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オカノリってなんだろう

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 昨日こんな野菜を買いました。小さいフキみたいな、ユキノシタみたいな葉っぱです。

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 名前はオカノリだそうです。陸海苔なのか、それとも陸糊なのか。群馬県伊勢崎市産だと書いてあります。コッソリ群馬に行ってきたわけじゃなくて、八潮駅前に11月19日にできたばかりの食の駅ファームドゥって店で買いました。

 帰宅後に検索してみると、オカノリはアオイ科のフユアオイ Malva verticillata という植物の別名だそうです。ゼニアオイとかウスベニアオイとかの同科・同属の仲間ですね。ってことは「陸海苔」かな。かねがねゼニアオイの葉っぱは海苔っぽい香りがすると思っていたのですよねえ。

 食べ方は、店に「おひたしで」って書いてあったと思うので、とりあえず茹でてみました。水にとって絞ろうとしたら、モロヘイヤみたいな粘った液が出てきたので、なるほどネバネバ系かと納得。

 アオイ科には粘るものがけっこうありますね。オクラもアオイ科トロロアオイ属で、属は違いますが仲間です。ちなみにトロロアオイってのは和紙をすく時に水に入れるネバネバの元だったはず。

 閑話休題、オカノリです。粘っているのでモロヘイヤみたいに包丁で叩いてみました(ちなみにモロヘイヤはぜんぜん仲間じゃないですよ!)。

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 しかし、叩いちゃうとなんだわかんなくなってしまうのでした。茹でたせいか香りも特別なくて、触感はまさにモロヘイヤ(だから仲間じゃないったら)。なかなか美味しいです。
 
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 粘ってるところも頑張って写してみました。


 検索情報によると、茹でずに炙ると本当に海苔っぽくなるらしいです。しまった、1枚くらい残しておけばよかったのに全部茹でちゃいましたよ。



 楽天を探したらオカノリのタネならあったんですが、春〜秋にまくものらしくて、今だと季節外れですねー。

タグ:食材

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