ。


     
    11月25日(木)

    [ご飯]慌てて作ると大したものができない
     夜遅くにばたばたと作ったら妙なものが出来てしまいました。手前の四角い皿は大根キムチとサツマイモのサラダです。サツマイモは茹でてマヨネーズで和えただけ。キムチは大根一本分あるのでなかなかへりません。
     丸い皿にのってるのはオムレツではありません。大きなハンバーグを作る予定だったのですが、夜遅かったので玉ねぎをみじん切りにするのも面倒くさくて、挽肉に卵とすり下ろした長芋を混ぜて焼いたらこのような物体になってしまいました。ハンバーグと思って食べるとフワフワしててものたりませんが、卵料理だと思えばまあそれなりに…?

    ハンバーグもどき

     

    11月26日(金)

    [おやつ]ミルクココアケーキ

    ミルクココアケーキ

     中国茶とミルクココアケーキ。挑戦的に緑の皿で写してみました。さあかかってこい。不味そうだと言ってみろ(笑)
     いっそ背景をもっと残して写すとよかったかな。テーブルが大きくないので畳や壁が写らないように構図をとるのが意外と難しいの。

    [日記]秋田書店はBJだけで食べてるのかね
     ヤングチャンピオン、サスペリアミステリーだけじゃなく、週刊チャンピオンやチャンピオンREDにまでブラックジャックの焼き直し漫画が載ってるのよね。こうなるともうやりすぎっていうか、他に商売のネタはないのかと言いたい。前にも書いたけどサスペリアミステリーのはリメイクというより単純な書き直しだし、週刊チャンピオンに載ってるのも、完璧に描き直してるだけなのよー。

     こういうもののリメイクにはいくつかの手法があると思うんだけど、ひとつはBJの設定を生かしてまったく新しいストーリーを作る方法。これはヤングチャンピオンでやってて成功してると思うのね。それでやめときゃいいのに、週間チャンピオンでまで「書き直し」で読者を増やそうだなんて、ちと甘くないですか。今週号はケネス大尉で、時節柄ちょうどいいネタではあるけれど、もうほとんど手塚の漫画を模写してるようなレベルの描き直しじゃないですか。

     えーと、ヤングチャンピオンと別のコンセプトでやろうという主旨なんだと思うけど、だったらまんま描き直すのではなくて、ストーリーや台詞をそのまま使ってまったく別の世界に持ってきてしまうとかじゃないとダメだと思うわけよ。すっごくありがちな例で言えばハムレットなのに日本の江戸時代でやるとか。話はケネス大尉なんだけどピノコはきんどーちゃんでブラックジャックはトシちゃんだったりしてほしいわけー(例が古くてごめんね。マカロニほうれん荘なんて知ってる人いる?)。週刊チャンピオンは次からは立ち読みでいいや。サスペリアに至っては読もうって気すらおこらない…もうちょっとなんとかして。

     今月はチャンピオンREDにも同じようなのが載ってるけど、これはちゃんとオリジナルのストーリーになってて悪くはなかったです。ヤングチャンピオンの最新号と内容がかぶってるのはわざとかな。どちらも見えない患者を手術する話でした。雪の夜話というエピソードを使ってるけど、いちおうどっちもオリジナルストーリーになってました。ただ、ヤングチャンピオンのやつは見えない患者を手術させるまでの話のもっていきかたにおもしろみがなくてイマイチ。そこへいくとREDの吉富昭仁のやつは昆虫ネタだったりして面白かったです。ちょっとテンポ悪かったけどね。

     などと、あれやこれや比べてイライラしてるのは、すでに秋田書店の策略にはまっているということ?
     

    [日記]お酉様へ行きました

    立派な熊手
     三の酉なので浅草のお酉様に行ってきました。今年は張り込んで三千円の熊手を買いました。三千円も出したらすごいの買えるかと思ったらそうでもありませんでした。なんか景気わる〜。こういうものって少しずつグレードアップしなきゃだめなのよね。すると、次回は五千円のを買わなきゃだめってことでしょ。今日見てきたけど五千円のも見た目は大したことなかったわ。先行きが激しく不安(笑)
     写真は出店の一番高いところに掲げられてる高級熊手。こういうのを買えるほど羽振りが良くなりたいです。

    [ご飯]豆と挽肉のカレー

    豆と挽肉のカレー

     今日のはカレーと言えると思います。豚挽肉と緑豆のスパイス煮にカレールウ(こくまろ辛口…安売りだったので)をちょっと溶かしてみました。もうちょっと香りが強いといいんだけど。でもこくまろの味にしたいわけじゃないの。固形ルウなんかじゃなくてちゃんとカレーパウダーを買うべきなのかも。付け合わせはアルファルファのサラダとトマトです。

     

    11月27日(土)

    [ご飯]お昼は讃岐うどんでした
     お昼は讃岐うどんの専門店でかけうどんとミニ天丼のセットでした。これはこれで、とても美味しかったです。
     美味しかったんですけど、ここのに限らず専門店のうどんをたべると、なか卯のうどんのほうが美味しいような気がしてしまうんです。なか卯はいわゆるファーストフードの店ですよ。うどんは工業製品だろうし、茹でてるのはバイトのお姉さんやお兄さんですよね。ファーストフードの味が専門店に勝つなんて、そんなバカなと思いつつ、それでもやっぱりなか卯のほうが美味しく感じられてしまい、自分の味覚は大丈夫なのかと不安になってしまいます。

    讃岐うどん
     たねさんのところで美味しそうなページになるPeopleというトラックバックイベントが始まっているというのに、今日も今日とてなんの工夫もない写真なので参加できな〜い。食べ物屋さんは薄暗くしてるところが多くてピントが合いません。外食時の写真は難しいです。
     

    [ご飯]夜は豚すじ肉とカボチャの煮物

    豚すじ肉とカボチャ

     なんだか今日の写真はいつもより明るいような気がします。ISO感度ってやつをオートにしてるので、カメラが勝手にいろいろしてくれちゃってる可能性があります。なるべくマニュアルで撮るようにはしているのですが、小さな液晶画面で見て違いがわからないような設定は、マニュアルでいじくっても結果を想像できないのでオートにしっぱなしです。デジカメって難しい。普通のカメラはほとんど使ったことがないので、そっちは難しさを知らないだけなんだけど。いちおう、何種類かとってみて、一番よく写ってるのを残すことにはしてますが…ISO感度…うーん、今度はこれも変えてみようかなあ。部屋の中で写す時は感度をすこし上げたほうがいいのかもしれない。

     

    11月28日(日)

    [ご飯]ゴマサバの塩焼き

    焼きサバと豚スジトマト

     今日は張り込んでサバを焼きました。1匹分で500円くらいしました。でもうまかったです。奥の皿は豚すじ肉とトマトの炒め物です。味付けは砂糖・中華スープの素・キムチの素…って、素ばっかりじゃん。キムチの素は少なめで充分うま味と香りが出ます。たくさん入れると辛いだけなので注意。

    2
     
    11月29日(月)

    [ネタ袋]さるぼぼの作り方

    さるぼぼ

     天児・御伽這子のことを書いた時に「さるぼぼも同じ作り方をする」と説明したところ、検索で飛んでくる方がたまにいらっしゃるようなので、写真つきで解説してみることにしました。現在、飛騨のおみやげやさんで売ってるさるぼぼは、腹掛けをして、ちゃんちゃんこを着て、黒いほっかむりなんかしてたりしますが、そういうのはあくまでオプションで、基本形は写真のような感じのものです。詳しくはわたくしの別ブログ不細工お細工ちんちくりんをどうぞ。

    [追記]猿は去るに通じるので災難が去るという縁起物ですが、ほかに音読みのエンが円満の円や縁に通じるということもあるみたいです。

    [ご飯]豚すじ肉の豚汁

    豚すじ肉の豚汁

     一部でポチのエサと呼ばれている豚すじ肉ですが、みそ味とすばらしく相性がいいんです。下ゆでしたポチの餌を、大根やサツマイモなどの根菜類とともに炒めて、出汁を注いで味噌で味付けしました。凍豆腐があったので加えてみたら、これまた最高にいい感じでした。
     凍豆腐は木綿豆腐を冷凍庫でガチガチに凍らせて解凍したものです。市販の高野豆腐より豚汁には自家製の凍豆腐のほうが似合います。凍豆腐がない時は、よく水切りした木綿豆腐を軽く崩して加えると美味しいです。
     奥の皿はほうれん草のゴマ和えとゴマサバを焼いたものです。

     

    11月30日(火)

    [日記]パソコン再インストール中
     ずいぶん前にぶっこわれてまともに動かなくなったデスクトップパソコンのその後。やっと復活させて再インストールにこぎ着けたものの、いろいろ面倒くさくてもう放り投げたいです。OSのインストールなんかハイハイと先に進むだけですが、大変なのはその後。よくみたらキーボードドライバが101だし(刺さってるのは106…配列が違うので今すごく苦労してこの文章打ってます)、IMEを入れ直したのはいいけど古い設定をどうやって持ってこようか悩み中だし、スタートアップに何を入れてたか思い出せないし、FTPの設定もしなおさなきゃいけないし、あれもこれもそれもどれも、もとどおりにするのに手間がかかるし、こんなに苦労してるのに、やっとこなれてきたなーと思うころ、どうせまたブチ壊れるに決まってるんです。やだなあ、もう。苦労の結果として快適になるのならやろうと思うけど、やるたびに前と違うことにいらいらしながら妥協しなきゃならないなんて。やりたいことは機械いじりじゃなくて、機械を使って何かすることなのに、その前の段階でさんざん苦労させられるんです。そういうふうに愚痴ると、覚えるのがあんたのためだなんて説教をたれるケツの青い小生意気なお猿さんとかも現れそうな予感がするんですけどね、あたしゃ覚えた上でウザイとゆうとるわけですよ。ああ、めんどくさい。まんどくせー。とりあえずキーボードのドライバを変えなければ。

    [日記]キーボードは106に変わったが
     で、次は何をすればもとどおりになりますかーってはてなで質問したいです。でも何万ポイント積んでも答えは出そうもありません。ほしいのは前と同じ環境であって、こうすれば便利になりますよというおすすめじゃないから、自力でどうにかするしかない。
     でもー、何をどうすると元通りになるかなんて、んなこといちいち記憶してらんないですよー。失われては困るものはひととおりバックアップしてあるけれど、もどさなきゃならないのはデータだけじゃないでしょ。ごくごく基本的なものはいれなおしたけど、それだけでいいかっていうと、何かするたびに「あれが足りないじゃないか」ってなるんですよ。もうやだー。かんべんしてー。

     デスクトップがダメでもノートがあるのでなんとかなると思っていましたが、近頃ノートもやばい状況です。たまにUSBマウスが反応しなくなっちゃって、いつまでたっても復帰しないんです。マウス自体が壊れたんじゃなくて、USBまわりのなんらかがおかしいのかもしれません。だって新しいマウスをつなげると、ちゃんと認識されて動くようになるんだもの。でも、しばらく使ってるとそれもだめになっちゃう。仕方がないので最初のマウスに戻すとまた使えるようになってたりする。
     マウスだけじゃなく、キーボードも変だし。これといって何かしたわけじゃないのに、突然かな入力モードに変わって、どやってもローマ字入力にもどせなくなったり、全角のアルファベットを打とうとすると、なぜか強制的に半角入力になってしまい、IMEの設定をさんざん見直しても元に戻らなかったりするし。なんで目的の作業にとりかかる以前にいちいちこんなことで悩まなきゃいけないんだか。
     トラブルが解消した時には、何をすべきだったかすっかり忘れてしまうということもなきにしもあらず。もうダメです。確実に救ってくれるならその人の信者になってしまうかも。

    [日記]ノートがですねえ
     さっきまでマウスがダメだったり、突然カナ入力になったり(普段はローマ字入力)いろいろしてダメで、再起動したりしてもなおらなくて、もうええんじゃぁぁぁって状態だったんですけどね、一時間くらい放置して立ち上げなおしたらなおってるんですよう。もう、こういう中途半端な状態がムカつくっちゅーとるんじゃぁぁぁ。ぜえぜえ。
     とりあえずFTPの設定を書き出して移さなきゃ。

    [日記]うー
     疲れたので今日はインストール終わり。いつになったら元に戻るんだろう。っていうか部屋を片づけたい。ものすごく片づけたい。足の踏み場もない状態を見るにつけやる気がなくなる。本棚が必要だ!!何がどうあっても来月は買わねばならぬ。三万円出せる身分じゃないとか言ってるばやいでわない。南葛西にでっかい島忠ができる予定だから、そこのオープンセール見てから、どれかに妥協しよう。
     

    [ご飯]ブロッコリーとカリフラワーの炒め物

    花キャベツ尽くし

     巨大なカリフラワー 2 個セットで 100 円でした。見切り品ですがすぐに茹でて冷蔵庫に入れとけばしばらく食べられると思います。ブロッコリーも安かったので今日は花キャベツ尽くしで。
     ブロッコリーとカリフラワーは小房にわけて茹でておきます。フライパンに油を熱し、ニンニクを炒めて香りをたてて、ザク切りトマトを軽く炒めます。そこへブロッコリーとカリフラワーを加え、塩・胡椒・クミンパウダー・スープの素(粉末)・酒を加えて味をなじませればできあがり。
     ブロッコリーもカリフラワーも、分類学的に言えばキャベツと同種です。キャベツの花の部分が発達したのがブロッコリーであり、カリフラワーなのだそうです。
     

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