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珍獣の食卓wiki「ノビル」 - ノビルの仲間について

ノビルの仲間について
珍獣の館TOP珍獣様の博物誌珍食目次この記事のオリジナル

和名ノビル(野蒜)
別名ひる
のびろ
ねびる
学名Allium grayi(グレイさんのネギの意)
またはAllium nipponicum(日本のネギの意)
またはAllium macrostemon
科名ユリ科
 APG植物分類体系ではネギ科としている。
沖縄口
アイヌ語
中国名小根蒜 xiǎo gēn suàn(小さい根のにんにく)
英名
エスペラント
その他
初夏。ニラに似た白く小さな花を咲かせる。つぼみは花にならずにムカゴになることも多い。
原産地アジア~日本

ノビルに関するあれこれ

(とりあえず軽くメモのみ)
 ユリ科ネギ(Allium)属の植物。ネギやタマネギ、ニンニク、ラッキョウ、ニラ、チャイブなどと同属、つまり近い仲間である。APG 植物分類体系ではネギ属をネギ科として独立させている。最近では園芸ショップ等でもネギ科と表示する場合が増えている。APG 植物分類体系は DNA 解析による分類だが、実際のところ、ユリ科の中でもネギ属の植物には独特のにおいがあるなど際立った特徴があり、別科になっていたほうが感覚的にもわかりやすい気がする。

ノビルにまつわる言葉

ノビルにまつわる伝説

ヤマトタケル伝説
 ヤマトタケル東征のおりに足柄坂と信濃の坂で白い猪や、白い鹿に化けて出てきた地元の神に韮(ひる)をぶつけて殺したとある。野生のニラ(ニラも鱗茎がふくらむ)だとも説明されることが多いが、個人的にはノビルのことではないかと思っている。

ノビルにまつわる遊び

珍獣様が食したノビルたち