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おフランスの洗練されたセンスで動物たちはこのようにかわいくなるザマス

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 とあるお店で写しました。フランスで作られた車用の芳香剤らしいんですが……ええと、なんだろうこの、何とも言えない、なんて言ったらよくわからない何かは(笑)

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 これは…パンダだと思うのですけど、パンダなんですよね。

 実物はもっと可愛くない感じに見えてたんですが、こうして写真でじっくり見ると、パンダはまだマシなほうで、骸骨みたいな猫とか、後ろにチラッと見えてるペンギンなんぞ、ほんとうにペンギンなのかと小一時間といただしたくなるうような突出した何かを感じるのですが、みなさんいかがでしょう。

◎珍獣様の博物誌;きわものパンダ
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kiwapan/00_index.htm

楽天にもあったよ…


タグ:きわぱん

長野旅行:食べたものの写真

 旅行中食べたものの写真。本文は↓
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1812


平家の里

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▲お店はこんな感じ。ゼロ磁場から高遠の方へ降りてくると道の左手にあります。焼き肉店らしいんですが、昼間は定食やローメンを食べる人で賑わってます。

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▲牛スジ煮込み定食 900円(税抜き)

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▲すじローメン 1000円(税抜き) この店のローメンは汁ローメンでスープたっぷり。

 どちらも味付けは辛め。観光地の街道沿いの店なので、どうせ観光客騙しって思いながら入ったのですが、ちゃんとした店でしたよ。

 なお、ローメンというのは、伊那地方特有の太い中華麺で、昔冷蔵庫が発達してなかった頃に、なんとか日保ちさせようとして、蒸した中華麺を干して作ったのが最初とか。羊肉やキャベツと炒めて食べるのでチャーローメン(炒肉麺)だったのが、いつしかローメンと呼ばれるようになったそうです。


レストランひげじい諏訪店

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▲トマトチーズオムライス 950円(税抜き)

 こういうの出されたら、タンポポオムライスみたいに、切ったらとろっと流れてくると思うでしょ。メニューにも「切るタイプ、玉子がとろとろ〜」って書いてありました。

 が、ナイフを入れたら普通に切れました。とろとろ?なにそれ。

 日本語でオムライスといったら、オムレツ+ライスではなくて、チキンライスを玉子で包んだものじゃなきゃいけないわけで、包む部分が未完成なものは、オムライスとして未完成なんです。

 味は不味くなかったけど、以上の点で評価は最悪でしたね。カレーライスにでもしておけばよかった。ちなみにおともだちはスープカレー頼んでたけど真顔で「フツー」って言ってた。

http://higehige.jp/shop_info/higejii.php

タグ:長野

葛飾区〜ゼロ磁場・岡谷 自動車で日帰りの旅

 そういえば9月に長野県へ行ったのをまとめてないのでやっときます。何より自分用にメモしておかないと…

日時 9月21日日曜日(三連休の中日) 日帰り
移動手段 自家用車(おともだちの運転)
出発地 東京都葛飾区内(加平インターから)
目的地 ゼロ磁場(長野県伊那市)・イルフ童画館(同岡谷市)

 ちなみに、わたしはゼロ磁場を中心に、長野県のここいらへんをけっこうまわっています。興味のある方はブログ内検索で「ゼロ磁場」を検索するか、タグクラウドから「長野」や「○年○月長野旅行」みたいなやつをたどってみてください。リンクしようかと思ったけど記事がありすぎて面倒なので。

往路

 朝4時半ごろ加平(足立区)から首都高に乗る。途中でうっかり分岐を間違えて、ちょっと遠回りしたものの、どうにか中央高速へ。6時に石川PAで休憩。普段はこんなに時間かからない。

 8時半ごろ諏訪インターを降りる。おぎのや(横川の釜飯屋)のでっかい支店があって、もう開いてたのでトイレ休憩。

 この先は山道と田舎道。高遠城址公園の下を通って分杭峠方面へ。

ゼロ磁場

 9時半ごろゼロ磁場(分杭峠)行きのシャトルバスの停留所に到着。ここからバスに乗り換える。無料駐車場あり。バスは有料。予約は必要ない。大人650円(往復)。ゼロ磁場まで20分くらいか。
http://www.travice.jp/bungui/

 10時、シャトルバスでゼロ磁場到着。ここには「気場」と「水くみ場」がある。

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 気場は山の斜面にベンチがあり、座ってマッタリできる場所。シャトルバスが到着した場所から徒歩で数分。道はせまく、階段がある。自分で歩ける人はなんの問題もないけれど、足の悪い人だと難しいと思う。

 NHKのなんとかいう番組でゼロ磁場が紹介されたらしく、行楽シーズンということもあって、この日はいつもよりちょっと人がいたかもしれない。

 ゼロ磁場は、中国のなんとかいう気功の先生が、中国国内で気の力が集まる場所をみつけたのが最初。その先生を日本に呼んできて、このへんにもありませんかって聞いたら、ここだって指し示した場所、らしい。

 ちなみにわたしは何度目だろう。ゼロ磁場のパワーを本気で信じているかっていうと、そこは半信半疑。このあたりは中央構造線の走るところだから、大地になんらかのパワーはたぶんある。それが人体にどう影響するかなんてことは未知の世界。神社めぐりしてるの同じような信仰の世界だ。

 それを何度も来ちゃうのはなぜかっていうと、ぶっちゃけわたしたちは、ここいらの山が好きなんだね。ゼロ磁場をきっかけにこのあたりを知って、好きになっちゃったので何度も来る、というわけ。

 たっぷり気をあびたところで水くみ場へ移動。水くみ場はシャトルバスがついたとこまで戻って、そこから徒歩で15分くらい。道は平坦で広いので歩きやすい。この道は以前、途中が土砂崩れで狭くなっていたが、今は片づけられている。

 水くみ場到着、前に来たときよりも注意書きの看板が増えてるみたい。石を割るなどの採集行為をするなって書いてあった。きっとゼロ磁場の石とかいって売りさばく業者がいるのかもしれない。

 水くみ場には小さな滝があり、滝の脇に水をくむ場所がある。ここで汲める水は湧水じゃなく、山肌を流れてくるらしい(表層水だと書いてあった)。飲むなら煮沸しろっていう看板が立ってた。この看板も前にはなかった気がする。

 4リットルくらいのタンクを持っているのでいちおう水をくむ。パワーを求めて飲む人が多いのかもしれないが、わたしは飲むのは最初の一杯くらいで残りは顔を洗うのに使っている。ここの水で顔を洗うとなんとなくいい感じ。どういいのか、うまく説明できないけど。

 12時ちょいまえ。シャトルバスで下の駐車場へもどる。車で移動。

# ゼロ磁場観光はシャトルバス移動も含めて2時間半
# 一泊できるなら大鹿村や遠山郷へも行きたいが、今回は日帰りなので残念(とにかくしょっちゅう来てるんだよこのへん…)

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▲ゼロ磁場図:駐車場、シャトルバスのバス停、気場、水くみ場の位置関係はだいたいこんな感じ。上が南、下が北。

 もーちょっとだけ書き込んでまともな感じにしようかと思ったけどスキャナーがぶっこわれてやる気なくしたのでもういい。

お昼

 12時ちょい過ぎ、シャトルバス駐車場から山を高遠(伊那)のほうへ少し下りたところに平家の里という焼き肉屋があるのでお昼。焼き肉屋といっても昼間は誰も焼き肉してない。モツ煮込み定食や、ローメンなどが食べられる。モツ美味しい。

◎写真は別記事で
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1814#heike
 1記事に5枚以上写真を貼ろうとすると、めんどうな操作が必要なので。興味あったら別記事をどうぞ。ほんとに写真しかないですけど。


◎食べログの記事
http://tabelog.com/nagano/A2006/A200601/20002145/

◎宿をやってるらしく、楽天トラベルにもあった↓
ホルモン・山肉三昧 信州の隠れ家 平家の里

高遠で太鼓櫓をチラ見する

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 車で岡谷方面へ移動。

 13時半ごろ、高遠(たかとお)で変な形の太鼓櫓を見る。この道はよく通るので、前からなんだろうとは思ってた。

 なんでも、このあたりにお城があった頃、太鼓で時を告げていたが、明治に廃城になり、その後も町の有志が太鼓櫓を立てて時報をたたき続けて、昭和18年まで続いてたそうだ。

 写真のもの(高遠城址公園下の交差点にある)は三分の二のミニチュアで、本物は高遠城址公園内にあるとのこと。そういえば公園はろくにまわったことないので次に来ることがあったら見に行こう。

 さらに車で移動。

岡谷市内:蚕糸博物館

 14時半ごろ岡谷市内到着。

 イルフ童画館に入ろうとしたら、入り口に「蚕糸博物館」のポスターがあり、8月に開館したばかりと書いてあった。まずそっちを見に行くことにする。

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 蚕糸博物館は、以前もっと古い建物で絹糸を紡ぐための機械などをごちゃっと展示していた。ほかでは見ないような機械が沢山あってすごかったが、以前の展示だとそれがただ置いて有るだけだったので、よっぽどの目利きじゃないと価値がわかんなかったと思う。

 それが今年8月に建て直されて、そうとうイケてる状態に。館の人が昔の機械を使って実演しながら説明したり、かなりいい感じになってる。

 説明によると、岡谷では外国から買ったりした機械をそのままでなく、さらに改良して岡谷独自の紡績機を開発して使っていたという。わたしが「こんなの見た事ない」と思うのも当然のことで、岡谷独自のスタイルだったわけだ。

 そして何よりすごいのは、今でも営業している紡績工場と併設されており、本当にプロの糸繰りさんたちの仕事を間近で見ながら質問できることだ。

 これは本当にすごい。わたしは趣味でお蚕を飼うし、自分で糸をとるまね事もするけれど、先生は本だったり、動画だったりで、細かいところがよくわからない。養蚕は祖母に習ったけれど、群馬の養蚕業は飼う人と糸を紡ぐ人は別なので、糸をとる作業を間近で見られるチャンスなんて滅多にないのである。

 この博物館はわたしが思い描く理想の展示にかなり近い。群馬の富岡製糸なんぞ世界遺産だって大騒ぎだけれど、あそこはもう工場も動いておらず、ぶっちゃけわたしには何が面白いんだかよくわからない。

 しかし岡谷すごい。養蚕・製糸関係ではもっとも熱い都市だと思う。こんなの家の近所にあったら年パスを購入してしょっちゅう行くのに。コイツまた来てるとか言われるに違いない。というか青春18きっぷの季節ごとに来ようかなあ。駅から近いので中央線乗ってくればすぐじゃん(毎年京都まで鈍行で行ってたことを考えればご近所みたいなものだし…)。

◎岡谷市 蚕糸博物館・公式サイトはこちら
http://silkfact.jp/

岡谷市内:イルフ動画館

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 16時すぎ、イルフ童画館へ移動。ここは武井武雄という画家で童話なかもちょっと書く人の博物館。イルフというのは武井武雄が作った言葉で、古いをひっくりかえして新しいという意味だそうだ。

 写真左端に写っている「ラムラム王」は武井武雄が書いた童話の主人公。「ラムラム王」までが固有名しで、王様というわけではない(ただし、数奇な運命をたどり、実際に王位についたこともある)。わたしこの本大好き。

 武井武雄という人は面白い。最初は普通の画家を目指していたが、ほかの画家たちが絵本や児童文学のさし絵でアルバイトして、貯めたお金でフランス留学してるのを見て違和感を覚える。そこで、自分は "童画" をやると決意して、子供のための絵を沢山残した。

 その後海外へ行くチャンスが出来てもフランスへはいかず、ソ連とウクライナだったかエストニアだったか、そこいらへんを回ったそうだ。「おろしゃの旅」という旅行記も書いてる(読みたいんだけど図書館にないんだよー)。

 この日はロシアつながりでチェブラーシカの企画展をやってた。


http://d.hatena.ne.jp/chinjuh/searchdiary?word=%A5%E9%A5%E0%A5%E9%A5%E0%B2%A6
 ラムラム王についてはこのへんもどうぞ。わたしがやってた別のブログの記事です。


◎イルフ童画館・公式サイトはこちら
http://www.ilf.jp/


諏訪市内:くらすわで夕食をたべそこねる

 車で諏訪市へ移動。諏訪でご飯たべて帰ろうと思い、以前二度くらい立ち寄った「くらすわ」を目指す。

 19時ちょっと前。くらすわ到着。いつもと同じつもりで入って、椅子に座っちゃってから驚いた。昔は夜もビュッフェ形式だった。平たく言うと食べ放題なんだけど、そういう言い方したくないくらい、上品ですばらしいものが出てくる夢のような店だったのである。

 ところが夜のビュッフェは去年の秋ごろから休止され、夜はコース料理とアラカルトのみとのこと。ランチタイムは今でもビュッフェ形式だそうだ。

 そうなると困った。コースで頼むと4000円/1人くらい。2人で8000円とか。ここが美味しいのは知っているので覚悟して来れば問題ないが、なんの覚悟もしないで来たのでこれは痛い。1500円くらいでパスタもあったけれど、それでは期待してたものと違い過ぎてテンションは落ちまくりだろう。

 美味しいものが出てくることはわかっているし、いい店なので、イマイチな記憶を残したくない。お店の人にわけを話して今回は食べずに出ることにした。店の人は快くいいですよって言ってくれた(そんな人けっこういるのかもしれない)。

諏訪市内:できたばかりの洋食屋で食事

 くらすわで食べ損ねたので、食事はひげじいのレストランとかいう洋食屋さんで食べた。諏訪市にできたばっかりの店だとか。本店が塩尻のほうにあるらしい。

 ここは、店に雰囲気は悪くない。ただ、料理はっていうと「不味くはないけどねえ…」という感じ。本店が気になる。

◎写真は別記事で↓
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=1814#hige

帰る

 20時ごろ諏訪から高速に乗って、途中休みながら0時ごろ加平(足立区)に到着。道は空いてた。

 慌てずに休憩しながら走っても、渋滞さえしなければ、加平〜諏訪まで4時間くらい。

タグ:長野

FirefoxをバージョンアップしたらGmailManagerがおかしくなった件

 これまでの経過と、今どうなってるかのメモ。ごちゃっとしててすまん。

gmailマネージャーのこと

 わたしは Firefox に Gmail Manager(以下GM)というアドオンをインストールして Gmail の更新をチェックしている。GM のアイコンはステータスバーの右端に他のいくつかのアドオンと並んで表示されている。
# ステータスバーはウィンドウの一番下に出るやつ。表示するかしないかは設定で変えられるので、もともと表示されてない設定の人もたまにいる。

firefoxのバージョンアップでステータスバーが廃止される

 5月ごろ、Firefoxがバージョンアップされて、Firefoxからステータスバーが公式になくなってしまった。
https://support.mozilla.org/ja/kb/what-happened-status-bar
 ないと困るので、↑この公式記事にあるように、Status-4-Evar というアドオンをインストールして、旧ステータスバーを取り戻した。
 この時点では GM は所定の場所にいて正常に動作していた。


↓↓このへんから現在↓↓

firefoxが32.0.1になり Gmail Manager がおかしくなる

 9月、Firefox がまたバージョンアップして 32.0.1 になった。ステータスバーから GM のアイコンが消えてしまった。GM 自体は無効化されたりはしていないようだ。

 ステータスバー自体が公式には存在しないものなので、GM のアイコンを本来あるべき場所(ウィンドウ右上のアドオンバーとか)に設置してみたが、再起動をかけるとやっぱりアイコンが消えてしまう。

 アイコンを設置できないだけでなく、GMの動作もおかしい。設定してあった Gmail のアカウントが消えており、設定しなおしても再起動のたびに消えてしまう。その他にもおかしな点が多数あってとても使える状態ではなかった。

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/gmail-manager/
 ここを見ると、同じこと言ってる人がいて、さらに修正版が出てるぞと言ってる人もいるようだ(英語なのでよくわからないが)。

 使っている人は一定数いるはずなので、日本人で修正版を作ってる人がいるんじゃないかと思い、探してみたら↓このサイトを発見。
http://xxsionxx.blog17.fc2.com/blog-entry-1909.html
修正版は「ダウンロードはこちらから」のリンクの先にある。

 この人が作った修正版を入れたところ、アカウントの設定が消えてしまう件は解消し、前と同じように動くようになった。アイコンもステータスバーに表示できるようになった。

Gmail Manager のアイコンが、どうやってもアドオンバーに移動しちゃう(未解決)

 二日くらい快適に使っていたが、今朝見たら、やっぱり GM のアイコンが消えていた。ステータスバーにもアドオンバーにもない。Firefoxを終了→起動したタイミングで消えたらしい。
# MacOS だとウィンドウを閉じただけではアプリケーションが終了しない。終了は「終了する」という操作を意図してする必要がある。

 GM をステータスバーに設置しなおして、Firefoxを再起動してみた。ステータスバーからGMのアイコンが消えて、今度はアドオンバーに表示されている。

 GM のアドオンバーからステータスバーに移動し、Firefox を再起動してみた。やはり GM のアイコンがアドオンバーに移動してしまう。

 ちなみに、このような挙動をするのはわたしが使っているものだと GM だけで、Xmarksや、はてなスクリーンショット拡張などは再起動してもステータスバーにアイコンが表示されている。

 むしろ Xmarks とか、その他もろもろはどこに行っても困らないんだけど、メールの更新チェックは目が覚えていて同じ場所を見るので、移動してほしくない、っていうか困る。

 うーんうーんうーん…

アドオンバーからも、何かのタイミングで消えてしまう?

 これを書いて、半ばあきらめつつアドオンバーを見たら、さっきまであったはずの GM のアイコンが消えていた。Firefoxの再起動はしていない。

 Firefoxを再起動したらアイコンが戻っていたが、この状況を考えると、何かのタイミング(タブを閉じるとか、そんな程度のことだと思う)で GM のアイコンが消える可能性がある。

 これは本格的に使えない状態だ。マズイぞこれは。

GMのアイコンが消える条件

 「ツイートする」のボタンを押した時、ツイート用の小さめのウィンドウが開いた瞬間にアイコンが消えてる。このボタンはtwitterが公式に用意したタグで表示させてるだけなので、けっこういろんな場所にあるはずだ。

 他にも消える条件をみつけたら追加する。

野田市の猿田彦神2:清水八幡神社

 前の記事にひきつづき、野田市の猿田彦像に会いに行きます。今度のサルタさんは、須賀神社のちょっと北にある清水八幡神社ってところにいました。


より大きな地図で 野田市の猿田彦像 を表示
 地図でいうとこのへんです。東武野田線の愛宕駅から徒歩10分くらいかなあ。

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▲野田市・清水八幡神社

 目ざとい人は「おっ?」と思ったかもしれません。入り口に「バッパカ獅子舞奉納地」って書いてあるんですよ。近くに由来を書いた看板もありました。いわゆる三匹の獅子舞というやつで、頭に獅子頭、お腹に太鼓をかかえて、三匹で舞います*1。バッパカは太鼓の音だそうです。この神社では毎年7月24日にやってるって書いてありました。

 三匹の獅子舞も好物のひとつですが、ここのは知りませんでした。猿田彦神の御利益かもしれないですね。いつか見に来られるといいんだけど。

 とりあえず、今日のメインディッシュは猿田彦さんですから、先に進んでみましょう。

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▲庚申塔の数々:真ん中の背の高いのが猿田彦像

 前の記事で、庚申塔には青面金剛という仏像と三猿が刻まれてることが多いって書きました。写真でいうと手前三つの石碑が青面金剛です。真ん中が猿田彦、奥の石碑には文字で「庚申」などと刻まれています。

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▲清水八幡神社の猿田彦像

 ここの猿田彦さんは、どうやら須賀神社の像と同じ人が彫ったんですね。須賀神社のが丸彫りで大きく、ここのはレリーフで小さめという違いはあるもののデザインはほとんど同じです。

[追記]
 同じ人が彫ったのかと思ったのですが、この像も須賀神社の像も、文政6年(1823)に像立されたと刻まれてるそうです。機械を使わずに彫ってた時代に、これだけの仕事を平行してこなしたとも思いにくいので、同じお手本をもとに彫ったっていうのが正解かもしれないです。
 そう言われてみれば、ポーズから、雲の配置まですごく似ているけれど、顔つきなどのタッチが少し違うんですよねえ。


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▲トレードマークの大きな鼻は、欠けちゃってるみたい。

 前の記事で、猿田彦神が天孫の道案内をしたと書きましたよね。そういえば青面金剛のそっくりさんに馬頭観音っていう仏様がいます。

 青面金剛は庚申の守り神なので三猿が一緒に彫られてることが多くて、馬頭観音は荷物を運ぶ馬を供養するために彫られるので街道沿いに道案内と一緒に彫られてたりします。

 単純に庚申→猿→神道なら猿田彦みたいな連想だけでなく、青面金剛≒馬頭観音→道案内→猿田彦みたいなイメージの繋がりもあるのかなあと思いました。

 そうそう、最初に書いたバッパカ獅子舞というのも、このイメージの繋がりと無関係じゃないと思うんです。こちらの獅子舞は、以前は辻切りの行事だったらしいですよ。「村の四方の入り口、巽・乾・坤・艮で悪疫退散を祈願して舞った」と由来を説明する看板に書いてありました。悪いモノの通り道を霊力で断ち切る行事です。

 『日本書紀』によると、天孫がやってきた時、猿田彦神は天八衢(あめのやちまた)という場所にいたそうです。衢は辻のことですから、さまざまなモノたちが通りがかる路上にいて、見張ってたんだと思うんです。つまり辻切りしてたってことですよねー??


 そんなこんなで、野田市の猿田彦像をたずねるプチ旅行でした。わたしが見に行ったのはこれだけですが、実はもっとあっちこっちにあるらしいです。チャンスがあったら他の猿田さんにも会いに行っちゃうかもしれません。

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▲清水八幡神社の大きなイチョウの木。この大きさをお伝えすべく、抱きついてるところを写してもらった。

漫画の中の猿田彦


▲手塚治虫『火の鳥・黎明編』リンク先は楽天ブックス

 えー、わたしが猿田彦好きなのは、手塚漫画好きだからですっ(笑)火の鳥・黎明編では、猿田彦が邪馬台国の兵士で卑弥呼の家来という設定で出てきます。ニニギやウズメも出てくるよー。

*1:関東にはあっちこっちにこのタイプの獅子舞が残っています。葛飾区柴又の八幡神社や、三郷市戸ケ崎の香取神社、八潮市の各地など…わたしのブログを漁るだけでも何ヶ所かみつかるかも(URL探すのめんどい)。

タグ:神社仏閣 寺社幻獣