四葉キュウリ
(スーヨウキュウリ)

 
四葉キュウリ
 明治時代に中国から持ち込まれた四葉キュウリ。華北系の夏キュウリと呼ばれるものの仲間です。

立派なイボ  普段よく見かけるキュウリは、もっと皮がツルンとしていて固そうに見えますが、四葉キュウリは皮に立派なイボがあります。イボにはトゲが生えているので、手で握るとチクチクします。皮自体は固くはないので、板ずりをしてイボを落とせば丸かじりでもいけます。

 食べてみると、肉質がやわらかくて甘みがあり、いつものキュウリとはまるで別の食べ物みたい。むしろ丸かじりしたくなる味です。


 
 上の写真で皮の表面に白っぽくふいている粉のようなものがブルーム(果粉)です。気温の変化によって自然に出てくるものだそうです。最近のキュウリにブルームがないのは、カボチャの台木に接ぎ木して育てるからだそうです。

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