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珍獣の食卓wiki「キュウリ」 - キュウリの仲間について

キュウリの仲間について


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珍獣の館TOP珍獣様の博物誌珍食目次この記事のオリジナル瓜づくしセール中・キュウリ

和名キュウリ(胡瓜)
別名黄瓜(きうり)熟すと黄色くなるから 木瓜 そばうり(胡瓜)
学名Cucumis sativus  栽培された瓜の意
科名ウリ科
沖縄口
アイヌ語
中国名胡瓜 外国の瓜の意味?
黄瓜 huángguā・青瓜 qīngguā(参考>Wikipedia・キュウリ)
英名cucumber
エスペラントkukumo
その他concombre[仏]
Gurke[独]
初夏~夏※露地
夏~秋※露地
原産地ヒマラヤ山脈の南側

キュウリに関するあれこれ

ヒマラヤからやってきた野菜

キュウリの分類

 現在日本で作られているのは、華南型(黒疣まれに白疣)・華北型(白疣)・ピックル型、華南型と華北型の雑種である春型キュウリ・夏型キュウリがある。主流となっているのは夏型白疣系の品種である。

ウリ科 Cucumis 属 ヒマラヤ山脈南部原産

接ぎ木

キュウリにまつわる言葉・文学作品など

キュウリにまつわる伝説・風習

祇園山笠きゅうり絶ち
 祭りの期間中は素盞鳴大神の神紋に切り口が似ているキュウリを口にしない。(参考>中洲観光協会・中洲町連合会


 キュウリやナスを馬・牛に模したもの(精霊馬)を飾る。

江戸時代の武士
 切り口が葵の御紋(徳川家)に似ているため、食べなかった。     

河童
 好物はキュウリと伝えられている。

きゅうり封じ
 キュウリに厄災を封じ込め加持祈祷する儀式。(参考>京都府五智山蓮華寺・愛媛県世田薬師ほか。)

キュウリの水が天の川になる(鹿児島県喜界島の昔話)
 天女の羽衣系の七夕説話。ある日男はアムリガー(天女)が水浴びをしているのを見て羽衣を隠し、天に帰れなくなったアムリガーを自分の嫁にした。数年後にふたりで天女の実家を訪問するにあたり天女は夫に「もしわたしといつまでも暮らしたいと思うのなら、わたしの親が縦に切れと言ったら横に、横に切れと言ったら縦に切りなさい」と言った。天界ではキュウリの季節だったので、畑からとってきて食べようということになったが、天女の親が男の不意を突いて「縦に切れ」というので、男は言われたとおり縦に切ってしまう。すると(おそらくはキュウリから水が出て)男と天女を隔てる大きな川になった。その日はちょうど七月七日で、年に一度、この日だけは川を渡って会うことが許された。


珍獣様が食したキュウリたち