記事一覧

東北旅行19:スリランカ国の置き土産、涅槃仏

会津村・涅槃仏(寝釈迦像)
▲これは最初に貼った写真ですが、画面中央右寄りに褐色の葉をつけた木がたっていて、その右に横に長い屋根が見えるでしょうか。その部分を望遠で見ると…?

会津村・涅槃仏(寝釈迦像)
▲じゃーん、お釈迦様がお休みです。

 1985年(昭和60年)につくばで科学博があったのを覚えていますか? わたしも一度だけ見に行きました。科学博といっても、世界中の大使館やなんかがパビリオンを出していて、科学系ではない展示もけっこうありました。

 この寝釈迦像(釈迦横臥像、涅槃仏)は、つくば科学博のスリランカ国パビリオンにあったものだそうです。万博が終わって撤収する際に、この仏様をスリランカのみなさんは日本に置いてっちゃったらしいんです。ちょっとびっくりですよね。スリランカといえば仏教国だし、イベント用とはいえお釈迦様の像を作ったまま持ち帰らなかったなんて。

 まあ、当時は万博にあったものだと言うだけで見に来る人がいたでしょうから、引き取って展示したいという人がけっこういたのかもしれません。日本に仏教徒が多いのはスリランカでも知られているでしょうから、大事にしてくれる人がいるなら置いてっちゃいますよね。そして、数ある候補地の中から会津村が選ばれて(決してたらい回しにされてとは言わない)、ここに安置されているそうです。

会津村・涅槃仏(寝釈迦像)
▲近づいてみました。けっこう大きくて、近づくと全身を写すのが難しいです。身長は 13.4m あるそうです。

会津村・涅槃仏(寝釈迦像)
▲涼しい顔して寝てらっしゃる。


会津慈母大観音
▲そうこうしているうちに、少し日がさしてきました。

村内地図
▲会津村は本当に広くて、まだまだ見どころがあります。古民家だって全部見てないし、民具の博物館も見たかった。ちょうど桃の季節だから、桃園も見に行きたかったんです。

 入る時、頭をかかえていた係りの人が、割引するからレストランで御飯を食べませんかと言ってくれたけど、 12:05 のバスをのがすと、次は 15:45 です。今回どうしても、猪苗代で野口英世記念館を見たかったので、泣く泣くおいとましてバスにのりました。


会津慈母観音
▲観音様は下から見上げると今風のむちむち美女でいらっしゃるのですが、こうして真っ正面から見ると、こぢんまりかわいらしくまとまってるんですね。ちょっぴり由紀さおりに似ているような気もします。


 またチャンスがあったら来ます。次はもうちょっと時間をとって、ゆっくりまわりたいです。


◎やすらぎの郷・会津村(公式サイト)
http://www.aizumura.jp/
 観音様と会津のテーマパークです。サイトには宗教法人って書いてあるけど、観音様をお祀りするお寺があるってことを言いたいだけで変な布教とかはまったくないです。

タグ:2011年8月東北旅行 バブル大仏大観音

トラックバック一覧

コメント一覧