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和名 オンブバッタ
別名  
中国名 負蝗
科名 バッタ科
学名 Atractomorpha lata
出現期 初夏から秋にかけて
食性 さまざまな草を食べる。
採集地 東京都江戸川区


 
 珍獣様のあやしい花壇は虫だらけ。ヨトウムシにやられまくった春は過ぎ去り、次にやってきたのはこいつらだった。

何かいる?
2003年7月3日撮影

 アップルミントをじょりじょり食い荒らして穴だらけにした憎いヤツ。あんまり小さいので、最初はヨコバイの仲間かと思ったけれど、近づいてよく見ると…

うわっ、バッタだ…!
2003年7月3日撮影

 小さな小さなバッタたちが、アップルミントの葉の上で仲良くならんでお食事中だった。

 バッタの仲間には大きく分けて仮面ライダー型とネズミ男型がいる。仮面ライダー型というのは言うまでもなくイナゴやトノサマバッタのことである。初代仮面ライダーの顔を縦に引き延ばしたような丸い顔をしている。

 一方ネズミ男型というのは上の写真のように長い三角の顔を持つもので、ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ、オンブバッタなどのことだ。

 写真の者はまだ子供なのでわかりにくいけど、真夏に跳ね回っている成体の大きさからしてオンブバッタではないかと思う。

 オンブバッタという名前は交尾のときにメスがオスを背中に乗せたまま動き回るからついた名前だが、他のバッタも同じようにオスを背負って跳ね回るので、なぜこいつらだけがそう呼ばれているのかよくわからない。

小さ〜い
2003年7月3日撮影

 捕まえてみた。
 上の写真は指の腹にのせて撮影したもの。指紋と比べればどんなに小さいかわかると思う。体長 5mm くらいだろうか。

 バッタの仲間は不完全変体と言って幼体の頃から成体と同じ姿をしている。他の昆虫と同じように脱皮して大きくなる。オンブバッタだとしたら、成長するとオスは 30mm くらい、メスは 40mm くらいになる。


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