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金沢旅行初日(1月4日)

 なかなか整理がつかず、だらだらしてしまいましたが金沢旅行記です。写真は改めてみると写りが悪く、一体なにやってたんだって感じもしますが、とりあえず見られる感じのものをはっておきます。やっぱりカメラ買わないとなあ。

金沢駅前

 金沢到着は15時半くらいでした。10分かそこらの遅れはありましたが、意外に予定通り到着しました。日本の鉄道はほんとうにすごいと思います。

 この日(1月4日)の金沢は、元日に降った雪があちこちに残っていましたが、雪ではなく雨が降っていました。そんなに寒くはなかったのに、駅の待合室は強烈な暖房が入っていて、二言目には暑い暑いと口走るほどです。金沢のひとたちは寒がりなんでしょうか。

 待合室で宿の予約をしようと思い、iPhoneを見たら電波が禿げ上がっている(電波が弱い)のでびっくりしました。駅の待合室なのに酷いと思ったので後でソフトバンクのtwitterアカウントに「禿げてるよ」とツイートしてしまったほど(近いうちにアンテナが増えるというお返事をいただきました)。

 同行したともだちが「たしか金沢駅には禿オヤジの無線LAN(Softbankのモバイルポイント等のこと)が来ているはずだから」といってノートパソコンで電波を拾おうとしていましたがこちらもうまくいきません。売店のお姉さんに「無線LANが来ている待合室はどこのことですか」と聞いてみたら「それはここのことではありません(きっぱり断言)」と言われてしまいます。

 結局、携帯でサイトを見に行ったら、金沢駅の無線LANはアクセスポイントの名前みたいなのを自分で手打ちして探さないとみつからないようになってるそうです。禿しくめんどくさい。

 そんなこんなでなんとか楽天トラベルにアクセスして安いビジネスホテルを予約しました。楽天ポイントがたまっていたので、全部つぎ込んで、この日は「ほとんど」タダでした。ほとんど、というところが味噌で、のちのちややトラブルになるのですが、それはあとで書きます。

 まだ16時前ですから、宿に直行するには少し早い時間です。かといって市街地の観光は微妙なので、湯涌温泉(ゆわくおんせん)というところへ行ってみることにしました。公衆浴場があること、バスがちゃんと走っていることなどを条件して、出かける前に探しておいた温泉街です。

 事前調査のとおりバス停に行ってみると、巨大なやかんのオブジェがあり度肝をぬかれました。

金沢駅前
▲バス停の近くにあったオブジェ。なんですか、この巨大なやかんは。


湯涌温泉

金沢・湯涌温泉
 湯涌温泉は駅からバスで40分くらいのところにあります。市街地より少し山を上ったところにありました。わたしは群馬育ちなので、山といえばもっと険しくてヘアピンカーブをいくつも越えて上っていくようなところを想像したのですが、そこまで山深くはありませんでした。ただ、市街地で雨だったのが、湯涌温泉では雪だったので、それなりに標高差があるみたいです。金沢駅からここまでバスで580円でした。

 湯涌温泉は小さめの温泉街だと思います。伊香保なんかよりずっと小さいんです。旅館がいくつかあって、料亭なんかもいくつかあるみたいです。あと、竹下夢二が逗留したことがあるとかで、夢路の資料館みたいなのがあります。ちょうどセノオ楽譜の展示をやってたそうで、ちょっと見たかったのですが、到着したのが17時ちょっと前だったのでやめました。

 バス停からてくてく5分くらい歩いたところに白鷺の湯という総湯(そうゆ)があります。総湯というのは公衆浴場のことだそうです。残念ながらかけ流しではなく循環式ですが、まわりの旅館に来ているのと同じ温泉だそうです。大人350円也。石鹸やシャンプーは用意されていないので、体を洗いたい人はお風呂セットを持っていった方がいいです。もちろんタオルもお忘れなく。

 平日だったのですがやけに大人気でお客さんがたくさんいました。温泉は無色透明で、たぶん匂いもないと思います。浴室に甘ったるい香りが漂っていましたが、たぶん誰かが使っている石鹸の匂いでしょう。言われないと沸かし湯みたいなんですが、あきらかに体が温まるので間違いなく温泉です。

 わたしはのぼせやすいたちなので、適当なところで体を洗うふり(石鹸をもっていないので)でもしようと思っていましたが、お客さんが多すぎて洗い場がまったくあきません。あたりを見回したら露天風呂への出口があったので移動してみました。

 露天風呂といっても屋根があり風よけもあったので半露天なのですが、入ってみたらやけにぬるく、ぬるいだけじゃなくカルキ臭が強すぎて、早々に屋内に逃げ込みました。

 屋内でまた少しお湯につかっていましたが、結局洗い場があきそうもなくて、のぼせそうなのであきらめて出ることにしました。

金沢・湯涌温泉
 ご当地サイダーがあったので飲んでみました。柚子小町、1本200円です。柚子のかおりがさわやかなサイダーで、とても美味しかったです。
 
 白鷺の湯を出て、まだ雪がちらついていましたが、事前に調べておいた高尾食堂に行ってみました。ほんとにごくごく普通の食堂です。ラーメン、そば・うどん、丼物、カレーなどがあります。わたしはオムライスを注文しました。600円也。
金沢・湯涌温泉


◎湯涌温泉
http://www.yuwaku.gr.jp/
 金沢駅からのバスの時刻表や、白鷺の湯の説明などいろいろあります。

東横イン

 再びバスに乗って金沢市内にもどりました。宿が香林坊というところにあるので、運転手さんにどこで降りたらいいか聞いてみたのですが、もしかすると兼六園下で乗り継げるかもしれないので、バスがいたら教えてあげるよってとても親切にしてもらいました。残念ながらお目当てのバスがいなくて、武蔵というところで降りました。

 武蔵からだと香林坊まで歩けそうな気もしましたが、不慣れなのと荷物があるのとで、もうひとつバスに乗りました。今夜の宿は香林坊のバス停のすぐそばにある東横インです。

 最初に書いた通り、楽天トラベルから予約して、ほとんどをポイントで支払い、残りをネット決済でカード払いしたはずなのですが、なぜかフロントでポイント分を除いて○○円ですと請求されて、そんな馬鹿なって感じでした。調べてもらったらネット越しに支払いがあったことが確認されて、まあ良かったんですけど、あやうく二重に取られるところでした。

 そんな些細なトラブルはありましたが、東横インは安いので翌日もここに決めました。金沢駅の暖房がものすごいのにも驚きましたが、ホテルも激しい暖房でした。普通のエアコンだけで暑いのに、オイルヒーターまであって、やっぱり金沢の人は寒がり屋さんなのかなと思いました。

(つづく)

タグ:2011年1月金沢旅行

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  • 2011年01月28日(金)16時10分
  • 日記

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