マメの加工品 豆の加工品 大豆の加工品 ダイズの加工品 納豆 なっとう
茹でたダイズを納豆菌で発酵させた食べ物。その歴史について詳しくのべていると大変なのでやめときます。
市販されている納豆は、写真のように発泡スチロールの容器入りのものが多く、たまに紙製のパックに入ったものもある。 どちらにしてもカラシとタレの小袋がついてくるが、タレ付きになったのはそれほど昔のことではなく、たぶん15年くらい前じゃないのかと思う。 カラシのほうは、30年ほど前にはついていたような気がする。
個人的には、納豆は醤油で食べたい。でも余計なタレがついてくるので、もったいないから使っている。正直いらんお世話だと思う。ゴミも増えるし。
納豆を乾燥させたもの。写真、食いかけでごめんなさい。納豆をそのまま乾燥させたものと、フリーズドライで乾燥させたものがあるようです。
写真のものは、納豆に塩と唐辛子で味を付けて昔ながらの製法で乾燥したとあって、納豆臭が強く、噛むとかすかに粘ります。味と香りは雪割り納豆(後述)に似ています。
フリーズドライ製法のものは、各社でいろいろ出しているようですが、以前コンビニで売られていたものは、サクッとした歯触りで、スナック菓子のようでした。
雪割り納豆は山形県米沢市あたりで昔から食べられているもので、別名をごと納豆といいます。一度に五斗(90リットル)も仕込むからだそうです。 納豆と味噌の中間のような感じで、塩分がきつく、匂いも濃縮されています。 雪割り納豆がほんの少しあればご飯を一膳たべられるようなものです。 親類が米沢方面にいたことがあり、子供の頃は送ってもらってよく食べましたが、 あまりにも塩味がきついので沢山たべられるようなものじゃありませんでした。
最近(2009年)になって、急に雪割り納豆の味を思い出し、銀座にできた山形のアンテナショップで買いました。 パッケージの絵は昔と同じでしたが、箱が小さくて、一回分ずつパックに入っていたのにはビックリでした。 また、味が昔よりもマイルドになっているような気がしましたが、これは味覚が変わったせいかもしれません。
雪割り納豆は伝統食品なので、自宅でも簡単に作れるそうです。 米麹と塩をまぜたものに納豆を混ぜます。ダイズではなく、すでに納豆になったものを使うようです。 これを甕に入れて数ヶ月熟成させると、写真のような雪割り納豆になりますが、 そこまで熟成させず、一週間ほどで食べてしまうこともあるようです。 材料の割合も人それぞれで塩意外に七味などの薬味を入れる場合もあります。
学生時代に、家庭科の先生(群馬の人)と納豆にはどんな種類があるかという話をしていて、「米沢にはユキワリ納豆というものあありますよ」と言ったら「ああ、挽き割り納豆ね」とおっしゃって軽くスルーされてしまったことを思い出します。山形県外ではあまり知られていない郷土食だと思います。
◎作り方を紹介しているサイト
http://blogs.yahoo.co.jp/gongoro2/32911624.html
http://www.nattou.com/topics/goto.html
どっかに写真があったはずだけど、今は珍しくないから買ったほうが早いだろうな。