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タジン鍋

 ネタはいろいろあるのですが、暑いしPC五月蠅いし、脳みそバーンでアライヤーンな状態なので(自分でも何書いてるんだかよくわからない)、サクッとこなせそうなところからブログ更新。

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 えー、タジン鍋です。こういうやつですね。モロッコの土鍋です。見本としてとびきり高級なのを貼ってみましたが、値段はピンキリで、安いのは2000円くらい。

 素材もいろいろで、陶器が多いですが、ルクルーゼなんかは鉄製のタジンを出しています。本場モロッコのタジンが良いかっていうと、ガスコンロで使うと割れやすいってことなので、国産の安いのから入手すると良さそうです。

 最近タジンに凝っていて、いろいろ作ってるうちに面白くなったので、作ったものを写真入りで記録しとこうかなと思います。前口上代わりに以下はわたしがやってる別のブログからの転載です。

 タジン鍋のブームは、おそらく『ウルルン滞在記』が火付け役ではないかと思います。同番組が終わりかけてた頃に、料理上手の相田翔子がモロッコへ行き、タジン鍋とアルガンオイルで美味しそうな物を作っていました。

 タジンはモロッコの土鍋です。とんがり帽子のような形の変わった蓋がついており、蓋には上記の抜ける穴はありません。蓋のとがった部分で蒸気が冷やされて下へ落ちるので、野菜や肉から出る水分だけで調理することができる、というふれこみです。

 蓋の形が無水調理に向いているというのは確かにその通りなんでしょうが、日本の土鍋でも白菜など水分の多い野菜を大量に入れると水をほとんど使わずに調理できますから、タジンでなきゃダメというものでもなさそうな気もします。今度100円ショップで小さな土鍋をみつけたら実験してみます。

 うちのタジンは直径19cmのシンプルな国産品で、今年の春先に購入しました。2000円くらいだったかなと思います。このサイズで、1~2人用といったところでしょうか。もっと大きなものもあるようです。

 買ってはみたものの何を調理していいかわからず、しばらく放置していました。タジン料理の本もあるにはあるのですが、立ち読みをして「これ、タジンでやる必要ほんとにあるの??」と首をひねるばかり。

 結局「蒸し焼き」という基本は変えてはいけないということに気づき、それなら下味のつけかたと材料でバリエーションを出せば良いという悟りに達しました。

 基本は野菜です。水気の出るものがいいようです。いくら無水調理といっても、水気の少ない芋類などを水なしで蒸し焼きにすると焦げることがあります。そういう場合は、やや水を入れたほうがよいと思います。

 大根やモヤシ、白菜、トマトのような水気の出る野菜は文句なく良いです。ブロッコリーやナス、ネギなども良く、まあたいていの野菜はいけると思います。

 野菜の他に、肉や魚、貝や海老なんかを使うこともできます。肉は細切れにして野菜と混ぜてしまってもいいですし、魚は野菜を敷いた上にのせて加熱すると、すばらしい蒸し焼きになります。

 これら材料を、味をつけずに蒸し焼きにして、ポン酢などで食べてもよいのですが、それで美味しいのは最初だけで、たちまち飽きてしまいます。せっかく買ったタジンを、飽きて棚の肥やしにしているご家庭が多いのではないでしょうか。

 そこでわたしは、先に味をつけてしまえばいいんじゃないかと考えました。たとえば、海老・タマネギ・ピーマンに、豆板醤にケチャップを混ぜたものをからめてから、タジンで加熱調理します。これがどうなるかっていうと、見事なエビチリになります。

 味噌をみりんで溶いたもので野菜と肉をあえてから加熱したり、オイスターソースを使ったり、めんつゆと和山椒粉を使ったり……とにかく、家にあるいろんなものを使って下味をつけてから蒸し焼きにしてみました。この味は合わないんじゃないかなどと思わず、積極的に試すことでバリエーションが広がります。そして、どれもこれも意外にイケます。あまり失敗はありませんでした。

 完成したものは鍋ごと食卓に出せますから洗い物も減ります。油も通常は使わないので(風味を出すためにごま油をまぶす程度はありますが)いわゆるヘルシーというやつでしょう。なかなか良いです。悪くない!

 転載ここまで。もとの文章はこちらです。そういうわけで、タジンで料理したら記録します。タグをつけておきますので興味のある方は「タジン」をクリックしてください。関連記事一覧が表示されます。


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