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レンコンにお米を詰めて煮る謎の中華料理に挑戦してみた

 一部で話題の漫画(ブログで連載中)『中国嫁日記』で、お嫁さんの月(ゆえ)さんがちょっと前に妙なものを作ってました。

 それは、蓮根にお米を詰めて、長時間煮て、薄く切ってから、最後に砂糖で甘いタレを作ってからて食べる、という感じのものだったと思います。激しくうろ覚えですが(読み直せよわたし)。

 もしかすると米はうるち米ではなくもち米だったかもしれません。甘いタレは上白糖とかではなく、赤砂糖か氷砂糖を使わないと甘すぎるとも書いてあった気がします。

 それを作ってみようと思うんですが、いろいろ問題があるわけです。
ファイル 1702-1.png
 月さんの説明だと、蓮根の両端(いや片端だったかも)を切り落として、中に詰め物をしたあと、端っこを蓋にして爪楊枝で止める、とかだったはず。

 しかし、日本のスーパーでは、蓮根を節ごと売ってたりしないのです。食べ切りサイズに切り分けて売ってるから、蓋にする部分が最初からついてない……ううむ。

ファイル 1702-2.jpg
 しょうがないから皮で蓋してみました。なんとなく頼りない蓋ですが、米が出てこなきゃいいんだろうってことで深く考えないことにします。ちなみにもち米は買ってくると余るのでうるち米を使いました。

 月さんは蓮根を丸ごと使ってたけど、それだと煮汁を大量に作らないと水没しないので半分に切って使うことにしました。

 そういえば月さんは、煮汁は少しでいいんだって言ってましたね。もしかして煮るんじゃなくて蒸かしてないかって心の中でツッコミを入れながら読みました。

 月さん式だと煮汁には味がついてなさそうなんですが、わたしはなんとなく、和風に出汁・みりん・酒・醤油で味をつけました。煮汁の量は蓮根にぎりぎりかぶるかかぶらないかくらいにして、圧力鍋で沸騰させてから、火を弱めて10分加熱、圧力が抜けて冷めるまで放置、っていう感じでやりました。そういえば月さんは1時間加熱とか言ってた気がしますが、加熱時間は10分で大丈夫でした。


 完成品はこんな感じです。
ファイル 1702-3.jpg
 薄く切ってから、砂糖いっぱいと醤油と煮汁を煮詰めて作ったタレをからめましたよ。完全に日式(というか珍獣式)になってしまいましたが、まあなんか、それなりにできあがりました。味もまあまあです。っていうかあたりまえに美味しかったです。和風の味にしたところで何か間違ってますね、わたし。ネタならば、むしろオリジナルのようにひたすら甘くすべきでした。

 ただ、かなり不満なのは、蓮根が白くて、お米も白いです。ってことは、切り口が面白くもなんともないんですよね。ぜいたくを言うと、切った時に穴の形に違う色が見えてほしいんです。切っても切っても金太郎の飴みたいに。

 お米に赤米を少し混ぜるとかしたらどうなんだろ。上手く色がつかないかしら?それとも蓮根まで染まっちゃって自爆するかしら。うーん…


 みたいな感じです。


↓参考にした漫画はこれ
◎中国嫁日記:レンコンに米を入れたアレ
http://blog.livedoor.jp/keumaya-china/archives/51554680.html

タグ:手料理

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