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昨夜の月蝕写真

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▲蝕の最大の頃(20時ちょい前)。カメラの設定だけでは薄暗い何かしか写らなかったので、画像処理して露出を上げました。

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▲皆既食が終わった直後くらい。20時25分ごろ。

 このへんまではおおよそ5分ごとに撮影してたんですが、雲が出て月が隠れたり、カメラをマニュアルモードにしてあるのにF値やシャッター速度を変えられなくなるなどのアクシデントに見舞われて(何かのタイミングで感度が固定されてしまうとかが原因みたい)、あきらめて夕飯食べてしまいました。

撮影地:葛飾区水元某所
カメラ:FINEPIX HS10(コンデジのやや高機能なやつで一眼じゃないです)


 撮影しながらツイート読んでたら、月蝕の何が面白いんだ、なんて話題が出てたけど、いや面白いでしょ。だってこれ地球の影なんですよ。

 手をふったら月に自分の影が…いや、それはないけど、今自分がいるこの地面の影が、空にうかんでる月に落ちてるのは、そうとう面白い。月にウサギがいたら、地球の影を踏めちゃうんだから! まあ、日蝕の時は、逆に月の影を地球人が踏んづけられるんだけど。

 同じようなドキドキを、前に筑波山でも味わったことがある。あの山は平野に突然バーンと立ってるから、てっぺんから下を見下ろすと、山自体の影が平らな地面に落ちてるのが見えるのよ。

http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=622
 これがその時の記事ですが、今自分が立ってる巨大な山の影なんだと思うと、妙な感じがするものですよ。あたりまえだけど、ちゃと山の形になっているしね???

 山の形に影が出来るのとおんなじで、月蝕の時、月に映る影は丸いでしょう。それは地球が丸いってこと。

 そんなのあたり前?

 でも自分の目では丸い地球を見た事ないじゃない。宇宙から写した写真を見て知った気になってるだけ。それが見える瞬間が月蝕なわけ。


月蝕=月食

 昔は「月蝕」と書きました。

 蝕む(むしばむ)という字が当用漢字ではないので今は月食を使うのですが、じわじわ欠けていく様子が食より蝕のほうが似合っているので、月蝕・日蝕を愛用しています。

タグ:空と雲

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  • 2014年10月09日(木)18時57分
  • 日記

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