トウガンの仲間について
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和名 | トウガン(冬瓜) |
別名 | とうが(冬瓜) かもうり(加毛宇利、氈瓜) |
学名 | Benincasa hispida |
科名 | ウリ科 |
沖縄口 | シブイ スブイ |
アイヌ語 | |
中国名 | 冬瓜 毛瓜、節瓜(ともに未熟果) 冬瓜子(種) |
英名 | White Gourd Wax Gourd winter melon |
エスペラント | beninkaso(学名に由来) |
その他 | 동아(韓国:トンガ) ฟักมน(タイ:ファック・モン) |
花 | 夏 |
原産地 | インド、東南アジア |
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冬瓜の花は咲いても百にひとつ
冬瓜の徒花(とうがんのあだばな)
無駄が多いことのたとえ。冬瓜は、ひとつの株にたくさんの花をつけるが、そのうち実になるのはほんの少しだから。「親の意見と茄子の花は千にひとつの無駄もない」の逆。
ビルマの雷よけ
ビルマ(ミャンマー)では雷よけにトウガンを柱のそばにおく(弘文堂『東南アジア市場図鑑』より)。
冬瓜は悪臭を吸う
またビルマでは悪臭を吸うとも言われ、死体を安置した部屋には必ずトウガンを置く。悪臭を吸ったトウガンは指で押すとグチャっと潰れるほどやわらかくなるという(弘文堂『東南アジア市場図鑑』より)。