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珍獣の食卓wiki「タイサイ」 - 体菜類(チンゲンサイなど)の仲間について

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体菜類(チンゲンサイなど)の仲間について
&br;[[珍獣の館TOP>http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/2648/index.html]]>[[珍獣様の博物誌>http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/index.html]]>[[珍食目次>http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/00_index.htm]]>[[この記事のオリジナル>http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/tngn_a.htm]]

,和名, タイサイ(体菜) 
,別名, 葉柄が白いのはパクチョイ &br;葉柄が薄い緑のものはチンゲンサイ 
,学名, '''Brassica rapa'''(Chinensis Group) &br;'''Brassica chinensis''' とされることもある。 
,科名, アブラナ科 
,沖縄口,   
,アイヌ語,   
,中国名, 白菜、小白菜…パクチョイのこと &br;青梗菜…チンゲンサイ 
,英名,   
,エスペラント, 
,その他,   
,花,   
,原産地, 中国 
 
* タイサイのあれこれ 

- タイサイ(体菜)というのは明治の頃に日本に入ってきた結球しないハクサイにつけられた名前である。語源はよくわかっていない。タイサイのうち茎の白いものをパクチョイ。茎が緑色のものをチンゲンサイという。植物学的な分類ではアブラナ科アブラナ(Brassica)属でカブやコマツナと同種ということになっている。
 
- タイサイ類は中国揚子江中流域以南で栽培される大衆野菜で、茎が長いのを長梗、短いのを短梗、白いのを白梗、緑のものを青梗などと呼ぶそうだ。日本には明治時代に長梗で茎の白い系統のものが導入され、その後、第二次世界大戦前にも白梗系のものが導入された。 
 また 1972年の日中国交回復後に青茎のチンゲンサイも導入された。農林水産省は白いのをパクチョイ、緑のものをチンゲンサイ(青梗菜)と呼び分けるよう取り決めた。 

- チンゲンサイ(青梗菜)&br;
 チンゲンツァイ、チンゲン菜など、表記はさまざま。青帝、長陽などの品種がある。葉柄は薄い緑で葉は丸く杓子のような形。
 
- パクチョイ(白菜)&br;
 別名:小白菜、シャクシナ(杓子菜)、ホテイナ(布袋菜)、サジナ(匙菜)
 
- 雪白体菜、二貫目体菜などの品種がある。&br 
- 雪白体菜、二貫目体菜などの品種がある。&br; 
 チンゲンサイに似て葉柄が白い。葉は杓子のように丸い。パクチョイは白菜の広東語読みで、結球する白菜と呼び分けるために小白菜とも表記される。 

- 現在はほとんど栽培されていないが「つまみ菜」という名前で流通しているのは、雪白体菜(せっぱくたいさい)の若い芽である。つまみ菜は、ダイコンやコマツナを栽培する時に間引いた芽を売ったものだが、今はつまみ菜にするために雪白体菜を栽培している。江戸川区葛西地区の特産である。 

- サントウサイ(山東菜)&br;
 別名:サントウナ、ベカ菜(べかな)。ベカとは小さいという意味らしい。明治 8 年に中国の山東省から導入された。葉柄は白く、葉は薄い緑で波打っている。丸葉系と切葉系のものがある。 
 ひょっとするとこれのことは体菜といわず、不結球白菜と言うかもしれないが、チンゲンサイもパクチョイも不結球白菜なので参考までに。

- サントウサイの系統と、パクチョイの系統をかけあわせてシロナ(白菜)というのも作られたらしい。現在はほとんど栽培されていない。
>※関西ではポピュラーな野菜。様々に調理できるが「しろなとあげのたいたん」が一般的。(オオサカシロナ、天満菜)
&br;※関西ではポピュラーな野菜。様々に調理できるが「しろなとあげのたいたん」が一般的。(オオサカシロナ、天満菜)
 
**タイサイにまつわる言葉
 
 準備中 
    
*珍獣様が食した体菜 

[[チンゲン菜花、つまみ菜>http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/tngn_b.htm]]