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自作の化粧水

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 生のハーブをもらったので化粧水を作ってみました。薄いアルコールの香りに青っぽい草の香りが混ざって爽快です。ためしに100ml*2ほど作ってみたけど、これならもっと沢山作ってお風呂上りにばんばん使っても良さそう。

●化粧水の作り方…100ml作る場合
下記の材料を混ぜるだけ。冷暗所に置けば3〜4カ月保存がきくそうです(そんなに置いたことないけど)。
|消毒用エタノール 15ml(大さじ1杯)
|グリセリン 5ml(中さじ1杯=小さじ2杯)
|精製水 80ml

 エタノールもグリセリンも普通の薬局で買えます(身分証明書等は不要です。劇薬じゃないので)。エタノールはウォッカで代用しても可。

 アルコールにアレルギーのある人は、材料を水で煮出したものにグリセリンを混ぜるだけでもいいんだけど、その場合は日持ちが悪くなるので早めに使うこと。

 材料を混ぜるときはプラスチックなど樹脂製の容器は使わないこと(ものによってはエタノールで溶ける場合があるので)。ガラスや陶器のコップを使えば大丈夫。水を加えたあとは度数が落ちるからプラスチックの瓶に入れても平気。

 香りをつける場合、生のハーブなら刻んだものを小さじ1〜2杯にエタノールを注ぎ一晩置いてからグリセリンと水を加えて漉す。

 乾燥ハーブなら刻んで小さじ1杯ほどの量を水で煮出してエタノールとグリセリンを加えて漉す。

 使えそうな材料:ミント類、レモンバーム、サフラン、タンポポの花、菜の花、カキドオシの花、ハイビスカスの花、ドクダミ全草、青ジソ・赤ジソ、バラの花、柿の葉、ヨモギ、キクの花、クズ(葛)の花、トウモロコシのヒゲ、ベニバナ、カボチャ・ヘチマ等ウリの花、玄米・黒米など色のついたお米、黒大豆・大豆、カリン、ユズの種、ユズ・ミカン・レモン等柑橘類の皮……などなど。皮膚に良い、または害のないもので色や香りのつくものならなんでも可。

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 レモンバームもアップルミントも同じシソ科なんだけど、抽出されたエキスはこんなに色が違うの。化学の実験みたいでおもしろーい。


 ってなわけで太陽がでてきたので今日もそこらを歩いてくるよ、ピカチュウと。

柴田 2006年11月19日(日)10:57

僕もこの前、繭で作りました。植物で作るのも楽しそうですね。
繭も種類によってエキスの色が違いました。

珍獣ららむ〜 2006年11月19日(日)20:06

 繭! その手があったかー。シルクは肌にいいっていうもんね。↓とか見ると水で煮れば蛋白質が溶け出すみたいだから難しくなさそう。
http://www.kinumayu.com/kesyosui.htm

 あっちこっち検索してみると、シルクの成分で保湿、殺菌などの効果が期待できるのは水溶性蛋白質のセリシンで、セリシンのみを分泌するセリシンホープという蚕の品種まで作られてるって……昆虫の品種改良ってモノスゴイわね。繭の成分まで変えちゃうのかー。セリシン水溶液にエタノールを添加するとゲル化するという性質もあるみたい。へー、なるほど。だから抽出するには水で煮るのがいいわけね。

柴田 URL 2006年11月19日(日)23:28

セリシンホープは特許が認められたというヤツですね。飼ってみたいのですが手に入れるのはかなり難しそう。
ゲル化するんですか、実験してみたいです。セリシンホープ以外にもセリシン繭を作る系統がいるみたいなので探してみます。