これらをみつけた時、珍食の各ページに書く場所がなかったらここにメモしておくこと。
福音館書店『だまされたトッケビ』より
トッケビは韓国の妖怪で、日本の河童や天の邪鬼や山姥、鬼などを足して割ったような性格をしている。その姿は大男だったり、子供だったり、女性だったりと様々である。
あるニートで引きこもり的な男は両親に見捨てられて山に迷い込み、女のトッケビと出会った。しばらく一緒に暮らしていたが、男は急に母親に会いたくなり家に帰ると言い出した。トッケビは土産だと言って、尻をたたくと金をひり出す馬をくれた。
帰る途中で立ち寄った宿で「決して馬の尻を叩かないでほしい」と言って馬をあずけるが、宿屋の主は馬の尻から金が出ることに気づいて別の馬と交換してしまう。
家に帰り着いた男は、両親の前で馬の尻を叩くがクソしか出てこない。再びトッケビのところへ戻り、一緒にくらしはじめるが、また母親に会いたくなり、家に帰ることにした。今度もトッケビは土産だと言って命令すると独りでに暴れ回るこん棒をくれた。
男は宿屋でこん棒をあずけ「この棒に叩けと言わないでほしい」と頼んだ。宿の主は今度も宝が出てくると思い「叩け」と命令してしまう。こん棒は独りでに暴れ回って宿屋の主をめった打ちにした。男は宝をひりだす馬を取り戻し、両親の待つ家に帰った。
こうして男は大層なお金持ちになったが、あまり何度も馬の尻を叩き続けたので、ある日とつぜん馬が燃え上がり、男の家もろとも燃え尽きてしまった。金が積み重なっていた場所には葉っぱが馬糞の形をした草が生えるようになった。それが、馬糞草(オオバコ)のはじまりである。
フランスではマッシュルームの成長が早いことから成金のことをシャンピニオン・ド・パリ(マッシュルーム)と呼ぶ。(世界ふしぎ発見)。
道元は、その老僧をただの使い走りと思い、軽い気持ちで中国仏教についてたずねたところ、老僧は非常に深い知識をもっており、なぜこのような下働きをしているのかわからない。
「あなたのようなお年寄りが、一体なぜ下働きなどしているのですか。そのような仕事は若い僧侶にまかせ、読経や座禅にはげまれてはいかがですか」
道元がそのように言うと、老僧は高らかに笑って「あなたには修行の意味が何もわかっていない」と言い、帰ってしまった。
なお、老僧が買いに来たものは、桑の実だったという説もある。
ゴマの果実はサク果といって、種が熟すとしぜんにひらくことから「ひらけゴマ」という言葉が生まれた(所さんの目がテン!)
※いずれも俗信なので効き目は定かではないし、ご飯を飲み込むのは逆効果とも言うので要注意。
上記をみつけたら軽くメモしておく。
>Bogong Moth(ボゴン・モス) 学名:Agrotis infusa http://bugs.bio.usyd.edu.au/Entomology/importance/imagePages/bogongMoth.html http://www.agric.wa.gov.au/content/pw/ins/pp/gc/fn059_1994.htm ↑これだとすると、ヤガ科の虫で、見た目からしても日本で言うとヨトウムシに近いですね。ただ「生だとエビ、ローストするとナッツ」という表現を聞くと Agrotis infusa じゃない気がしますねえ。英語の昆虫名はしばしばなんかの総称だったりしますし。
↓たとえばコレ(Witchetty grub)のこともBogong Mothと書いているサイトを見ました。 http://images.google.com/images?lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=Witchetty%20grub&um=1&sa=N&tab=wi http://www.ento.csiro.au/aicn/name_s/b_1510.htm Witchetty (Wijuti) Grub 学名:Endoxyla leucomochla
学名は目安で、これに近い虫を全部ウィチェッティと呼んでいるかも。ボクトウガ科(Cossidae)の虫です。「美味しんぼ」でアボリジニが食べると紹介していたのはこっちです。