ニンニクの仲間について
珍獣の館TOP>珍獣様の博物誌>珍食目次>この記事のオリジナル
和名 | ニンニク(大蒜) |
別名 | ひる(蒜) おおひる(大蒜) たいさん(大蒜)…生薬名 |
学名 | Allium sativum(栽培種のネギの意味) |
科名 | ユリ科 APG植物分類体系ではネギ科としている。 |
沖縄口 | |
アイヌ語 | |
中国名 | 大蒜、葫 |
英名 | garlic |
エスペラント | ajlo |
その他 | ajo(西) |
花 | 初夏。ニラに似た白く小さな花を咲かせる。 |
原産地 | 中央アジア |
準備中
ヤマトタケル伝説(日本)
ヤマトタケル東征のおりに足柄坂と信濃の坂で白い猪や、白い鹿に化けて出てきた地元の神に韮(ひる)をぶつけて殺したとある。「ひる」とはニンニクやノビル、ニラのことで、そのどれかは特定しにくい。個人的にはノビルのことではないかと思っている。
吸血鬼ドラキュラ(ヨーロッパ)
処女の血を吸うなどといわれる吸血鬼はニンニクと十字架と、十字架をつぶして作った銀の弾丸を嫌うといわれている。
人間になった熊(韓国・朝鮮)
人間になりたいと願った熊と虎に、神様が与えたのはニンニクとヨモギだった。熊は神様のいいつけどおり、ニンニクとヨモギを食べて百日の穴篭りをしたので人間の女になれたが、虎は途中で逃げてしまった。人間になった熊女は空から降りてきた神の子と結婚して息子を産んだ。その子が古朝鮮の王になった。