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中国茶のノート
日時: 2003/03/03 20:59
名前: ちんじゅう

 中国茶を飲んだら記録しましょう。
 どこで飲んだか、味はどうだったか。

 いわゆるお茶だけでなく、薬草茶のようなのも含みます。また、韓国やアジア諸国のお茶もこのカテゴリーに含めていいです。
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大紅袍(だいこうほう) ( No.1 )
日時: 2003/05/05 10:22
名前: ちんじゅう

 日記にも書きましたが、西葛西の誠心堂という漢方薬局にある茶館で「大紅袍(だいこうほう)」というのを飲みました。福建省の青茶だそうです。

 むかし、偉い人が病気になり、このお茶を飲んで回復したことを喜んで、茶の木に赤い袍(ほう:上着)をかけて感謝の式を催したということです。その木には名前がなかったので「大紅袍」と名づけられました。

 福建省には樹齢三百年を越える大紅袍の茶樹があるそうですが、昨日飲んだのはその木から別のところへ「移植したもの」とお店の人が言ってました。
 いえ、いいんです。美味しければ。三百年の茶樹じゃなくても。

 茶の色は薄茶色で、渋みがあまりなくて美味しいです。
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スジョンガ(水正菓) ( No.2 )
日時: 2003/03/03 21:26
名前: ちんじゅう

 これまた日記に書きましたが、百人町(新宿)の「いなかや」で、スジョンガ(水正菓)という韓国のお茶を飲みました。水晶果という字をあてることもあるみたいです。
 お茶といってもいわゆる茶の木から作るものじゃなく、肉桂(シナモン)と生姜を煮出して砂糖で甘くしたものだそうです。辛いものを食べたあとに冷たく冷やしたスジョンガを飲むとさっぱりします。松の実を散らしたり、小さくちぎった干し柿を入れたりもするそうです。日本の冷やし飴にすこし似てる。

 韓国では缶入りで売ってるらしいです。
 ↓こんなやつ。このページの下の段の真ん中の写真。
http://www.netlaputa.ne.jp/~junching/gurume/ko/drink/dri.htm
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美的減肥茶 ( No.3 )
日時: 2003/03/04 20:10
名前: ちんじゅう

 普段飲んでるものなのでメモ。

 ユーワという会社から出てる健康茶です。スーパーにはなくて薬屋さんで売ってます。 3g * 80 袋で 3000 円。ひと袋で麦茶用の瓶いっぱいのお茶ができます。

 原材料には「美的減肥茶 100%」と書いてあるのでかなりあやしげですが、痩せる化学物質を添加してるわけじゃなさそうです(日本食品分析センターの分析試験成績表もついてます)。

 雲南省で栽培されたお茶を長期間発酵貯蔵した陳茶(ヴィンテージもの)とのことです。味からしてもプーアルなどの黒茶のたぐいだと思います。

 中国茶は、買うたびに味が違ったりするのが悩みですが、長期貯蔵したものだけあって安定した飲み口です。渋みもほとんどないので、たくさん作って冷やしておけば、水代わりにガブガブ飲めます(でも、中国茶って熱いの飲まないと体にいい成分が効かないともいいますが)。

 名前のとおりダイエット用らしいです。でも、これだけで痩せるのはたぶん無理。わたくしぜんぜん痩せないも〜ん(冷やして飲んでるせいか?)。これで 5kg 痩せて体験談を送ると謝礼がもらえるそうです。謝礼ってなんだろう。減肥茶一年分とかだったらそれはそれで嬉しいですわ。美味しいし。
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甜葉菊 ( No.4 )
日時: 2003/03/04 23:26
名前: ちんじゅう

 前に「南米のステビアも植物版の UMA みたいなもの」なんて話をしてた気がするのですが、どうも昨今はステビアも中国雲南省で栽培されているのです。うちでもベランダにはびこらせたことがあるくらいで、かなり丈夫な植物です。たぶんどこへ持って行っても育ちますね。

 中国の名前は「甜葉菊」というらしいです。甜は甘いという意味。ステビアはキク科で葉っぱが甘いから甜葉菊というわけ。甜葉菊 100% じゃなく、烏龍茶かなにかにブレンドしたのをティーバッグで売ってることが多いです。

 ステビアの花は白くて小さいんですけど、なぜか甜葉菊のパッケージには春菊の花みたいな黄色いやつが印刷されてることが多くてかなりあやしいです。
 しかも、中国人が適当に売ってるのか、はたまた日本の輸入業者がバカ、いや無知(おなじだっつーの)なのか、バラ科の甜茶と同じ薬効成分を説明して売ってたりします。もう滅茶苦茶(^o^;
 こういう混沌が楽しいなんて言ってられるうちはいいけれど、痩せるお茶に劇薬が入ってた例もあることだし…ねえ?

 ところで、ふつうならステビアの葉にお湯をそそいでも、甘みはお湯に溶け出さないんですよ。なのに、甜葉菊のお茶はかなり甘いです。ひょっとしたら甘草かなにか、別の薬草もまざっているのでしょうか。このあたりもかなりあやしいです。美味しいけど。
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霊芝紅茶 ( No.5 )
日時: 2003/04/19 11:04
名前: ちんじゅう

 うちには変なお茶がけっこう転がっているのですが、何が変って、中国製の霊芝入り紅茶というのが変。霊芝というのは茸の一種で薬になるもので、これを粉末にして紅茶に混ぜてあるらしいのです。

 いくら健康にいいからって紅茶に茸かよと、つっこみたくはなるのですが、美味しければ問題ないんです。ところが、このお茶、紅茶らしい香りがほとんどしなくて美味しくない。かといって不味いと言い切るほどインパクトのある味でもありません。これじゃネタにもなりゃしない。

 安かったのでいいのですが、大量に入ってて飲みきるのに 1 年くらいかかってしまった…もう絶対買わない。
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正山小種 ( No.6 )
日時: 2003/04/01 17:47
名前: ちんじゅう

 横浜中華街で買ってきた茶葉です。

 正山小種は、武夷山で取れる茶葉を全発酵させたもので、紅茶のカテゴリーに入るお茶だそうです。でも西洋の紅茶とはまるで違う味わいです。仕上げに松柏のチップでいぶしてあるので薫製にしたチーズの香りがします。


 これと同じ香りの緑茶も飲んだことがあります。その時はなんの香りなのかわからず首をひねったのですが、まさかお茶っ葉を薫製にしてたなんて思いもよりませんでした。言われてみれば煙たい香りです。
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東方美人 ( No.7 )
日時: 2003/04/07 20:07
名前: ちんじゅう

 一昨日、また西葛西駅のそばにある茶房(というか漢方薬局)に行きました。今日たのんだのは東方美人というお茶。

 東方美人という呼び名の他に、何か別の呼び名もあったはずなんだけど忘れました。烏龍茶などと同じように青茶に分類されるものですが、香りや味は紅茶に近いです。

 ほんとうにいい具合のお茶にあたると、えもいわれぬ香りがするのですが、今回のはわりと普通でした。普通に美味しかったので、まあよし。

 そういえば、中国では茶摘みの季節なので、どっちかっていうと発酵の浅い緑茶のたぐいを飲むべきだったのかも…いや、あの店で新茶は出ないかな。
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センナのお茶 ( No.8 )
日時: 2003/05/09 20:24
名前: ちんじゅう

 薬屋さんで売ってるセンナのお茶を飲んで下痢をした…あたりまえか、下剤だし。お茶代わりに普通に飲める味なんだけど、もともと便秘症ではないのに飲んだわたくしがばかでちた。うぎゅう。

 逆に言えば便秘の人にはわりかしおすすめかも。説明書にはとろ火で 15 分くらい煎じるって書いてあったけどそれは大変だから、麦茶を作るときの瓶にティーバッグをつっこんで、熱湯を注いで作るといいかもね。
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Re: 中国茶のノート ( No.9 )
日時: 2003/05/14 18:58
名前: ちんじゅう

 ユーワの美的減肥茶が切れたので、いつも行く薬屋さんに買いに行ったら品切れだった。他のメーカーのプーアル茶を買ってもいいけれど、こんなところで外すくらいなら中国茶専門店で買いたい。

 チベットで取れる雪茶というのも気になっていて、一度飲んでみたいんだけど、けっこう高いので悩む。ティーバッグ 1 個につき 100 円見当。ちょっと高いなあ。体をあたためるお茶だというし、買うなら冬にしよう。

 そんなわけで、薬屋さんではお茶を買わず、近所にある業務用食材の店に行った。飲食店で使ってる大容量の調味料なんかを売ってる店だ。ここはうまく使うといろんなものが安い。ヘタをすると使い切る前に大半を腐らせるんだけど。

 ジャスミン茶の茶葉があったので買った。ティーバッグではなく、大きな袋に茶葉を詰めてあるやつ。飲みきる前にしけってしまいそうな気はしたけど、安いからそれでもいいかと思った。

 こんなところで買った茶葉では大したことないだろうと思ったら意外にもいける。茶葉を出汁をとるときに使う濾紙の袋にいれて、麦茶用の瓶で大量に作った。こんな乱暴な作り方をしてもそれなりに美味しい。業務用、バカにできないなあ。
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