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不思議グッズいっぱい
日時: 2003/04/12 20:30
名前: 涜神犯人   <adg@pmk.em.nttpnet.ne.jp>

おやかたさまwrote
>ああ、ちなみに、こういうのはですね、不思議グッズのスレッドとかをたてて、それがいかに不思議であるかを主張しちゃっていいですよ、というかしてください。

ということで素直にたてちゃいました


※というわけでみなさん、不思議な品々をみつけたら書いてください。(珍獣様より)
メンテ
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Re: 不思議グッズいっぱい ( No.7 )
日時: 2003/04/17 23:18
名前: ちんじゅう

 珍獣様の家なんだから、きっと不思議なものでいっぱい…と本人ですら思いこんでたフシがあるのだけれど、こうして見回してみると、大して不思議なものはなかったりする。ねずみ取りの形をしたマウスホルダーなんてものが転がっているけれど、なんとなくカテゴリーが違う気もするし。

 ところで、今読んでいる『江戸の妙薬』とゆう本に、朝鮮人参の産地である会津では、人参の粉末を石膏に混ぜて歯を磨けば虫歯にならないという俗説がある(もしくはあった)と書いてありました。
 塩+茄子のへたの黒焼き、塩+クローブなんかは、本当に効き目がありそうなのですが、朝鮮人参はさすがにどうよという気もします。いくらなんでも人参に期待しすぎなんじゃないかと。

 でも、もしや、人参の本場である韓国や朝鮮にならその手のグッズがあるのではないかと思い「朝鮮人参 歯磨き粉」で検索したところ…

◎北朝鮮製・人参歯磨き
http://www5.gateway.ne.jp/~norimaki/tyousen8.htm

ビックリというか、やっぱりというか、あるところにはあるのねえ…(^^;

 さらに、具体的な商品の写真はみつからなかったけれど、田七人参という、朝鮮人参と同じくウコギ科の植物は歯磨き粉に配合されることがあるってことです。抗炎症作用、止血作用があるってことなので、歯槽膿漏にでも効くんでしょうか。
メンテ
跳ねまわる豆・ジャンピングビーン ( No.8 )
日時: 2003/04/20 10:13
名前: ちんじゅう

 突然、思い出したのですが、もう本当に初期の頃にうちの掲示板でメキシコのジャンピングビーンについて話してくれた人がいました。それはピスタッチオのような小さな豆で、中に虫が入っているのでぴょんぴょん跳ねるというのです。

 中に入っている虫は蛾の幼虫ではないかというのですが、芋虫の類が中で暴れるからといって本当に豆が跳ねるのだろうかと半信半疑。その当時は検索をしても、大した情報はみつからなくて、歯がゆい思いをしたような気がします。ひょっとすると google が一般的になる前の話だったかも。

 急に思い出して探してみたら、外国のサイトにとても詳しい説明がありました。

◎Mexican Jumping Bians(メキシコの跳ねる豆)
http://waynesword.palomar.edu/plaug97.htm

 これによると、ジャンピングビーンは豆ではなく、トウダイグサ科の Sebastiana pavoniana や Erythea brandegeei という植物に蛾の幼虫が巣くうことで作られた虫瘤(むしこぶ)なのだそうです。イスノキやヌルデに出来る瘤とおんなじようなものでしょうか。

 虫瘤に巣くう虫は、ハマキガ科(Tortricidae) の Cydia saltitans というもので、通称は Jumping Bean Moth と言うようです(そのまんじゃん)。

◎Jumping Bean Moth
http://www.insectlore.com/xlorepedia_stuff/jumpingbeanmoth.html

 この蛾の幼虫が、虫瘤の中身を食い荒らすと、中で動き回って瘤を倒そうとするので跳ねたように見えるらしいのです。どうも、太陽に熱せられて居心地が悪くなると、跳ねて地面に落ち、跳ねながら岩陰にでもまぎれこみ、羽化を待つのではないかと言われているようです。ゴトゴト動き回る程度のものではなく、かなり激しくぴょんぴょん跳ねるということでしょうか。

 アンドレ・ブルトンというシュールレアリズムの詩人は、虫瘤が跳ねるのを見て「詩的夢想を刺激する」と喜んだそうですが、思想家のロジェ・カイヨワが瘤を割り、中に虫がいるだけだと説明したのに腹をたてて大げんかした話があるそうです。わたくしは不勉強につき、どちらも始めて聞く名前でした。

◎アンドレ・ブルトンのインチキと悲しさ
http://www.post1.com/home/hiyori13/cut/cut200208.html


追加情報
 ジャンピングビーンができるトウダイグサ科の木は、樹液に毒があるので現地では「矢の草」と呼ばれている。矢尻に樹液を塗って使ったからだ。
 また、ジャンピングビーンを作る蛾は、農作物の害虫として知られており、日本への輸入は規制されているらしい。真っ当な方法で輸入するのは難しいと思われる。
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Re: 不思議グッズいっぱい ( No.9 )
日時: 2003/06/16 10:51
名前: ちんじゅう

 調子にのって健康グッズ屋のケンコーコムとも提携しちゃった( 広告について )。

健康食品、化粧品、日用品、健康機器がズラリ

炭石鹸icon
炭歯磨きicon もここで買えま〜す。
送料は一回の注文につき 500円で、
9000円以上買うと送料が無料になるそうで〜す。
でも、石鹸ごとき 9000円も買うわけないって感じがする…ふふふ。
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Re: 不思議グッズいっぱい ( No.10 )
日時: 2003/04/21 10:45
名前: ひろこ

ぴょんぴょん豆動画

http://sugarvc.hp.infoseek.co.jp/107.htm

画像が見られない場合は、
IEの場合三角マークで右クリック、
リアルワンプレイヤーで再生、とすれば見られました。
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Re: 不思議グッズいっぱい ( No.11 )
日時: 2003/05/01 17:28
名前: ちんじゅう

↑ピョンピョン豆、見てしまいました。
豆が動いてるのにもおおっ、となりましたが、ナレーションが激しく謎。支離滅裂な男声にもハテナマークが出まくりだし、ちらっと入っているタラちゃん声の人にも無限の宇宙と人生のはかなさについて尋ねたいです。

炭せっけん

 近所の薬局で 300 円だったので買ってみました(中身の写真)。製造元は地の塩社(熊本県山鹿市)。泡立ちは少なめですが、そんなに気になりませんでした。でも泡の色がすごいですね。炭入りだからあたりまえですが泡が黒っぽいです。いつ洗っても泥遊びのあとに手を洗った時にみたいに黒い泡がたちます。でも、炭の粒子が皮膚に残るようなことはないし、洗い上がりは悪くないです(っていうか普通ですねー)。

 あと、こんなのも買ってみました。東京宝株式会社(静岡県熱海市)の竹炭飴。一袋 300 円。色が黒いので炭入りだとわかりますが味のほうは想像以上に普通でした。

竹炭飴

 炭製品の売り場には「炭を食べると体にいいというのは昔から言われている民間療法」というような説明が貼ってあることがありますよねえ。一体どういう時に炭を食べたんでしょうね。何かの病気の時なのか、とりたてて目的はなく健康のために毎日食べるのか…
メンテ
Re: 不思議グッズいっぱい ( No.12 )
日時: 2003/04/30 20:52
名前: ひろこ

http://unit.aist.go.jp/hokkaido/kendb/F1989/HG89077J.HTM

日本薬局方にもあるから、薬として認知されているんだろうね。
http://216.239.37.100/search?q=cache...
(http://jpdb.nihs.go.jp/jp14/monogra2.htm)

祖母は炭はお腹に良いと言って、
魚の焦げを食べさせようとしたよ、
こんがりは良いが苦いほどのおこげはイヤだ。
メンテ
Re: 不思議グッズいっぱい ( No.13 )
日時: 2003/04/30 21:17
名前: ちんじゅう

↑URL が長いと折り返さないで横に広がるヤツもいるので変えたよ。

 『本草綱目』(中国の本草書)に出てくるものの写真と、現在は何と呼ばれてているか(動植物なら学名も)を書いた本を持っているので引っ張り出してみたけれど、鍋の底についた煤(百草霜)というのだったら出ていたよ。消化不良や止血、産前産後の病、黄疸、ナントカ毒の発狂、そのたもろもろいろんなことに効くと書いてあるけど、内服するやら外用するやらハッキリ書いてないみたい(中国語なのでよくわからん)。基本的に毒消しなのかな。悪いものを吸着して排出してしまうような? 一体どのくらい飲むと効くんだろ。

◎三光丸本店・薬用炭の紹介
http://www.sankogan.co.jp/yakusumi.html
 ここに、薬用炭を使って、丸薬の黒いコーティングをすると書いてあるんだけど、珍獣が買った竹炭飴の姉妹品に、ピーナッツを竹炭でコーティングした真っ黒い物体もあったので、ちょうど同じような使い方なのかも。
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Re: 不思議グッズいっぱい ( No.14 )
日時: 2003/05/02 00:01
名前: 原田 実  <douji@joy.ocn.ne.jp>
参照: http://www8.ocn.ne.jp/~douji/

鍋底の煤は活性炭として作用するため、漢方ではポピュラーな処方のようです。以前、薬科大学の助手だったころ、『西遊記』で孫悟空が医者のもねごとをして作っていた薬の処方について、何の薬かわかりますか、とニフティーの同業者の部屋(当時はまだインターネット以前でした)でクイズとして流したことがあります。で、何か陽性のものが体内に留まっているのを中和する処方でしょう、と即答がありました(その人は『西遊記』そのものは読んだことがなかったそうで)。その孫悟空の処方にちゃんと鍋底の煤が入っていたんですね。ちなみに『西遊記』に基づく正解は、胃腸にとどまったまま消化されないでいるチマキ(もちろん中国のものですからもち米に肉やらナッツやら入ったもの)を下すための処方で、私は答えてくれた人の学識と、『西遊記』という作品の変なところでの細かさの双方に感心いたしました。
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Re: 不思議グッズいっぱい ( No.15 )
日時: 2003/05/02 10:46
名前: ちんじゅう

 パソ通時代のニフティーとは懐かしいですね。でもわたくしはそのころ"も"貧民だったので、定額サービスの PC-VAN にいまちたわ、おほほほ。
 ニフティーはお金がかかるぶん、会員に大人が多いし何かの専門家も多かったみたいですよね。たまに羨ましいと思うことがありました。

 で、窯の煤なんですが「百草霜」で検索していたら、丁度その『西遊記』の処方が出てきて、へ〜と思っていたところなのです。

◎毎日読む小説「西遊記」(ほぼ日刊イトイ新聞)
http://www.1101.com/saiyuki/6-6-4.html
http://www.1101.com/saiyuki/6-7-1.html

 大黄巴豆、鍋炭(百草霜)、馬の小便。『本草綱目』だと馬じゃなく人尿をあげているけれど、馬のも普通に使われてたこともありそう。
 漢方だと、一種類じゃなく、数種類の薬の組み合わせで効果を出すというから、鍋の炭なんかも他のものとの組み合わせで思わぬ効果が出るのかもしれませんねえ。

 悟空は薬を飲ませる時につかう水にもこだわってましたが、これも本当にあっていたみたいですよね。雨水、露、冬の霜、雪、木のうろにたまった水、屋根をつたって落ちてくる水、川の流水、湖の水、井戸水、鍾乳洞の水、温泉、海の水、山のわき水、蒸留水、泥水、牛の足跡にたまった水(!)…それぞれ別の効能があるってことになっているみたい。
 さすがに今はすべてにおいて効果が認められてるわけではなさそうだけど、効果のあるなしより、よくぞまぁ、水ひとつにこれだけの種類をあげつらねて、どう使うべきか考えたものだと感心します。身の回りにあるものに対する強烈な愛着というか、好奇心のようなものを感じますね。

 ちなみに、イトイ新聞で連載されてた『西遊記』は、だいぶ今風(スプートニクが打ち上げられた頃の「今」らしいですが)になってますけど、かなり面白いですよ。
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お口直しに ( No.16 )
日時: 2003/06/15 12:20
名前: 涜神犯人

なんじゃこら大福、なんじゃこらシュー

地元の人の話では、営業不振のお菓子屋さんがウケ狙いで創ったらしいのですが
なぜかロングセラーになってます
ざんねんながらシューのほうは通販していませんので宮崎で食べてください
メンテ

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