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カマキリの仲間
2003年8月8日撮影

 さて、ベランダのカマキリはどうなったか?
 小さい上に色がジミなので、たまーにしかみつからない。みつからないけど確かにベランダに住みついてる。しかも何匹かいるみたい。上の写真は最初のページの子と別の個体かもしれないんだけど、たぶん種は同じだと思う。

あきらかにコカマキリ!
2003年8月8日撮影

 カマの内側を見ると、黒い斑点がハッキリしている。肩のすぐ下と、肘から先にも黒い斑点がくっきり見えている。これがコカマキリの特徴なんだって。やっぱり成長とともに黒い斑点がハッキリするんじゃないのかな?

 そこで問題なのは前のページのチョコ色のカマキリ。こいつは本当にコカマキリなんだろうか。下の写真は葛西臨海公園ってところで写してきたものなのだが、珍獣様んちのベランダにいる子にくらべると、かなり体が大きいことがわかるだろうか?

チョコ色のカマキリさん
2003年7月17日撮影
これはコカマキリではない?

 手との比較で大きさを推測すると、だいたい 80〜90mm くらいかな。ところが、コカマキリのことを図鑑で調べると、体長は 65mm 程度だと書いてある。上の写真の子はまだ幼体だったし、この時期に 80mm もあるのはコカマキリとしては不自然…??

 しまった誤認ってやつか。珍獣様としたことが。
 でもこうやって色んなものと比較しながら覚えてゆくもんだと思う。

 ところで、この茶色くて大きいカマキリは一体ナニモノ?


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