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沖縄ではよく食べるヘチマ。あちらではナーベラというらしい。本土ではあまり食べないが、江戸時代の文献を見ると「小さいうちに塩漬けにして食べる、あるいは味噌をつけてあぶって食べる」(本草図譜)などとあるので、多少は食べたのかもしれない。どちらかといえば、ヘチマ水を化粧水や薬にしたり、熟した実からタワシにするのが一般的な使い方。 |
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意味もなくアップで写してみた。 |
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皮をむいて豚肉と一緒に炒めてみた。実がぐずっとして味をよく吸い込む。ヘチマでタワシを作ったことのある人は「あのスジっぽいものが食べられるの?」と思うかもしれないが、熟す前の若いヘチマは意外なことにやわらかくて美味しい。 |
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4年くらい前に横浜のサカタのタネ直営店でトカドヘチマの種を買った。その年は種を蒔いたとたんに住んでいたアパートが改装工事に入ってしまい、プランターが日陰におしやられて結局育たなかった。 その時の種がずーっと残っていて、もう発芽しないだろうとあきらめつつ蒔いたら、このとおり芽がでてきて……
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こーんなに大きくなった(クリックでキュウリとの比較写真)。途中で入院などしてまるで世話できなかったから、大きいのは見た目だけで、実はあんまり発育がよくない。食べるとこ少なそう。 |
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このとおり、種のまわりの綿ばっかりで、果肉がほとんどない。発育が悪いのが幸いして種がまだ若いので、ざっと皮をむいて種ごと切り刻んで炒めて食べた。もうちょっと育ちのいいのを食べてみたいんだけれど、残念ながら種がもう残ってない。 |
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