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Mac用日本語入力「かわせみ」のウザイ設定をやめてみる

 「かわせみ」は、ゲーム会社の光栄(コーエー)の人が作ってた日本語入力で、今は物書堂というところが開発してるらしいです。有料だけどMac用のAtokを買うよりは安くて、そこそこ賢いです。

◎Mac用日本語入力かわせみ(試用版あり)
http://www.monokakido.jp/mac/index.html

 でもデフォルトの設定が親切すぎてウザイんです。さきほどムカついて全部止めてみました。

 以下はハードディスクをすっとばした時に設定をもとにもどすための覚え書き。設定はすべて「環境設定ツール」から。

補正
 母音の過不足 →オフ
 「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」を補正 →オフ
 長音を母音に補正 →オフ
 「う」と「お」を補正 →オフ

# 2013年夏、以下を追加
# 子音の超過→オフ
# Nの過不足→オフ

ローマ字
 スマート・インライン変換 →オフ

表示
 スマート履歴変換 →表示しない
 

 母音の過不足を勝手に補正する機能をオンにしてしまうと、「いっしゅ」と打った時に「一種」や「一首」だけでなく「一周」や「一蹴」が出てきます。大きなお世話です。

 「じ」と「ち」…などの補正は、勝手にやらせておくと「つずく」とか打っても「続く」が表示されてしまい、頭が加速度的に馬鹿になるのでやめておいたほうがいいです。辞書を引こう。

 長音を母音に補正する機能をオンにしておくと、「いこーよ」と打っても「行こうよ」が出てきます。わざとそう打ちたくて書いているのにほっといていただきたい。

 スマート・インライン変換は、実はどこで働いてるのかよくわかんないけど予測変換の一種は鬱陶しいので止めました。

 スマート履歴変換は、過去に変換した単語を覚えておいて、途中まで入力すると候補に出てくるという、一見すると便利っぽく見える機能ですが、これをオンにしておくとブラウザの Chrome で掲示板等に書き込もうとする時にかなりの確率でフリーズしてしまい、復帰するまでに無駄な時間をすごすはめに陥るのです。これのおかげでどれだけやる気が奪われたか…うっうっ…


 というわけで、とりあえず止めました。今のところすばらしく快適です。みんなも止めたほうがいいよ(たぶん)。


 ここから下は2013年夏に追記。「禁煙」と書きたくて「kinnenn」と打ったら、勝手に「近年 kinen」に補正されてしまいムキーッ!となって設定を見直した。どうやらNの過不足というやつがオンになっているせいらしい。こんな設定昔からあったかしら。とにかくいらないのでオフに。

 ついでに子音の超過について。これをオンにしておくと、たとえば「幸ちゃん」と書くつもりで「satttyan」などと子音を多く打ってしまった場合に「さっっちゃん」ではなく「幸ちゃん」と補正してくれる。便利な気もするけれど、なくても困らないのでオフにした。とにかく勝手に補正されると誤動作の可能性が高まるので、そういうおせっかいは可能な限りお断りすることにした。

タグ:マッキントッシュ

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