Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、重そう) ( No.1 )
日時: 2003/04/10 22:09
名前: ちんじゅう

4月9日(水)
 雨はすっかりやんで青空がひろがってる。昨日はすごい雨と風だった。これでは桜が散ってしまうかと思ったけれど、かろうじて残っている。枝先に緑の葉っぱが萌え出した。
 いい具合に雨がふって、太陽の出る時間に晴れたのがよかったのか、去年の暮れに蒔いてみた葉ネギの種が、今頃になって芽を出しはじめた。もうとっくにあきらめていたから、その鉢には別のものを植えてある。まあいいか、沢山はえてきたら大きくなる前に抜いて食べちゃうし。

ネギとフキ

 根っこつきのフキの薹をもらったので植えておいたら芽を出した。フキの葉陰に緑色の糸のように細く踊っているのが葉ネギの芽。
 桜の花びらがそこかしこに散っている。雨上がりの道は車に踏みつぶされて餅みたいになった桜の花びらでいっぱい。

 今年は食べられるものをいろいろ蒔いてみようと思ってる。
 シカクマメ、ヤマクラゲ(ステムレタス)、ヘチマ、トカドヘチマ(角張ったヘチマ)、メヌエットという丸いニンジン。血迷っていろいろ種を買ってしまった。こんなに蒔く場所あるのかな。ベランダしかないのに。

 酸性土壌の嫌いな連中がいるので石灰を買いに行った。
 緑色の風車が回ってる園芸店。この店の風車は風が吹いても回らない。電気でまわってる。ある風の強い冬の日に、羽が一枚折れてしまった事がある。いかにも無駄そうな飾りだけれど、店の看板なので修理したらしい。今では元気に回っている(もちろん電気で)。

 必要なものだけ買って帰るつもりだったのに、オレガノと木立性のチョウセンアサガオの苗をみつけて買ってしまった。オレガノは 58円で、チョウセンアサガオは 78円。すごく安かったんだもの。

 去年の鉢を整理して、土を寄せ集める。去年この鉢にはえていた植物の根っこも混じってる。大きなかたまりは取って捨てたけれど、とても全部は取りきれない。虫や病気の菌も混ざってるかもしれない。このまま新しいものを植えていいのかと、毎年同じことを考えるけれど、やっぱり土は使い回してしまう。自然は過酷だし、過保護にしてもしょうがない。

 土に石灰と肥料をまぜて、ヤマクラゲと丸いニンジンの種を蒔いた。オレガノと木立性のチョウセンアサガオもビニールのポットから鉢に植え替えた。

 それから、シカクマメも。これは数日前から水につけてふやかしておいた。そのほうが芽を出しやすいかと思って。

 夕方からはまた雨。
 種が流れないといいんだけれど。

Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、重そう) ( No.2 )
日時: 2003/04/10 21:42
名前: ちんじゅう

ヤマクラゲ

ヤマクラゲ

 山には海のものがたくさんいる。山鯨はイノシシで、山水母はステムレタスのことだ。ステムレタスというのは茎を食べるためのレタスのこと。日本に古くからあったのはこの類だといわれてる。この種はケルンという品種らしい。

ヤマクラゲの種

 種はこんなやつ。画像をクリックすれば種の拡大写真が開きます。

 うまく育ったら このへん に加える予定。