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ある意味音痴

グリムズ

 数日前に、サイドメニューの下のほうにグリムズというブログパーツを貼りました。ブログに書いたことを肥料にして木が育つらしいです。たぶん内容に反応して違う木になるんだと思います。

 そういう地味な育てものが嫌いじゃないので貼ってみたんですが、どうもスッキリしません。

大人の樹へ成長すると、実際の森へ苗木を植樹します。「ブログエントリーでエコアクション」をキーワードに、みんなの樹が成長した分だけ、地球上に苗が増えていきます。

 これって一体どういう仕組みでどっからお金が出てそうなるんでしょうね。

最近やたらと焦ってる人が多い気がする

 昨日は友達の車で横浜へ行ったわけですが、高速の料金所で、おつりを財布に放り込んでる間に後ろからクラクションを鳴らされてしまう。隣で見てる限り、特にもたついてる感じじゃないんですけどねえ?

 何度もそんなことがあって、ある時など隣のレーンがあいてるのに(ETC専用とかじゃなくて)、わざわざ人の後ろにくっついて入って、ちょっとの間が我慢できないらしくてパンパン鳴らして……そうなると、焦ってるとかのレベルではなくて、この人は頭が悪いのか、あるいは何かの病で思考能力が壊れてしまっているのかと不安になってしまうのです。免許の書き換えの時に知能テストでもしたほうがよくなくないですか?

他人の思考能力の低さを論じている場合じゃないかも

 最近ほんとに年くったなと思う。とにかく言葉が出てこなくなった。「アレ、アレってなんだっけ。ほら、アブラナ科で葉の付け根が丸くなったところを、中国の漬け物にするやつ」みたいな感じなんですよ。答えはザーサイです。なぜかそれがアブラナ科であることとかは思い出せるんですが(笑)

なんだかんだとまだ続けているアイヌ語

 外国語は、半端に覚えると単にものを読むだけでなく書いてみようと思うんですが、知ってる単語が少なすぎて日記も書けない。まだまだ暗記しなきゃいけないようです。記憶力が落ちているので前途多難です。

 日記はあきらめて、とにかく暗記です。今は「リトゥルパンケパオー」という狐の神が語るカムイユカラを覚えてます。こういうのは過去にも「ハンチキチ」というのを覚えたことがあって、あの頃はろくにわかってなかったので本当に単純に暗記してしまい、おかげで今となっては断片的にしか思い出せないのですよね。意味と結びついてないので順番が前後してしまったりするし。そんなこんなで、今回は単語の意味から覚えているので先に進みません。

 しかも、覚えられないのは単語だけじゃないんですよね。アイヌ語の歌は(というか日本語の昔の歌もでしょうけど)平均律じゃないので、まねしようとしても同じにならんのですよね。

(一文字が八分音符、半角は十六分音符、[・・・]は三連音、元の調は無視して移動ドで)
4/4 ラソソラーソドラー|3/4[ソラソ]レーソー|
[ソラソ]レーソー|ソソラソラーラー|

 こんな感じのメロディーに乗せて歌うんですが、ドの音とレの音が、レとドの中間くらいの音で、それでいて、ド#じゃない微妙なビミョーな音なんです。

 メロディーが正確に同じである必要はまったくないのでお手本と音が違っても間違いではないんですけど、丸一日歌わずに、寝て起きてから歌ってみると、音の外れた自分の歌が「これには魂がない」と思えるような気の抜けた旋律に聞こえちゃうんですよ。

 以前、アイヌの音楽には音階がないと聞いたんですが、それはウソかもって思う。確かに平均律じゃないし、AさんとBさんで違う音階を歌ってるかもしれないけれど、CDのお手本の人は、かなりの確率でレでもドでもド#でもレでもない音を出してる感じがするので、それってもう、その人音階じゃないのかなあ。

 そういえば、去年末にアイヌのイベントを聞きに行って、カムイユカラを「覚えられそうだったのに家に帰ってきたら急に忘れた」と書いた時も、実はそれっぽいメロディーやリズムは頭に浮かぶのに、歌ってみると「違う。これは気が抜けてる」と感じてしまい「忘れた」と思いました。たぶん、平均律にないような離れ方をした音を出せないせいで、気の抜けたサイダーみたいになってしまうんだと思う。

# ちなみに、タイトルの「ある意味音痴」なのは、わたしですからね。念のため。

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