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またもや虫食いのお話

 江戸川土手に虫を取りに行きました。そんでもって食べました。天ぷらにして。また虫なのか。ええ虫なんです。イナゴの季節だし、いろんな食べ方をしてみたいんだもの。

 前日まで雨模様でしたが、日曜日は晴天ですてきな虫取り日和です。獲物はハネナガイナゴ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、セスジツユムシ、トノサマバッタ(小型)。大きなトノサマバッタを何匹か見ましたが、反射神経が鈍いので小さいのしかとれませんでした。

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 木綿のフキンでこんな袋を縫ってみました。捕まえた虫を放り込みます。そんでもって袋ごと茹でちゃってみました。公園でイナゴ取りをしてるお婆ちゃんがイナゴ袋を持ってたのでマネをしてみたわけです。

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 ゆであがった虫です。イナゴとトノサマバッタは赤黒くゆであがるのに、ショウリョウバッタ・オンブバッタ・セスジツユムシはほのかに色づく程度です。何が違うの?イナゴとトノサマは足がかたいので、茹でたあととったほうが口触りがいいみたい。

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 トノサマと大きめのイナゴは串揚げに。その他はタマネギと一緒にかき揚げにしてみました。ツユムシ類は体つきが華奢(きゃしゃ)なので、足をとらずにかき揚げにしても、サクサクいい感じの歯ごたえです。

 バッタ類は味より食感ですね。これといって匂いもありません。天ぷらにしちゃうと川エビやサクラエビとあまり変わらない感じ。うま味で言えばセミの幼虫やカイコのさなぎのほうが美味しいです。

 それはともかく写真がダメ。夜、部屋の中で写すとどうしてもこうなっちゃうんですよ。次回があるとしたら午前中にとってきて明るいうちに調理って感じでやってみます。どうせなら美味しそうに写したいので。


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