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今日はインドでガージャル・ハルワを食べるよ

 ガージャル・ハルワについて語りだすと長いのです。今をさかのぼること10年前、銀座の某インド料理店で食べたのが最初でした。
インド料理店でテイクアウトしたニンジンのハルワ
▲銀座の某インド料理店でテイクアウトしたガージャル・ハルワ。その店では「ニンジンケーキ」と呼んでいました。ふりかけてあるのはカルダモンの粉です。

 これが本当に美味しくて、家でも作りたいと思いました。しかし、当時はネットもそれほど発達しておらず、エスニック料理の本も今ほどは充実していません。そもそも「ハルワ」という料理名すら知らなかったのです(店では言ってなかったし)。

 ニンジンをすりおろしてどうにかしてあることは確かなので、あの手この手で検索して、インドではなく、アラビア文化のページで、それっぽいものを発見。見よう見まねで10年前に作ったのがこれ(グロ写真注意)。
初自作のハルワ
▲初自作のガージャル・ハルワ。10年前に初めて作ったものですから念のため。

 見た目ほど味は悪くなかったはずですけど、さすがにこの外見は酷いんじゃないかと作った本人かなり不満でした。



 それから時は流れて、今となっては「ハルワ」で検索するとウィキペディアがヒットするような時代です。クックパッドや楽天レシピにまでハルワの作り方があったりするんですよ。

 便利になったと言いたいところですが、なんでも簡単にわかってしまうとかえって萌えないものです。知識萌えというのは、わかりそうでわからないところに芽生えてくるものなのです。こうなってくると「いや、むしろ図書館だね!」「日本語サイトなんか目じゃないし」「自己流でよくなくないですかぁ?」とかいいながら、世間から遠ざかってしまい、いつまでたっても一流有名サイトとかにはなれないというわけですね。


 それはともかく、久しぶりにガージャル・ハルワを作ってみました。Good Answers に「ニンジンを沢山使ったレシピ」というお題が出ていたから思い出したのです。

◎人参をたくさん使ったレシピを教えてください
http://answers.withabout.jp/topics/full/7035/

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▲ニンジンを1本、皮ごとすり下ろしちゃう。もう、これでもかっていうほどニンジン。まさに「ニンジンを沢山使ったレシピ」です。

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▲すりおろしたニンジンをバターで炒めて水気を飛ばす。

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▲砂糖、セモリナ粉(小麦粉)、豆乳を加えて、加熱しながら練り練りする。ちなみに分量は ニンジン 1本、砂糖 大さじ1杯、豆乳 50cc、セモリナ粉 大さじ1杯 くらい。

 豆乳を使ってるのは牛乳が家になかったから。世間では牛乳と砂糖をもっとたっぷり入れてるような気がしますが、以前何度か自分で作った時のことを考えると、このくらいライトでいいんじゃないかという気がします。

 十分にねりねりして水気がとんだら火をとめて、粗熱をとってから型に詰めて冷やして完成。型は充填豆腐のパックがお手ごろでしたよ。

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▲これが完成品。おおっ、10年の歳月の重さよ。どうよこの進化っぷり。最初に貼ったプロ作品ほどきれいじゃないけど、かなりイケてると思わないか? トッピングはココナッツロングとカルダモンパウダーです。


 最初に貼ったプロ作品とくらべると色が黄色いですが、これはやっぱりニンジンの違いなんでしょうねえ。日本で一般的なオレンジ色のニンジンでは、銀座某店のみたいに赤くはならないです。

 当時もその件について首をひねり、掲示板などで赤いニンジンを使ってるんじゃないかとアドバイスをいただいたものですが「そのためだけに(他の料理に使ってそうもない)赤いニンジンをわざわざ仕入れるとは思いにくい」と、素直に受け入れられなかった自分を思いだします。

食後のヒンディー

ガージャル गाजर ニンジンのこと
 耳で聞くと「ガジャッ」とかに聞こえるかもね。

ハルワ हलवा 野菜や粉を炒め煮にしてペースト状にしたお菓子

タグ:民族料理

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